フォト

おすすめ本

「若様とロマン」

畠中恵「若様とロマン」講談社

若様組シリーズ3作目。
これで終わりなのかな?

江戸の時代には武家の跡継ぎだった若様たち。
もはや家には録もないのに身内は多く抱え、警察官に。
しっかり者の長瀬や腕の立つ園山をリーダー格に、同じような出身の若者たちが、若様組と自称していました。

沙羅は、成金の小泉商会の一人娘で、行動的な女の子。
居留地で育った皆川真次郎は、西洋菓子職人。沙羅と長瀬と3人は幼馴染で、若様組の面々とも親しくなります。
ある日、小泉商会の当主が彼らを集め‥?

富国強兵の明治の世。
戦争の足音が近づく時代に、小泉が考えたこととは?
きなくささを感じる時代背景とは裏腹に、主に描かれるのはなんと、若者たちのお見合い騒動。
確かに、それは大事かも!
仲間を増やし、人脈を作ることを目指したんですね。

時代色を生かした、ちょっとした事件を解決するうちに、それぞれの人生は違う方向へとスタート?
父親の思惑をすっ飛ばすような沙羅の行動力が頼もしい。
ある意味では父親の願う雄飛そのもの?

話のスケールが大きくなったり縮んだりしつつ、主役級の行く末は(方向性はあるけど)はっきりとまではしないのが好みなのかな?
続きがあるとすれば、楽しみです☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「なりたい」

畠中恵「なりたい」新潮社

しゃばけシリーズ、第十四弾。
若だんなと妖怪たちのほのぼの和風ファンタジー。

長崎屋の若だんな・一太郎は、今日も離れで力いっぱい寝込んでいます。
なんとか許婚も決まって(相手が幼いので祝言は当分先だけど)、店に出て一人前に仕事をしたくてしょうがないのですが‥
若だんなだけが大事な手代の兄やたち(妖怪です)は、病弱な若だんなのために、神様まで動員してしまう。
もてなしに案外ご機嫌な神様達なんですが、ご利益があるだけに、下手すると怖い存在。
この神様の設定?がユニークで面白いですね。
来世で何になりたいかときかれて、若だんなは悩みまくります。
神様に気に入られる答えは見つかるのか?

それぞれに、なりたいもの、とは。
妖になりたい、人になりたい、猫になりたい、親になりたい‥
味わいの違う問題が次々に現れ、寝込みつつもその謎を解いていく若だんな。
微笑ましくも、切ない願いと、時にほろ苦い展開。

生まれつきゆえに病弱で長生きは出来そうにない若だんな。
たとえ長生きしたとしても、寿命がなきに等しい妖怪たちとはいつか別れが来る‥
のほほんとした雰囲気が魅力のシリーズなんですが、時おり寂寥感も漂います。
そのあたりの見通しもいくらか、希望の持てる印象に変わって来ましたね。
のんびり、少しずつ、成長していく様子。
来世まで繋がる思いに、ほっこりします☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「うずら大名」

畠中恵「うずら大名」集英社

畠中さんの時代物。
江戸時代ならではの事件がおき、妖怪は出てきませんが、若き日の仲間だった二人のコンビと、うずらの活躍に楽しさがあります。

高田吉之助は江戸で辻斬りに狙われたとき、現れたお武家と鶉に命を救われます。
口は悪いがやたらと見目が良く、腕も立つお武家の有月は、木綿の着物姿で気さくに行動していますが、じつは大名家の人間。
吉之助とは、かって同じ道場で剣を学んだ仲間でした。

長男だけが家と財を継ぎ、次男以下は部屋住みの身で、養子の口がなければ結婚もままならない時代。
どちらも長男でなかった二人は、十数年後、たまたま跡継ぎとなって再会したのです。

巾着に入って連れ歩けるよう躾けられた真っ白な鶉の佐久夜は勇猛果敢な性格で、人の言葉がわかるよう。
ポイントで活躍し、華を添えています。
いまや村名主の豪農となって大名に金を貸すほどの立場となっている吉之助ですが、相変わらず泣き虫で動転しやすいお人よし。
有月に振り回されつつ、豪農の不審死事件に巻きこまれていきます。
吉之助の姪の結婚話や、肥料の取引の問題など、ひとつひとつの出来事を解決しながら、しだいに見えてきた大きな陰謀が‥?

百姓、商人、大名という立場の違い。
身分制時代にはたいそうな権威のある侍身分ですが、大名でさえ内実は経済的に苦しい。
なぜそうなったのかという説明もあり、それぞれの苦労がよくわかります。
事件は現実味がありビターで、切なさのある結末。
有月のキャラと鶉の佐久夜が光ってます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「まったなし」

畠中恵「まったなし」文藝春秋

まんまことシリーズ。
江戸時代の庶民の話で、妖怪は出てきません。
畠中恵さんの作品としては、恋愛色が強いですね。
中でもこの作品はいい感じでした!

町名主の跡取り、麻之助。
奉行所に訴え出るほどのことでもない町内の揉め事の相談に乗り、裁定する役です。
今回は、小さな事件が相次ぐうちに、3人で仲良くしている幼馴染の一人、清十郎の縁談がだんだんと進行していきます。
これがもう、まったなしの状況なんですね。

祭りのための費用が今年に限って集まらなかった理由とは?
子犬がいなくなり、別な場所で発見されることが続いたわけは?
病気になった麻之助は見知らぬ場所に‥そこから帰るには?
高利貸しの妾のお虎が、幼い子供を預かることになった事情は?
婚礼用の白無垢に染みをつけたのは、誰の責任?

清十郎の縁談が進まなくなった理由は、清十郎の義母・お由有のことが原因でした。
父の後添いだったお由有は、麻之助と二つしか違わず、麻之助の初恋の人でもある。
清十郎の縁談の相手・お安はしっかり者らしいが、やたらともてる清十郎がこれまで付き合ってきた娘達とはタイプが違う。
お虎は一計を案じ‥
今回は素敵な女性が多かったですね。当時の名前は似ているので、ちょっと覚えにくいけど(笑)
頭のいい娘さんお安の参加で、次作の展開も楽しみです。
麻之助とお由有の過去のいきさつが明らかになり、切なさもひとしおでした。
これも、麻之助の気持ちの整理に繋がるのかな‥

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「えどさがし」

畠中恵「えどさがし」新潮文庫

しゃばけシリーズ外伝。
よかったです☆

若だんなは出てこず、それどころか、若だんなが生まれる前の話と、若だんなをうしなった後の話もあります。
でもこれが、それぞれ中心になるキャラを生かして、希望の持てる展開へ!

「五百年の判じ絵」
長崎屋の手代になるずうっと前の佐助。
大師を失い、さまよっていた‥
三島宿の茶屋にあった判じ絵は、佐助に何かを伝えようとしていました。

「太郎君、東へ」
妖怪視点ファンタジー。
利根川の流れが変わる様子を、河童の争いなども絡めて悠揚とダイナミックに。
河原で普請が始まり、様子を調べに行った禰々子は‥?

「たちまちづき」
広徳寺の寛朝に、妖退治の相談がつぎつぎに。
出向いた先での危険な出来事とは。
お坊さんの遭遇する事件もの。

「親分のおかみさん」
日限親分のおかみさんは、身体が弱かった。
何とか元気になろうとしてはいたのだが、上手くいかない日々。そんなとき、捨て子が‥?
ほとんど出てこない人が主人公で、視点が新鮮。
少し強くなっていくのが良かったです。

「えどさがし」
時代は、江戸から東京へ。
若だんなといつかまた巡り会える日を信じて待つ仁吉たち。
おや~あの話「明治・妖モダン」の美形さんは、やっぱり仁吉たちだったんだ!

仁吉や佐助の気持ちを思うと、切ない‥ 胸がきゅんきゅんして止まりません。
短編それぞれ雰囲気は違いますが、絆を感じさせますね☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「すえずえ」

畠中恵「すえずえ」新潮社

「しゃばけ」シリーズ、13作目の連作短編集。
ほのぼのと楽しいのはいつもですが~これまでと違う展開があり、いい出来だったと思います。

「すえずえ」というタイトルどおり、それぞれの将来のことを考えさせるような内容。
若だんなの一太郎は病弱で、長生きしないと思われているぐらいだし、立派に跡取りになれるのかどうかも、シリーズ当初は見込み薄な感じだったかと。
妖怪たちとの楽しい暮らしも、続くという保証はない‥
そのへんをうまくさばいています。

「栄吉の来年」
幼馴染の菓子職人・栄吉に縁談が。
話してもらえなかった一太郎はがっかり。でも、それには理由が‥? 結局、一肌脱ぐことになります。
栄吉は、ほほえましい組み合わせに。

「寛朝の明日」
寛朝は、箱根山の黒羽天狗から妖の封印を依頼されて、小田原まで出向くことに。ところが‥?

「おたえの、としこし」
若だんなの父・藤兵衛が大阪で行方不明に。
大阪の取引先が藤兵衛から証文を貰ったと、長崎屋を受け渡すよう、夫の留守を守るおたえに迫ってきます。
病弱な一太郎が何と、大阪へ。そして‥対決の行方は?

「仁吉と佐助の千年」
少し元気になって来たと評判が立ち、一太郎にも、縁談が持ち込まれます。
そんなとき、仁吉はお銀の庭に呼び出されます。同時に佐助も‥
妖と人間のときは違う、その切なさ。
生まれ変わりを千年でも待つと、覚悟を決めるのでした。

「妖達の来月」
一太郎がいずれ結婚することになったら、妖たちがこれまでのように部屋に入りびたりというわけにはいかない。
その解決策として‥?

これまでの作品では、将来のことを考えるとただ寂しくなってしまって、今のささやかな幸せが貴重だけど、切ない、というあたりで止まっていましたが。
少しずつ成長して、意外にちゃんと解決策も見出していける(笑)
無理のない変化が起きていく様子が、とてもよかったです☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「つくもがみ、遊ぼうよ」

畠中恵「つくもがみ、遊ぼうよ」角川グループパブリッシング

「つくもがみ」シリーズの2作目。
江戸時代に妖怪、というお得意のジャンルです。

物が100年たつと、付喪神が憑くという。
損料屋の「出雲屋」という江戸時代のレンタルショップが舞台。
江戸時代の長屋は狭くて季節はずれのものを置く場所もなく、また火事も多かったため、日用品のレンタルがごく普通のことだったそう。

お紅と清次という血の繋がらない姉弟がやっていた店。
今は二人が結婚して、子供も育っています。
きょうだい同様に仲良く暮らす幼馴染の十夜たち3人。
十夜と市助の二人は、女の子のこりんを守ろうという気持ちもあったり。

子供が主に活躍するので、雰囲気はのんびりしてるかな。
十代向けのような~毒がない感じ。
でも十夜には出生の秘密があったり、事件はよく読むと、重いものも含んではいるのですが。

双六のそう六という、つくもがみがあらたに登場。
双六が難しくて上がる人が少ないと不満を言ったり。小さなつくもがみが偉そうな口を利きつつ、ちょこちょこと活躍します。
1作目では、直接は人と口を利かなかった、つくもがみ達。
子供達がそんなことを気にしなかったため、ふだんは皆ふつうに喋るようになっていて、そのへんで「しゃばけ」シリーズの妖怪たちと近くなってるかも。
よその人にばれないように、大慌てすることになったりしてますが。
江戸情緒と優しい気分を味わえます☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」

坂木司ほか「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」光文社

坂木司が「和菓子をテーマに、忘れがたい作品を」と依頼して出来たアンソロジー。
一番好きな作家に一番好きなテーマで作品を書いてもらう企画の一つ。

「和菓子のアン」の坂木司ですよ~しかも、近藤史恵や畠中恵も書いてるのです。
これが読まずにいられましょうか。
バラエティに富んでいて、予想外の味わいを楽しめました。

最初の「空の春告鳥」が坂木司。
「和菓子のアン」の続編というか。休日にもデパートの和菓子売り場へ行ったアン。
もっと読みたいお菓子たちと人たちです。

「トマどら」 日明恩
警察官が行きつけの和菓子屋での妙な出来事に気づき‥
トマトドラ焼き、食べてみたくなります。

「チチとクズの国」 牧野修
自殺しようと思いつめて誰もいない実家に戻った男。
そこで父親の幽霊に出会い‥?
気の合わなかった父子だが、意外な共通点ができていました。

「迷宮の松露」 近藤史恵
仕事に行き詰まり、モロッコへと、あても期限もない旅行に出た女性。
異国情緒溢れる世界で、思わぬ和菓子との再会することに。

「融雪」 柴田よしき
ペンションを経営し始めて1年の若い女性。
新鮮な材料で、毎日メニューを工夫しているある日‥

「糖質な彼女」 木地雅映子
ひきこもりの少年が母に連れられて病院へ行き、消えたアイドルに出会います。
病院付属の和菓子を作る作業所があり‥

「時じくの実の宮古」 小川一水
近未来の日本。なんとSFです。
熱帯化が進み、南には人がほとんど住んでいない。
和菓子職人の父と子は、和菓子が盛んだった伝説の土地へと旅をします。
互いに工夫した和菓子を出して勝負しながら‥

「古入道きたりて」 恒川光太郎
南方の洞窟で出会った日本兵二人。
戦前の思い出を聞かされ、帰国後にその土地へと旅をします。
山の中の一軒家に泊まり、古入道を見られるかと‥

「しりとり」 北村薫
歌にこめられた謎を解く話。
夫婦の出会いを思い出す情感。

「甘き織姫」畠中恵
新婚夫婦のもとへ友達が集まって串揚げパーティー。そこへ、難問を抱えてきたのは学生時代以来久しぶりのの友人。
凝りまくった友人の変人ぶりが際立ちますけど、悪気はなさそう。

あまりにも変化に富んでいるので、どういう薦め方をしたらいいのかと紹介が書きづらかったんですよ。
でも風変わりな話もいつまでも覚えているので、これは‥一生覚えているかもしれない!?と。
知らない作家さんに興味を持てたことが良かったです☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「たぶんねこ」

畠中恵「たぶんねこ」新潮社

しゃばけシリーズも12弾。
連作短編5編が入り、快調です。
江戸は通町(とおりちょう)の廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の若だんな、一太郎は身体が弱い。
祖母のおぎんが大妖という妖怪だったため、妖怪を見ることが出来て、何かと不思議なことに巻き込まれます。
珍しくふた月寝込まなかったので、喜んだ手代の兄やたちに今度こそ丈夫になるために半年の間は大人しくしていてくれと頼まれ、約束しましたが‥?

「跡取り三人」
一太郎ら3人の若者が、商家の集まりで跡取りとして披露されます。
塗物問屋の跡取り、幸七は一番年上で身体も丈夫。
煙管問屋の跡取り、小一郎は木刀が得意で侍のように生真面目。
両国の親分、大貞の発案で、3人は一月の間の稼ぎを競い、器量を試されることになりました。
工夫して一時は稼げるようになった一太郎ですが、この話に疑問を感じ‥?

「こいさがし」
若だんなの母おたえが行儀見習いに娘を預かることになります。
ところが、この於こん、可愛いのだが家事はまるで出来ない。江戸で14歳ともなれば一人前の娘なのだそうですが。
折りしも、大貞が見合いを世話しようとして手下が苦労していて、一太郎は一肌脱ぐことに。
河童まで、その日に見合いをすることになり、縁談は行き違ってもつれるが‥?

「くたびれ砂糖」
栄吉の働く和菓子屋の安野屋に、3人の新入りが入りますが、これが生意気な男の子達。
たまたま主人が腹痛で寝込んでいるため、押さえが利かないのです。
安野屋で起きた事件を解きほぐす若だんな。

「みどりのたま」
河童の秘薬を取り合ううち、川に落ちて記憶を失った仁吉。
手代とは仮の姿、妖怪の白沢なのですが‥
白沢としての仁吉を知る妖狐の古松に出会いましたが?
神の庭にいる忘れえぬ人への思いが切ない。

「たぶんねこ」
たぶん、て何?と思うでしょう。その理由が楽しい。
見越の入道が江戸に連れてきた幽霊の月丸。
なんとも不運な男で、成仏できなかったのだが、どこにも居場所がないのです。
月丸の入っていた巾着の中に吸い込まれるように落ちてしまった若だんなは、行方不明となりますが‥?
月丸が諦めてただ消えていきそうになるのが嫌でたまらない若だんな。そして‥?

若い子のわがままや世間知らずっぷりは、現代にも通じるかも。
イライラしそうになるけど~幼くても元気で、おさまるところにおさまるので、途中で憎めなくなります。
起きることやその後の采配はお江戸妖怪譚ならではですが。
若だんなの優しさが光ります。
もう少しだけ元気になってほしいなあ‥時々は寝込むにしてもね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「明治・妖モダン」

畠中恵「明治・妖モダン」朝日新聞社版

畠中恵の和風ファンタジー。
明治に入って20年、いつの間にか消えたかのような妖(あやかし)たちは、そこかしこの闇に潜んでいる‥?!

第一話 煉瓦街の雨
煉瓦街にりっぱな建物が並び、アーク灯に照らされた銀座の一等地。
一つだけ掘っ立て小屋のような派出所がありました。
巡査の滝と原田は、名コンビ。
行きつけの牛鍋・百木屋で、三味線の師匠お高ら常連と、仲良く過ごしています。
すっかり近代化したように見える町並みですが、今でも何かと妖怪の噂も‥

第二話 赤手の拾い子
拾った幼女がどんどん成長する。
引き取った男性はその不思議にもかまわず惚れ込んで、妻に迎えたらしい。

第三話 妖新聞
あやしい出来事を新聞記事にするという企画に‥?

第四話 覚り 覚られ
議員に立候補するため、箔をつけようと動いたり、群がって金を手に入れようとする人間達。
議会政治の草創期に、あやかしが絡みます。

第五話 花乃が死ぬまで
巡査の顔が、若い頃の婚約者にそっくりだという女性が現れ‥?
切ない愛の物語。

妖怪といっても、「しゃばけ」シリーズのような、ほのぼのした雰囲気はありません。
ややホラー系の、大人っぽい、ちょっとだけ色っぽい印象。
洋菓子屋さんの「アイスクリン強し」や若様組の話のほうが、時代は近いんですね。
滝と原田は、ちょっと佐助と仁吉にだぶるけれど、関係あるわけじゃなさそう。

活気ある明治を舞台に、江戸の空気をどこかに残しているような人情や生活ぶりが描かれます。
妖怪にもそれぞれの心意気やこだわりがあり、善人には優しい。
関わる人々同様に‥
さらりと読めました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

その他のカテゴリー

bベスト本 | i本屋大賞候補作 | l本屋大賞 | l直木賞 | l芥川賞 | l:日本エッセイスト・クラブ賞 | mf:世界幻想文学大賞 | mf:日本ファンタジーノベル大賞 | m:CWA賞 | m:MWA賞 | m:このミステリーがすごい! | m:アガサ賞 | m:マカヴィティ賞 | name:あさのあつこ | name:万城目学 | name:三上延 | name:三浦しをん | name:上橋菜穂子 | name:上野千鶴子 | name:中島京子 | name:乾くるみ | name:五木寛之 | name:京極夏彦 | name:仁木英之 | name:今野敏 | name:伊坂幸太郎 | name:佐々木譲 | name:佐藤多佳子 | name:佐藤賢一 | name:佐野洋子 | name:勝間和代 | name:北村薫 | name:原田マハ | name:坂木司 | name:大島真寿美 | name:大崎梢 | name:太宰治 | name:姫野カオルコ | name:宇江佐真理 | name:宮下奈都 | name:宮部みゆき | name:小川洋子 | name:小川糸 | name:山之口洋 | name:山崎ナオコーラ | name:山田詠美 | name:島本理生 | name:島田荘司 | name:川上弘美 | name:恩田陸 | name:有川浩 | name:朝井リョウ | name:木内昇 | name:杉本苑子 | name:村上春樹 | name:村上龍 | name:村山早紀 | name:村山由佳 | name:東川篤哉 | name:東野圭吾 | name:松井今朝子 | name:林真理子 | name:柚木麻子 | name:柳広司 | name:栗田有起 | name:桜庭一樹 | name:梨木香歩 | name:森絵都 | name:森見登美彦 | name:森谷明子 | name:横山秀夫 | name:橋本治 | name:池上永一 | name:津村記久子 | name:海原純子 | name:海堂尊 | name:湊かなえ | name:町田康 | name:畠中恵 | name:百田尚樹 | name:矢崎存美 | name:磯崎憲一郎 | name:神田茜 | name:米村圭伍 | name:米澤穂信 | name:綿矢りさ | name:荻原規子 | name:菅野雪虫 | name:葉室麟 | name:角田光代 | name:誉田哲也 | name:貴志祐介 | name:辻村深月 | name:近藤史恵 | name:道尾秀介 | name:長野まゆみ | name:香山リカ | name:高田郁 | oその他の作家 | o海外作家:C.J.ボックス | o海外作家:M.C.ビートン | o海外作家:P.Gウッドハウス. | o海外作家:R.D.ウィングフィールド | o海外作家:S.J.ローザン | o海外作家:アガサ・クリスティ | o海外作家:アラン・ブラッドリー | o海外作家:アリアナ・フランクリン | o海外作家:アリス・マンロー | o海外作家:アレグザンダー・マコール・スミス | o海外作家:アンナ・マクリーン | o海外作家:アン・クリーヴス | o海外作家:アン・タイラー | o海外作家:アン・マキャフリイ | o海外作家:アーシュラ・K・ル=グウィン | o海外作家:アーロン・エルキンズ | o海外作家:エリザベス・ギルバート | o海外作家:エレイン・ヴィエッツ | o海外作家:エレン・カシュナー | o海外作家:カズオ・イシグロ | o海外作家:カミラ・レックバリ | o海外作家:カルロス・ルイス・サフォン | o海外作家:キャロル・オコンネル | o海外作家:キンバリー・ウィリス・ホルト | o海外作家:ギヨーム・ミュッソ | o海外作家:クリストファー・プリースト | o海外作家:クレイグ・ライス | o海外作家:クレオ・コイル | o海外作家:ケイト・キングズバリー | o海外作家:ケイト・モス | o海外作家:ケイト・モートン | o海外作家:ゲイル・キャリガー | o海外作家:コニス・リトル | o海外作家:コニー・ウィリス | o海外作家:コリン・ホルト・ソーヤー | o海外作家:コルネーリア・フンケ | o海外作家:サラ・ウォーターズ | o海外作家:サラ・スチュアート・テイラー | o海外作家:サラ・パレツキー | o海外作家:シャロン・フィファー | o海外作家:シャンナ・スウェンドソン | o海外作家:シャーリィ・ジャクスン | o海外作家:シャーレイン・ハリス | o海外作家:シャーロット・マクラウド | o海外作家:ジェイソン・グッドウィン | o海外作家:ジェイニー・ボライソー | o海外作家:ジェイン・オースティン | o海外作家:ジェフリー・ディーヴァー | o海外作家:ジェフリー・フォード | o海外作家:ジェラルディン・ブルックス | o海外作家:ジャニータ・シェリダン | o海外作家:ジャネット・イヴァノヴィッチ | o海外作家:ジュンパ・ラヒリ | o海外作家:ジョアン・フルーク | o海外作家:ジョナサン・キャロル | o海外作家:ジョン・ハート | o海外作家:ジョージ・R.R.マーティン | o海外作家:ジョー・ウォルトン | o海外作家:ジル・チャーチル | o海外作家:スティーグ・ラーソン | o海外作家:ステファニー・メイヤー | o海外作家:スーザン・プライス | o海外作家:スー・グラフトン | o海外作家:タニス・リー | o海外作家:ダイアナ・ウィン ジョーンズ | o海外作家:ダイアナ・ガバルドン | o海外作家:ダン・ブラウン | o海外作家:ディック・フランシス | o海外作家:デイヴィッド・アーモンド | o海外作家:デニス・ルヘイン | o海外作家:デボラ・クロンビー | o海外作家:トレイシー・シュヴァリエ | o海外作家:トーベ・ヤンソン | o海外作家:ドナ・アンドリューズ | o海外作家:ドナ・ジョー・ナポリ | o海外作家:ドミニク・シルヴァン | o海外作家:ドン・ウィンズロウ | o海外作家:ナンシー・ピカード | o海外作家:ネレ・ノイハウス | o海外作家:ノア・ゴードン | o海外作家:パウロ・コエーリョ | o海外作家:パトリシア・A.マキリップ | o海外作家:ピーター・キャメロン | o海外作家:ピーター・ディキンスン | o海外作家:ピーター・トレメイン | o海外作家:ピーター・ラヴゼイ | o海外作家:フランセス・ファイフィールド | o海外作家:フレッド・ヴァルガス | o海外作家:ヘイリー・リンド | o海外作家:ヘニング・マンケル | o海外作家:ベリンダ・バウアー | o海外作家:ベルンハルト・シュリンク | o海外作家:ポール・ドハティ | o海外作家:マイクル・コナリー | o海外作家:マーガレット・アトウッド | o海外作家:マーセデス・ラッキー | o海外作家:ミネット・ウォルターズ | o海外作家:ミュリエル・バルベリ | o海外作家:メアリ・W.ウォーカー | o海外作家:メグ・ガーディナー | o海外作家:メグ・キャボット | o海外作家:ユッシ・エーズラ・オールスン | o海外作家:リサ・クレイパス | o海外作家:リチャード・ノース・パタースン | o海外作家:リース・ボウエン | o海外作家:ルーシー・モード・モンゴメリ | o海外作家:レジナルド・ヒル | o海外作家:レスリー・メイヤー | o海外作家:レーネ・レヘトライネン | o海外作家:ロイス・マクマスター ビジョルド | o海外作家:ロビン・ホブ | o海外作家:ローズマリ・サトクリフ | o海外作家:ローズマリー・マーティン | o海外作家:ローナ・バレット | o海外作家:ローラ・チャイルズ | o海外作家:ローラ・リップマン | o海外作家:ローリー・キング | o海外作家:ローレンス・ブロック | o海外作家:ヴィヴェカ・ステン | o海外作家:ヴォンダ・N.マッキンタイア | お人形 | お人形着物 | お茶 | アニメ・コミック | ウェブログ・ココログ関連 | グルメ・クッキング | コージー | ジェイドール | ジェニー | スイーツ | ドールmomoko | ドール:Misaki | ドール:SD | ドール:シドニー | ドール:ピュアニーモ | ドール:プーリップ | ドール:ユノアクルス・アズライト | バービー | ファッション | ファンタジー | フィギュアスケート | ベスト本 | ミステリ | リカちゃん | ロマンス | 介護 | 健康・ダイエット | 児童書・YA | 動物 | 国内作家:あ行 | 国内作家:か行 | 国内作家:さ行 | 国内作家:た行 | 国内作家:な行 | 国内作家:は行 | 国内作家:ま行 | 国内作家:や行 | 国内作家:ら行 | 国内作家:わ行 | 国内小説 | 家事 | 心と体 | 日記 | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 歴史もの | 海外小説 | | 病気体験 | 着物 | 経済・政治・国際 | 絵本 | 舞台・バレエ | | 言葉・歌 | 評論・エッセイ | SF