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おすすめ本

「生涯健康脳」

瀧靖之「生涯健康脳 こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる!」ソレイユ出版

」16万人の脳画像を見てきた脳医学者の本。
脳を健康に保つ方法とは。

人の見た目と脳年齢はほぼ同じ、ということに、ある日はっと気づいたそう。
身奇麗でお洒落な人は脳も若いのだそうです。
これは頑張らなくては!?(笑)

脳は衰えると回復しないものと、以前は考えられていました。
最近では、海馬は高齢でも復活することがわかっていて、衰えを防ぐ効果のある方法もある程度わかってきているんですね。

たとえば、
☆毎日睡眠は十分にとる、7時間以上眠る。
寝ている間に認知症原因物質が洗い流されるんだそうです。

☆有酸素運動で、海馬の機能が活性化する。

☆お酒を控える
アルコールをとり過ぎると、脳が萎縮してしまう。

☆肥満していると海馬が萎縮するので、適度なBMIを目指す。

☆デュアルタスクという同時にいくつかのことをこなすことも脳に良い。
好奇心をもち、趣味をつくり、人と接することで脳は若さを保つことが出来る。
といった内容。

何が良い、というのは、まあ常識的なことなので、ほぼ再確認という感じではあります。
ところどころに具体的な数字が研究成果として入っているので、ははぁ~なるほど!と。
極端なことをしろというわけじゃないという意味ではカンタンかも。
全方位揃ってるかどうか?は‥ちょっと考えてみてもいいですね。
無茶はいけない、ちゃんとしろよってことですが(笑)普通の日常生活を前向きに、いきいきと過ごすことですね!

楽しい、嬉しい!と感じることが脳を元気にする。
優しくされると脳のストレスホルモンが減る、といった指摘も。
楽しく仲良く快適に生きるのが正解ってことでしょう☆

「ヘッド・ファースト」

ノーマン・カズンズ「ヘッド・ファースト―希望の生命学」(ヒーリング・ライブラリー)春秋社

著者は、アメリカの高名なジャーナリスト。
国際的な平和活動が目覚ましく、かって日本の原爆乙女をアメリカに招いての治療にも尽力した人物。

難病を克服した体験からの著作も多いんですね。
大学(UCLA)医学部の准教授に招かれ、教授陣と共に、最先端の医学研究プロジェクトに参加、心理的な影響についての研究を進めました。
その10年間の記録です。

子供の頃から何度も、難病を経験している作者。
自分の気持ちの持ち方が大きく影響することを実感してきました。
(難病というほどでもないですが私も十代から長く病気がちだったので、このことはわかる気がします)
肯定的な感情を持つことの大切さを説いた本で知られています。
希望、喜び、感謝、信念など、明るい気持ちのすべて。
それが「笑い」という言葉でタイトルになったため、「笑うだけで薬も要らないなんてバカバカしい」といった誤解や嘲笑を浴びたこともあるそう。

余命宣告を受けると、気力をなくして急激に衰える人がどれほど多いか。
逆に希望を与えられると、明らかに改善がみられたケースも。
医者の宣告を信じない強気な患者が、時間がかかっても完全治癒した例など、枚挙に暇がないんだそうです。
ヘッド・ファースト。つまり、心が先。

医者は、へたに希望を与えておいて予想外に悪化してしまった場合、患者にうらまれたり家族に訴えられたりする場合がある。だから悪い予想をしておいたほうが無難だという考え方があるそう。
大学でそのことは教えられますが、患者に思いやりを持って接するべきだといったことは5分も教えられてこなかった!と。
しかし、医者の態度によって、患者はその病院へ通い続けるかどうかを決めているという。
開業するなら、このことは知っておくべきだと。

具体的な実験や症例研究や、各地の教授や医者、学生らの協力があっての事態の進み方に、感心します。
こういった考え方がその後どれほど広まったのかは、わからないのですが‥
医学のあるページを切り開いたのは確かでしょう☆

ノーマン・カズンズは1912年生まれ。
サタデー・レビュー誌編集長を長くつとめた後に、UCLAへ。
シュヴァイツァー賞を受賞しています。

「実践 引き寄せの法則」

エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス「実践 引き寄せの法則」ソフトバンク クリエイティブ

努力しても上手くいかずに苦しんでいる人へ。
気持ちを楽にするコツが解決へ導く!

「引き寄せの法則」という言葉。
聞いたことはあるけど、どう実行していくのか?
実践というだけあって、この本は考え方の説明が詳しくて、具体例もわかりやすいですよ。
類似書には書かれていなかったポイントが明らかにされているのが画期的。
今までよくわからなかった部分がハッキリ。

悪いことを予想して不安になっていると、悪いことが起きてしまう。
というのが、わかりやすい引き寄せの法則。
では、良いことをイメージしていさえいれば、いいのか?
人生の中で、そんなことも言ってられないような~色々な難しいシーンがありますよね。

問題が起きたとき、人はそこから、いろいろな願いをするものです。
それで実は、物事は動き出している。
明るい気持ちになって安心して、自然な流れに身を任せれば、いずれは願いはかなっていくという。
ところが、無理に急いで頑張ろうとしたり、間違った方角へ向かって進もうとすると、事態は悪いほうへ‥

何が間違っているのか?
その目安になるのが、自分の感情。
苦しい気持ちでいると、幸福にはなれない。
ほっとする考え方を見つけて、ハッピーな感情になれれば、そちらの方向に成功があるから。
人のことを気にし過ぎないで、まず自分のことに集中するように。
自分のことも、努力や行動だけがすべてと思うのではなくて、まず思考を整えること。
同じことを目指していても、苦しくてたまらない考え方をやめて、楽天的な思考に切り替えれば、事態は変わっていくというのです。

苦しい気持ちでものすごく努力していた時期って、何度も心当たりがあるんですよ‥
あれは一体、なんだったの? とはいえ、色んな感情が絡まりあっていたから、一口には言い切れないかも。
それに、過去のことをあの時ああしたのが良くなかったとか延々と考えることはないそうです。
今とこれから、それだけでいい。
自分に既に用意されている幸福を、受け取る気持ちになる。
流れに逆らって川上に向かうのをやめて、オールを手放して、大きな川を下っていく。
そして、喜びに満ちた人生を‥!

病気で苦しんでいる場合というのが、一番気になりました。
やりたいことがあるのに何かの原因で出来ず、諦めて無力感にとらわれると病気になってしまうとか。
‥え、諦める、って何を? どこまで遡れば、いいのだろう?
‥‥冷静に考えて、病気の原因は一つではないと思いますが、気づいていなかった一つのい側面に光が当たった気がしました。

他にも、いろいろ~どうしても痩せられないという悩みに対する答えは、目からウロコ!
家に物が溢れていて片付けられないという悩みに対する考え方のお答えには、癒されました~。
ペットの病気で悩んでいるという実例に対して、自分のことよりもペットのこととなると、考え方を変える人が多いのが面白い、と書かれていました。
あら~そりゃ、当たり前でしょ!(笑)

スピリチュアルに抵抗がある人は、最初ちょっと入っていきづらいかもしれませんが。
後半の具体例に当てはまりそうなのがあれば、そこから読んでみてもいいのでは。
優しい語り口で、ほとんど身の上相談として秀逸。
煮詰まって困っているときに、助かると思います。
当てはまる例がなかったら、今はそれほど必要としていないのかもしれない?
ある程度、自分で努力して人生経験を積んだ人のほうが、理解が早いと思います。
上手くいった場合といかない場合の経験をした心当たりがあると、あ、あれが?と思うところがきっとあるでしょう。
考え方をちょっとずつ変えていくっていうことが、何よりも大事なので。
そのコツを実感できれば、後から他の部分を読んでもいいと思います☆

「あなたは半年前に食べたものでできている」

村山彩「あなたは半年前に食べたもので出来ている」サンマーク出版

このタイトルは上手いですね☆

タイトルに惹かれて、読みました。
自分が食べたものでしか、自分の身体は作られていかない。
確かに‥
ストレスで食欲のセンサーが狂っている人が多く、ストレスを打ち消すような刺激の多い食べ物を食べたくなってしまう。
このセンサーを正常に戻せば、食べたい物を食べて太らずに、健康でいられる、というのが話の中心。
食事前に20分ほどのランニングをしてから食べるものを選べば、その感覚は取り戻せるそう。

すきっ腹で20分走り、その後で何を食べるか決めて料理するなんて、そうそう出来ることかな?
試しにやってみれば、すぐコツがつかめるのかどうか。
個人的に怪我であちこち傷めていてそもそも走るのが難しいために、ちょっとここがその通り実行できないんですよ。
‥ただ良く考えてみたら‥
出かけない日に食欲がないときは朝ご飯の前にヨガをしているので、軽い運動でいいなら、意外に既に実行してるような‥?

冷蔵庫の中身はその人の代謝を表しているという文に、ドキッ。冷や汗‥
0カロリーの食べ物を食べるのは良くない、と警鐘を鳴らしています。
食欲センサーをますます狂わせるから。
食べた物は48時間で脂肪になるので、いっぱい食べたときには48時間以内に調整する。
栄養というのは一種類だけで働くものではない。
菓子パンより、おにぎり。
おにぎり1個だけの場合よりも、おにぎり一個プラス豚肉のおかずを食べたほうがエネルギーは燃えやすくなり、健康的だと。
常に厳しく気をつけていては辛くなってしまうので、時には楽しく好きなものを食べてもいい。
体貯金8割、心貯金2割といった具合に。ケーキを食べたりして基本を崩すのは2割までということ。

後半の栄養についての話は、ほぼ常識的な内容でした。
著者はアスリートフードマイスターで野菜ソムリエ。
資格を持っている人だということは、こういうことなのね~。
栄養についてあまり知らなかった人が読めば、参考になるでしょう。
外食なら、焼き鳥がオススメ、とか。
コンビニで何を見るか、素材がわかるもの(ゆで卵、おにぎり、惣菜、サラダ等)を買う、などは、実践的なコツがいくつかあり、なるほどね、と頷きましたよ。
栄養については基本は知っているけれど、常に実行できているというわけにはいかないから、時々おさらいするのはいいかもね。
はっ、最近このへんが偏ってるー!って気づけるように☆

「ポジティブの教科書」

武田双雲「ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる三つの基本と11の法則」主婦の友社

書道家の武田双雲がこんなにポジティブな人だったとは。
こういうコツが身につけば、幸運を呼び込み、幸せになれる!?

毎日感動して、その感動を人に伝えて、人を喜ばせたい。
というのがモチベーションとエネルギーだそうです。
子供の頃から競争心はあまりなく、ただ人を喜ばせたいという気持ちだけは人一倍強いそう。
人のためになりたい、世界に貢献したいという気持ちを抱いてから、これほどになったのかな。

幸せになる、三つの基本は
一、幸せを与えること。
一、幸せであることに「気づくこと」。
一、幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること。

同じ状況でも「してくれない」と思うか、「してもらってる」と思うか。
先に感謝してしまうと、物事はいいほうへ転がり始める。
日々の小さなことに感謝し、喜びを見つける練習を続けていく。

自分の思い込みをはずす。
出来ない理由を挙げず、「どうしたら出来るようになるんだろう」と考えてみる。
遠慮はしない。

人を変えようとしない。
相手の悪いところに意識が集中していたら、向こうは気分が悪いので言うことを聞くはずもない。
どうやったら伝わるのだろうと考えてみる。
子供を叱るときは、明らかに迷惑をかけたその部分だけを叱ること。人格を否定しない。
褒めるときも上から目線だと伝わらない。すごいなあ、嬉しいなあという感動をこめて。

他人からネガティブなことを言われたときには、受け流す。
関わらないほうがいい相手からは逃げる。
関係をよくしたい場合は相手を分析する。
どうしても嫌な相手のことは、頭の中で存在をどんどん小さくしていく。
他人のことでネガティブなことを考えても、潜在意識には主語がないので、自分を不幸にするのと同じになりかねないから。

不安があるとき、問題を大きくしない。
ピンチはチャンスに繋がるものだから、それを楽しみに。
ゆとりを持つと決めて、ちゃんと休みはとる。

ちょっとのイライラは別にイライラしてもいい、と思う。
イライラを繰り返すときは分析して、対策をとる。

口角を5ミリ上げ、ゆっくり呼吸する。

やった後悔よりも、やらない後悔のほうが大きい。
今すぐ、楽しいことを始めてみる。
やりたいことに既に成功した自分をイメージする。

やりたいことリストは、欲望だけだと悪魔のリストになりかねない。
周りの人をハッピーにする、ということを付け加える。

一つ一つ、具体的な流れがあって書かれているので、説得力がありますよ!
この本の広告を見つけたときに、心がよどんでいたので(笑)元気になりたい一心で読みました。
読んでいると明るい気分になれます。

ただ、3日ぐらい本の通りの気分で過ごしていたら、その後に反動が起きました。
暗い気分になるのも当然な事情があるので、思い出してしまい、それはそれなのだと思います。
ないことにするのは、また違うでしょう。
ずっと暗い気分でいるのではなくね。事実は認め、そのことが悲しい、残念なのも当たり前、でもそれだけじゃない、必ずいい面もある、うんといいことも他にたくさんある、と。

ありがとう、幸せだ、と毎日、口にするようにしています。
「ポジティブの教科書」というだけあって濃いので、週に1度とか、自分に関係のあるところを読んで、少しずつ身につけていく、というぐらいのペースでもいいのかも。
幸せなイメージを描きながら‥
時々、服用してみたいと思います☆

「世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え」

ジェンマ・ウィルソン・ハリス編集「世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え:世界の第一人者100人が100の質問に答える」河出書房新社

イギリスの小学生100人の素朴な質問に、その道の専門家が答えた内容。
アッテンボロー、ドーキンス、チョムスキーなども登場。
子供ならではの質問に、誠実に返事していて、大人でも面白く読めます。

もし自分が聞かれたらなんて答えるか?
考えながら読んだので、けっこうくたびれましたけど(笑)
疎い分野の答えは、おおそうだったのか!?と参考になって~面白いですよ。

「ミミズをたべても大丈夫?」という質問に、「大丈夫!」というのが笑えました。
「夜になるとなぜ暗いの?」
「どうして音楽があるの?」
「私は何でできているの?」
「どんなふうに恋に落ちるの?」
「人はどうして永遠に生きていられないの?」
「なぜ意地悪なんかするのかな?」
「ウシが1年間おならをがまんして、大きいのを一発したら、宇宙まで飛んでいける?」なんて質問までありました。

「神様って、だれ?」
という質問には、複数の回答。
決めつけないような書き方になっています。
「なぜ戦争があるの?」という質問には、「よく話し合わないから」と。
「偉い人が怖がると、起きる」
‥確かに。

イギリスならではの質問は削除したそうですが、どんなのだったんでしょうねえ?

「すりへらない心をつくるシンプルな習慣」

心屋仁之助「すりへらない心をつくるシンプルな習慣」朝日選書

心理カウンセラーの心屋仁之介さんの本、初めて読んでみました。
テレビで見ていて、悩めるタレントさんの心にぴたっと響く一言を見つけ出すのに感心して。

なぜ、心がすりへってってしまうのか。
心がすりへりやすい人は、周りに気遣いが出来る人。
自分より他の人のことを考え、自分をあとまわしにしてしまうのです。
自分が本当は何をやりたいのか、わからなくなっている。
やりたいこととは何だったのか?
見失っていないか?

職場の人間関係に疲れたとき。
嫌われていると思う、それは勘違い、思い込みかもしれません。
空気を読んで我慢しない。
弱みをさらけ出したほうが、むしろ好かれることも多いのだそう。
物分りがいいふりをするのをやめてみたら、何かが見えるかも。

他の人のことが気になるとき、それは自分の抱えている問題点だという可能性があるという。
許せないと思う自分の価値観とは、何なのか?
他人を変えることは出来ないので、そこでずっと岩を動かそうと無駄に苦しみ続けるのはやめて、迂回するとか、他の方法をとってみよう。

自分の性格がイヤになったとき。
自分の短所は、過去の経験で、何かの危険から身を守るために発達したものかも。
長所と裏表なので、悪いものとは限らない。
子供の頃に親に教え込まれた場合には、今それが必要ないなら、捨てればいい。

何もかも上手くいかない場合。
自分を粗末に扱うと、まわりからも粗末に扱われてしまうという現象が起こるそう。
自分を大切にしてあげる。
辛いときには気持ちを吐き出し、背中をさすってもらい、最後に笑う。
「息」は「自分の心」と書く。息に意識を向けるだけでも落ち着く効果がある。

何かあったときに、重く受け止めすぎない魔法の言葉がある。
「そうなんだ」「ほう、そうか」「ま、いっか」
「やってもいい」と自分で自分に許可してあげること。

何気ない日常の中で、「出来たこと」をちゃんと認めていくことが心を満たしていくそうです。
意見を言っていい、わがままを言ってもいいのだ、ということ。
言わなければ、わからないのだから。
言えば、そこから話し合いが出来る。
それが協力し合い、愛し合うということ。
やりたいことをちゃんとやる。そうしていいのだ、ということ。

よくある悩みやこだわり、身動きが取れなくなっている理由を解明し、方向性を示してくれています。
参考になりました。
なるほど、これが性格リフォーム?!
心がすりへってしまった人は、「言いたいことをちゃんと言う」ことがもう出来ないんじゃないか‥?とちょっと思ったけど‥
言っていいんだ、と気づかされることで、我慢していたこと、封印していたことが自由になっていくのでは。
少しずつ、楽になって~~幸せになりましょう☆

著者がかっては猛烈サラリーマンだったとは知らず、びっくりしました。
営業の仕事で、結果を出さなければ意味がないと、自分にも他人にも厳しくしていたとか。
そういう仕事柄で、服装もスーツしか考えたことがなかったのが、心理カウンセラーになってからアドバイスを受けて違うタイプの服を着てみたら好評だったので、プロの意見を取り入れて着ているそう。
実はテレビで見ていて服が変わっているので、ファッション関係の出身なのか?と思ったこともあったので、納得^^

「アタマにくる一言へのとっさの対応術」

バルバラ・ベルクハン「アタマにくる一言へのとっさの対応術」ソフトバンク文庫

ドイツのコミュニケーション・トレーニングの専門家による本。
攻撃をかわすのに、合気道を応用しているという。
段階を追って書かれているので、困っている人にオススメ。
とっさにどう振舞うか、ということだけでなく、何が起きているのかという分析や、心の持ち方が参考になると思います。

世の中では見苦しい言い争いも多いが、それよりみじめなのは、ひどいことを言われても言い返せないままでいる人がいること、だそう。
餌食になりやすい人は、いい子になるように躾けられすぎて、自己主張するパワーを失っている人。
いじめの達人は、そういう効率のいい相手を嗅ぎつける。

まず、自分の心の持ち方や普段の態度を見つめなおし、弱みを晒しているのを変えること。
姿勢が悪かったり、自己卑下や自信のない発言が多かったり、いい人であろうとしすぎたり。
親切で感じのいい足だけでは片足を引きずって歩いているようなもの。毅然として相手をやりこめる足にもパワーを入れて、両足で立たなくては。全身に力をこめれば、人を馬鹿にした言動をやめさせられる。
心のガードを固めただけで何も言わないのに、暴言が止まった実例も。

理不尽なことを言っている相手のことなど、そもそもまともに受け止める必要はない。
相手の攻撃はほとんどが馬鹿げた、あつかましい、無礼なものに決まっているから。
無言で驚いたように目をみはったり、「それがなにか?」とだけ言ったり、全然違う話題を持ち出して、はぐらかしても良い。
相手を説得しようとか、理解してもらおうとまで考えなくていい。
そこまでするのは時間の無駄だから。
大事なのは自分で、相手ではないということ。自分の心の健康のほうが大事だと。
本来の目的、自分がやろうとしていたことを続け、相手の挑発に乗らない。
相手が自分の言うことを聞こうとしなくても、自分の主張を繰り返す。
侮辱されるいわれはないのだから。

とんちんかんなことわざを言う、というやり方がおかしくて、いいですね。
そこまでしなくても、話題をそらすとかね。
賛成しながら自分の要求を繰り返す、というのが大人な対応かな。
相手の言ったことをおうむ返ししたり、冷静に「怒ってるんですね」などと言うというのは、状況によっては火に油を注ぐ場合もあるんじゃないか、という気がするんだけど?

争いを避けようとする、相手に限度を設けて釘をさすのが苦手、といった性格傾向があたっているので、参考になりました。
「パワーを取り戻す簡単な方法」をじっくり読みましたよ!

最後に作者の体験で、とっさに言い返せなかったことがあり、専門家のはずなのにと悩んだと。
なんでも解決できるような思い上がりに喝が入ったと感じたそうです。
でも当意即妙な対応が出来なくてもいい、それよりも自分を責めないことが大事だと。
自信や落ち着きを失わないことが大事なのですね!

「運と幸せがどんどん集まる「願いこと手帖」の作り方」

ももせいずみ「運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方」主婦の友社

ブクログ仲間さんで好評のようなので、読みました。
お気に入りの手帳とボールペンを用意して、願い事を書き込む。
それだけで願いがかなっていく!という。

いぜん本屋で見かけた類似書のように、悪くはないけど単純な内容かなと思ったんですが。
これがけっこう、いい感じなんですよ。
クリスマスっぽい小説のご紹介をアップしようかと探していたんだけど、これもいいかな、と。

友達が実践していることを作者が試してみたら、次々に願いがかなったというのです。
ただし書き方にはコツがあって、目標やtodo(しなければならないこと)リストにはしないように。
しなくちゃならないことは既にいくらでもあるので、自分で増やしたりしない。
今の自分に満足しないで上を目指すというのではなくて~
こうなったら嬉しいなあということを思い描いて、いつか棚ぼたでかないますようにという~ゆるい気分で楽しく書く。
(このへん、気に入りました!)
大きいことも小さいことも区別しないで、思いつく限り書き出す。
何年計画にはしない(途中で出来ることやしたいことが変わってくるので)。
自分で限界を設けず、レベルを下げない。

書けば潜在意識の中に刷り込まれ、手帳をいったんしまっても、ことはそういう方向へ少しずつ動いていく。
世間や他人の目ではなく、自分の本音がどこにあるのか気づいていくことも大切なのでしょう。
小さな願望を書き込んで、それがかなっていることに気づいて、達成感と幸福感を積み重ねていくこと。
それがさらに運を呼び込む‥

色々と課題を抱えていると、もっと努力しなければと思ったり、否定的な言葉をつい重ねたり、不運を嘆いたりしがちなもの。
そういうことじゃなくて~!
というお話が、なかなか深いです。

心身ともにパワー不足で何かと問題に押しつぶされそうになっている今日この頃、さっそく手帳を買ってきましたよ。
そして、二つ三つはもうかないました!
まだ手帳を広げて見てチェックしてはいないんだけど‥
もう少し経ったら、どれぐらいかなっているか??楽しみにしています。

著者は生活コラムニストとして幅広く活躍中。
そういう仕事が広がっていった実体験に基づいているのですね。

久しぶりに何冊か自己啓発系の本を読んだんですが、これがその最初。
楽天的な気分になれて、スタートとしてよかったです。

「心を整える」

長谷部誠「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」幻冬舎

56の項目がずらっと並んでいますが、具体的な体験が書かれているので、全体としてはサッカー体験談としても読めます。

いかにも真面目で誠実そうな彼。
若輩者が本を出すためらいも書かれています。
中学高校の頃は、各年代の日本代表に選ばれることがなかった、というのは意外でした。
そういう人間でも成功出来たという事を伝えたいという趣旨。

意識して、心を鎮める時間を作る。
心をメンテナンスして、良い仕事が出来るように調整しておく、といった感じだそうです。

「心を整える」過度な自意識は必要ない、マイナス発言は自分を後退させる、など。
「吸収する」真のプロフェッショナルに触れる、など。
「絆を深める」仲間の価値観に飛び込んでみる、など。
「信頼を得る」組織の穴を埋める、など。
「脳に刻む」読書は自分を進化させてくれる、など。
「時間を支配する」夜の時間をマネージメントする、など。
「想像する」指揮官の立場を想像する、楽な方に流されると誰かが傷つく、など。
「脱皮する」迷ったときこそ難しい道を選ぶ、など。
「誠を意識する」目には見えない土台が肝心、など。
最終章は、激闘のアジアカップで学んだこと、という章立て。

中学高校ではあまりぱっとしない成績で、プロになることなど考えてもいなかったのに、浦和レッズからスカウトが来たんですね。
両親は大学進学を勧めましたが、祖父が、一度しかない人生だと、後押ししてくれたという。

若い頃には、若い選手はそういうものかと軽いのりでロンゲで茶髪にしたが、藤枝東高校時代の監督に嫌な顔をされて、きっぱり変えた。
もともと和顔で短い黒髪の方が似合うということもあると。

試合に向けてだんだん緊張を高めるタイプと、直前に切り替えるタイプがある。
自分は前者だと思っていたが、緊張しすぎて前夜眠れずに試合がさんざんだった経験の後は、当日に試合モードに入ることにしたと。

Jリーグの選手には、日本サッカーを強くしたいという熱い思いがあって、欧州でも、集まって食事をしたりするそうですよ。
いろいろ苦労していたみたいだけどねえ…?

女性と話すのは得意でなくて、高校の頃に2度付き合ったが、どうしていいかわからず、一ヶ月ほどで自分から断ってしまった。
今でも謝るのが難しい~なんてことがふと出てきたりして。
2011年3月発行。

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