「大河の一滴」

五木寛之「大河の一滴」幻冬舎文庫

10年前からのベストセラー。
戦後50年を過ぎ、阪神大震災後3年という時期だったんですね。
それまでは言わないようにしていた事をなぜか言いたくなったという著者。やむにやまれぬ思いがあったのでしょう。
中国の故事や親鸞、蓮如の教えを引用しながら縦横に語ります。

生まれて幸せになれるのが当然と思っていると、なかなかそうはいかなくて、不満ばかりになってしまう。
この世は辛くて当たり前と覚悟した方が良い、だからこそ良い事が少しでもあれば輝いて見える。
人間は生まれた時から既にいつかは死ぬと決まっている。
皆いずれは海に流れ込み天に上る、大河の一滴に過ぎないと。

普通で幸せな人がうっかり読むと、重すぎるかも?
ひどい事件も多い昨今、世界を見渡せば~さらに手に負えない出来事がいくらでも起きています。
頑張ろうとしても頑張れない時がある…ポジティヴに考えようがない事態に直面した時、この重さが救いになるかも知れません。
語り口は穏やかで、日常のぼやきも含めて具体性に富んでいて、わかりやすいです。

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「免疫道場」

安保徹・鬼木豊「免疫道場ー病気にならない体を作る50講」幻冬舎

こうすれば健康になれると力強く語りかけてくる内容。
自然食で、薬を使わず、身体を冷やさず、自分で運動して…
詳しく書かれていて、説得力があるので、こうしたら死なないような気がしてきます。
既に実行しているような常識もありますが、なかなか難しい面も…
健康に生きるには、全てを変えるしかないのか!?
ええっと…読んだのが一ヶ月ぐらい前なので、50ものポイントは既に思い出せませんが~内容は良かったので、いずれまた読んでみるつもり。

高齢の親にも読ませたいような箇所も多々あったのですが~
朝早く起きないのは何でも思うとおりに出来ると思っている人間だとまで激烈に書いてあるので、そこの所がちょっと読ませられない~そこは小さな字なので、読まないかも知れないけど(^^;
コレステロールは高くても良いという所には、ほっとしたりして。

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ハーブの効用

猛暑も去った今日この頃、台風が近づき、空気がヘンです~。
もう金魚って気分でもないので~秋らしい壁紙を探したら、案外なくて。
最近お気に入りのハーブ、カモミールの花のこれにしてみました。
花の季節はいつか知りませんが…字も茶とグリーンなので、雰囲気が合うかな?と…

カモミールを飲んでから足のマッサージをすると、こてっと寝てしまうこと多いんですよ。
リラックス効果ありますね。ちょっと調べたら胃腸虚弱や風邪にも良いということなのでピッタリかも?安心して使えそう。

ハーブはいぜんラベンダーがお気に入りでした。
疲れた時や暗い気分になった時に、オイルを嗅ぐのがてきめんに効いて。
最近は夜のお茶に少し入れたりしています。

デトックス用とうたったヨーガティーというウィタードのティーバッグもお気に入りでした。
最近見かけないので~確か内容表示があったので、そのハーブを揃えればいいかなと、富沢商店でふと思いつき、セントジョンズワートとレモングラスを買ってきました。
帰宅して箱を見たら内容はアニス、フェンネル、カルダモンなどで…
一個もかぶってない?!
がちょ~~ん~(何か違う薬が必要かも!?)

ではセントジョンズワートは何に効くのか?と家にある本を見たら…載ってない!?
どこで見たんだろう…
としばらく謎に思ってました。
さっき検索してみたら~更年期のイライラや不眠によるうつ状態に効くそうです。おおっ…な、なるほど…
更年期の本は何冊か図書館で借りて読んだけど家にはないんで、そのどれかに載ってたらしい。
レモングラスはもう少し一般的で、心身のリフレッシュ、疲労回復などですね。ほほ~と納得しております。

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集中力にはニンジン?

鼻先にニンジンをぶら下げれば馬は走る~というやつです、栄養の話じゃなくて。
ためしてガッテンでやっていたのを見て思い出したんですけど~

集中力をアップさせるには、まず気になるような音をシャットアウトすること。
風・水音・小鳥の声などの控えめな自然音をイヤホンで聞いているのが一番、邪魔にならないそうです。

それと、紙とペンがあれば出来る集中力アップ法。
それは自分の字で具体的な目標を書いて、目の前に貼っておくこと。それを見ると、気が散るのをストップ、頑張れるんだとか。
終われば帰れるとか、旅行に行けるとか、もうすぐビールとか。
達成目標というより、自分へのご褒美みたいですね。

……何が良いかなあ?

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「そろそろくる」

中島たい子「そろそろくる」集英社

「漢方小説」がなかなか良かったので、読んでみました。
30歳を過ぎたイラストレーターがゆで卵を上手く剥けずにいらいらするシーンから始まります。
そーゆーことってあるよね~と苦笑。
さて、きっとくる~のは何でしょう?
PMS(月経前症候群)…ちょうどこの本が出た頃に話題になっていたような気もします。
イライラしたり、ばか食いしたり、泣き出したりとこの症状を知ってみると~もろ当たりのヒロインは、恋人が出来たのもひょっとしてその衝動のせい?と動揺します。

何も知らない男性には読んで欲しいかも。
ただ個人差がかなりあるんでねえ。一人の症状で一冊まとめすぎ?月に一度ではなく年がら年中起こしているみたいな感じがしてきて…
前作同様、人間関係はほどほどでわかりやすく、前よりあっさり気味かな?楽にするすると読めます。
年下の彼氏の淡々とした様子もけっこう味がありますが、もう少し具体性というか実在感が欲しいかも。
男性にもPMSみたいなもの(たまに来るどうしようもない気分の揺れ?)があるのかも知れないという視点はゆとりがあって良いですね。

月経前というのがポイントなので、始まってしまうと落ち着く(少なくとも精神的には)という書かれ方なんですが、どうでしょう~肉体的にはもっとしんどいし、ぼんやりしたりして仕事にならない場合もあります。
生理休暇が必要な人もいる、ということは常識として知っておいて貰いたいかも?
この作家さんは子供が出来ない不安や出来た時の変調なんかもいずれテーマにするのかしらね。

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のんきに暮らしたい

昨日の新聞に出ていた調査結果で、「のんきに暮らしたい」というのが日本の子供達は43パーセントと目立って多かったそうです。
まあ、気が合いそう~?

今の子供が忙しすぎるせいなのか…
教育現場でもゆとりが大事みたいな言葉、言われてるんでしょうか?

中国人は「偉くなりたい」というのが同じぐらい高かったんですよ。日本は8パーセント!
指導者には全員はなれないものなので、必ずしも目指さなくても良いことだと思うけど~
人のためになることや全力を尽くす充実感は幸福になるために大事だってことも~もっと教えた方が良いのかな?

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「人生は廻る輪のように」

エリザベス・キューブラー・ロス「人生は廻る輪のように」角川書店

終末医療の先端を開いた高名な医師の自伝です。
「死の瞬間」は世界的ロングセラー。
裕福な家の三つ子として生まれ、スイスで育った少女時代は金髪の巻き毛で同じ可愛らしい服を着た三人の女の子のモノクロの写真で昔懐かしいような…
これが本人にとっては自分の個性を封じられているようで辛かったとのこと。
親の反対を押し切って医大を卒業したらすぐに、第二次大戦戦後のポーランドに(何とヒッチハイクしてまで)渡って困窮する患者を救おうとした大胆な女性で、勇気と行動力はものすごいです。

精神病院に研修で配属されれば、重い分裂病と診断されてただ閉じこめられていた何十人もの患者に根気よく話しかけ、ほとんどを退院させる所まで持って行ったというのですから~。
天性の医師ですね!
何ともストレートな生き方で、時にはひるむ気持ちも正直に書かれています。
騙されたり脅されたりもしつつ、エイズが偏見を持たれていた時代から患者のために尽力した事には感服。
後半スピリチュアルになっていきますが、科学者の言うことなので他とは違う説得力があります。
自らの臨死体験も含めて、これほど深く生死の極限に接して暮らした人も少ないでしょう。

生きるとは何か?
命は愛と成長のためにある…力強い言葉です。
死ぬとは何か?
普通に考えるような死というもの(全てが無に帰す絶望)は存在しない!
つまり~肉体は失われて魂もこの世を去っても、魂は存在する。
生涯を通じて悟ったというのです。
準備の出来た人にはわかることだそうです…
考えてみれば、人類のほとんどは長い年月そう感じて生きてきたのではないでしょうか?

重いテーマで、凡人はなかなかこの境地にまでなれないと思いつつも、生きるヒントと勇気を与えてくれる書だと思います。
読了は3月末だったかな。

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「新・自分で治す冷え性」

田中美津「新・自分で治す「冷え性」」マガジンハウス

昨年最後に左サイドにアップした画像の本です。
読んだのは3度目ぐらいかな…
とても良い本なので、冷え性に悩んでいる方には絶対のオススメ!
花粉症・アトピー・肩凝り・腰痛・不眠・便秘など、原因のハッキリしない不調にお悩みの女性にも参考になる点があると思いますよ~。
とても詳しい情報と細かいコツがたくさん載っていますので。
暑がりの人の中にも実は冷えのぼせ症の人がけっこういるそうです!?

合い言葉は「パンツ1枚、スパッツ2枚!」
これ、楽しいでしょ?
夏場にはちょっと無理かと思いますが(夏は1枚ずつで良いそうです)
夏は絹が良いというのでシルクの下着を2セット購入して愛用しています。
一昨年、夏の冷房で最初の不調が始まった気がします…

冬場は元々がっちりガードしていましたが、たまにはお洒落したい気分だったりとか、油断することもありますよね。この本を読んでから、調子が良くない部分はレッグウォーマーなどで徹底的にガードして、少しずつその効果は現れていますよ。

当たっていると思われる点が多々あったのですが~
身体の弱い人は自分の人生や身体を呪いがちになる、というあたりも。経験からの言葉なのでしょう。
全然病気にならないのが良い身体ではなく、症状の出やすい身体は敏感で上等な身体とも言えるそうです。そのつど治していけば良いとのこと。
頑丈な人は軽い状態では気づかず、突然倒れることもあるので危険だとか。

もう一つ、著者のお母さんが言っていた言葉「女は腰を冷やしちゃいけないよ」
確かに聞いたことあります~最近では死語になりかかっているでしょうか?
最近の若い人のファッションは自ら命を縮めているとしか思えないようなのもありますしねえ…
どこか調子が良くない人は、あったか~い服装にして下さいね!
高校の制服が冬服でも短いことと言ったら…子供服じゃないんだから~身体は大事にしなければ。
いい大人の学校側が(生徒の人気を集めるためになのか?)あんな制服作ってちゃいかんのじゃないでしょうか?

しっかり暖かい服装をして、身体に良いものを食べて、元気になりましょう!

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「うつもまた楽し」

斎藤茂太「うつもまた楽し」大和書房

これを読んでいる途中で訃報を知り、驚きました。
風貌そのままのふわっとした語り口で読む人をほっとさせてくれる茂太さん。
うつが国民病のようになってきた昨今、何かお薦め出来る本はないかと探していました。自分もちょっと気分が落ち込むことはあるので~あまり深刻な症例が載っているような真剣な本ではかえって暗くなってしまいそうですから…
これは臨床の知識に基づいて、一般向きにわかりやすく書かれている名著と思います。

うつになりやすい性格は日本人に多い性格でもあるとか。
真面目で神経質な頑張りやさんってことですね。何かあった時に自分を責めて落ち込んでしまうタイプ。
神経質な人はその性格を生かして学校の成績が良い、と言われてみると確かにそうですね~。世間に出ると、仕事や人生は試験とは違うので自分一人がどう頑張っても結果が出るとは限らない、上司も部下も家族も言うことを聞いてくれるとは限らない、確かにね!
処方箋は目標設定を高くしすぎないこと。肩の力を抜いて、なんでも百点を取ろうとしないことだそうです。

生きていて何かとちょっとした憂さがあるのは当たり前、それを感じるのは正常な神経の持ち主だという証拠で、そこまでは健康。憂さがたまって、生きる気力が萎えていくような事にならなければよいのです。
気分転換の方法を身につければ、だんだん楽になっていく…

ストレスというのは、必ずしも悪いことではなく、それ故に頑張れることもある。あって当たり前の物で、ただ無くそうとする必要はないんですね。
これも実例を挙げて言われてみて納得!
同じストレスが続くよりは、違うストレスに切り替えた方が能率が上がるとか。頭を使うストレスの後には運動が効果的なのもその理屈。

また精神的な疲れを取るには時間の経過も大切だそうです。大きな事があった後で、他のことにすぐ立ち向かおうとするとポッキリなるとか…
もしかして、今の自分がそうなのかも~プチ無理!?ってとこですかね。ちょっと焦っていたかなあ…
気分転換のためにも趣味を持つのは大切なこと。趣味を仕事にした場合には切り替えが出来ないために苦しむこともあるそうで。これは個人的によくわかる~!?

精神科の門を叩く人の7割がうつ、というぐらいになって来たそうですが、来てくれれば半分は治ったようなもの。
自覚がないまま無理をしている状態が長引いてしまうよりは、風邪をひいたら病院へ行くぐらいの気持ちで、早めに気軽に相談して欲しいそうです。

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日本人は心配性?

英国レスター大学で、世界の幸福度マップという調査が行われたそうです。
178ヵ国について、健康・経済・教育などの客観的データと8万人アンケートを分析した結果、幸福だと感じている国民が多いのは1位デンマーク、2位スイス、3位オーストリア。
続くのも北欧が多いのは福祉が充実しているのが第一と思われます。後は自然も美しく、政情も不安でないといったあたり?

日本は90位だそうです。
データ的には長寿国で、経済的にも豊か、教育も落ち目傾向とはいえトップの方(4位とか6位とか)に入るのに、幸福を実感している人が少ないのが特徴とか。
アメリカ23位、中国82位、ロシア167位だったかな…。
(私は昨日MSNで見たのですが、それはどうももう流れてしまったみたいなので~検索した記事を見て書いています)
中国より低い、とどこでも指摘されていますが、中国は勢いがあって上り調子だからでは?

日本人の性格の特殊性もいろいろ指摘されているようです。
悲観的に考える気質の人が多いとか、宗教心が薄いので現状に感謝する心が少ないとか。
…それもないとは言えませんが~
景気が悪いのが第一でしょう!
高度成長期やバブル期には、もっと幸福感は強かったはず。

長寿といっても自殺率は世界で10番目、8年連続で3万人を超えているんです。これは失政だと思います。
若い人の就職難、中高年のリストラ、その影響で女性は子供を産む決心がつきにくくなってると思いますよ。
ちゃんと仕事がある人は男女とも忙しすぎるのではないかと思うし。
しかし報道も悪い方を強調しすぎの所がありますね。それが日本人の性格なのかどうか…!?
格差の広がりやうつ病の増加のことでも何でも、大変だと騒ぐより、解決法を一つ一つ見つけていかなくては。
どうも大変だと騒いだり、怖いわねとうなずき合ったりするとこで終わってるような…
こうしたら良くなった!という報道が少ない気がします。

もう一つ、これはNHKの夜の番組で見たのですが、世界の人口65億人のうち、8億人は飢餓状態にあり、それより多い10億人が肥満だとか。
オーストラリアは地域によっては2人に1人が肥満という有様なので、政府が指導を始めたけれど、まだなかなか効果が上がらないとか。
日本は少なくともその辺は極端ではない…一番痩せているってこともないでしょうが~肥満度は恐らく真ん中より少なめ。むしろ、健康志向が強すぎるほどかも知れませんね?

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夢は薬

「夢は薬、あきらめは毒」というのは美容家の佐伯チズさんの言葉です。
先週新聞でも見かけ、NHK教育でもやっていたようです。

良い言葉でしょう…
何にでも通じますね!

どうせダメだなんて思ったら~ダメになっちゃうんですよ。
女性にとっては特に、鏡に映る自分がそう悪くないと思えるのは大事だと思います。
思いっきりテレビ出演の時だったかと思いますが~顔のマッサージをする時に、両手を頬に当てて「上がれ~上がれ~」と念じると良いとか。
これ、けっこう効果ありましたよ!
まずマッサージすることが肝心ね、その後に気持ちと、手のひらの暖かさも関係するのかな?
お試しあれ~(^^)

仕事を辞めて旦那さまの看病に専念した後に、亡くなって呆然としていた時期には何の手入れもせず、よれよれの外見になってしまったとか。
お母さんの介護をしていた時期に、だんだんお母さんの肌の色が白くなってきて、諦めなければこの年齢でも肌が綺麗になるとわかった、というような話もしてましたね。
お母さんには最後まで教えられたそうです。

うちの親も久しぶりによその人と話していると、だんだん背筋が伸びて、よそ行きの声を出し始め、ふだんよりも若々しくなってきたりします。
外に興味を抱いたり、たまには見栄を張ったりするのも大事なんじゃないかしら~。

私もね、数歳若く見えても今さら大差ないし…とか思ってたんですが。
そう思うと、とたんに何歳か老けちゃうみたいなんで~そ、それはちょっと待って~!?
やっぱり、意識は大事!

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人の心はしゃれたことをする

新聞記事で印象に残った言葉です。

精神科医でコメンテーターとしても知られる香山リカさんの経験で、第一志望の国立大学に落ち、挫折したと長年、思い込んでいたけれど、実際は違うのではないかという話。
しぶしぶ選んだ道というのが~自分が一番、無理なくいられる場所だったのでは?ということですね。
心は案外、第一志望に進むことを望んでいなかったのではないか…
しゃれたことをする、という表現が面白いなと思いました。
理想に手が届いても後が大変、ということはあるかも知れませんねえ?

自分は何が何だかわからない人生を送っている身としては、心がいつどういう選択をしたのやら?一言では言えないんですが…あっちへこっちへじたばたするのが生きることそのものって感じでしょうか。(なんだそりゃ~)
一番したい事というのは何だかんだ言ってもいつの間にかやっていて、一番したくないことはやってないんじゃないのかな?
何度か状況も変わり、大病する度に能力もどんどん変わっていっても、傍目にはたぶん余り変わらない~私らしい私という存在があると思うんですよ。

もう一つ、印象に残った言葉。
甲子園に魔物はいるかという質問に対する早実の斉藤君の答え。
「いないと思います。いるとしたら心の中。自分の心の中に魔物はいない」

このまっすぐさが…カッコイイですねえ!

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「つきのふね」

森絵都「つきのふね」角川文庫

直木賞を受賞して話題になっている森絵都、これが良かったという記憶があったので、再読してみました。
2000年を前にノストラダムスの大予言で世界が終わるかも知れないなんていう話をしている時期が舞台だったというのをすっかり忘れていて、ビックリ。
そ、そういえば…97~9年頃というのはけっこう話題になっていたものです。
今となっては妙なので、これから読む人が小説の内容に入っていけるだろうかと思いましたが、その点は大丈夫でしょう。
中学生が主人公で思春期まっただ中、あの年頃には他のどんなきっかけでも妙な思い込みをすることはありますからね。

中学生のさくらは進路調査に「不明」と書いて、担任に呼び出しを食らう。
大親友だった梨利と口をきかなくなって40日以上過ぎ、クラスでも浮いてしまったさくらは、今日も智さんのアパートに寄っていく。
大人の男性の部屋にいたのを梨利のおっかけを自称する勝田君に見つかってしまうが、勝田もすぐ智さんに懐いて顔を出すようになる。
スーパーで万引きをして、さくらだけが捕まったあの日、出会ったのが智さん。
24歳の智さんは穏やかで、傍にいると居心地が良いのだが、人類を乗せるノアの箱舟のような宇宙船のデザインを一人で考え出すと止まらず、しだいに壊れていく…

さくらと勝田は必死で智さんを何とかこちら側へ引き留めようとあれこれ頑張るのです。
梨利を裏切ったと苦しむさくら、万引きのグループに残っている梨利も違う風に苦しんでいたのでした。あの年頃では友達と気まずくなるのは世界が終わるほどのことですよね…
万引きそのものが悪いとは最後まで自覚していないらしい少女達や、ここまで色々なことが起きているのにいっこうに気づいていない主人公の家族など、ありそうで苦笑いさせられます。

中学生でもわかりやすい書き方で、大人でも読める内容です。
かなり痛い部分まで入り込みながら、人間の生命力への信頼を漂わせ、弾力のある展開のあちこちにセーフティネットが張られている、暖かみのある物語。
良い本ですよ。

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「あなたを元気にするハーブ生活」

「Dr.海原純子の「あなたを元気にする」ハーブ生活―心も体も「いい女」になる24時間」三笠書房

女性専門のクリニックを経営するお医者様である海原純子さんのハーブの本。
ハーブによる性質の違いを知り、自分の性格や状態にあったハーブを見つけて、ハーブの力の優しいサポートにより悩みを軽くして元気になろうというもの。

性格診断みたいな設問が良くできていて、「あなたの心のいい人度」「コンピューター度」「女らしさ度」など、独特で面白いのです~。
前に読んだ時にははっきりしていた傾向が、今読むと方向性は意外と変わらないんですけど、かなりテンションが変わっているのも面白かったり。
ラベンダーやローズマリーはもともと好きな香りでしたが、効能を詳しく知って納得しました。
落ち込んだ時にラベンダーはふっと気分を軽くしてくれますし、ローズマリーは首凝りに効くんですよ。

日常生活に取り入れられるちょっとしたコツや、美しい肌・髪・爪を保つ方法、汗っかき・アトピーの対処法など、色々なケースが載っているので、折に触れて読み直している本なんです。
キャンドルなどの写真もお洒落~健康に良い、バジルを使ったものなど簡単なお料理のレシピも楽しい。
巻末にはハーブ全般の効能、用い方がまとめて載っています。

難点はタイトルがやたらに長いことぐらい?
ココログでは現在お取り扱い出来ないそうですが~Amazonならありますよ!

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喜怒哀楽

先週、スタジオパークの総集編で、病気体験を語る3人をダイジェストで放映していました。
田中美里(病名は不安神経症?かパニック障害だったかも…)と高嶋政宏(父の鬱病)と坂上次郎の脳梗塞体験。

田中美里はデビュー2年目に一ヶ月入院したのだそうです。そういえばそんなこともあったかも…
若いのに落ち着いた感じの人なのですが、先日テレビで言っていたのは「喜怒哀楽の喜と楽だけでいつもニコニコしているようにその頃はやっていたのが、人間には喜怒哀楽あるのだから怒や哀も出さなくてはいけないと気づいた」というようなこと。
「今は話したくない」とか「それはやりたくない」とかはっきり言えば「そうなんだ~」と案外わかって貰える。
芸能界でそれは重要なことでしょうね!
さらに「まわりに甘えていて期待過剰になっていたのではと後で思った」と。

入院した時なんて20そこそこなのにねえ…悟りすぎですわ?
印象に残った言葉でした。
こういうの、カテゴリは何かなあ~「心と体」という項目があったのでとりあえず使ってみます~。

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