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おすすめ本

2012年後半に紹介した小説以外の本

2012年後半にご紹介した本
7月
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」  岩崎夏海
1冊

8月
「日本中枢の崩壊」  古賀茂明
1冊

9月
「不機嫌なメアリー・ポピンズ」  新井潤美
「なんとかしなくちゃ」  モニカ・ディケンズ
「知らないと損をする 池上彰のお金の学校」  池上彰
3冊

10月
「生きていてもいいかしら日記」  北大路公子
「ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”」  君塚直隆
2冊

11月
0冊

12月
「アガサ・クリスティーと訪ねるイギリス」  津野志摩子
「バービーと私」  宮塚文子
2冊

少ないですよね‥
小説だけではちょっと現実逃避になってしまうのでは?という危惧と、ベストセラーリストなどはむしろ小説じゃない本が多いので、おお世間はそうなのだと気づいて、読んでみたりして。

ドラッカーのマネジメントは図書館でも冊数が多いのでしょう。
いぜん調べたときには待ちが長いのでまあ読まなくてもいいかとやめたんですが~このときリクエストしたらすぐに来ました!
流行にすっかり遅れた感じ?(苦笑)

池上彰の本は、いつも買ってます~読み返すために。
お金の学校なんか、すぐ2度目を読みました。
それでも、忘れますねえ‥

イギリスものって面白い。
「不機嫌なメアリー・ポピンズ」はイギリスでは当たり前のことになっている身分(社会階層)の感覚が、映画や小説にどう反映されているかという親切な説明。
「なんとかしなくちゃ」はそこで取り上げられていたお嬢様が家政婦になっての体験記。
「ヴィクトリア女王」は、映画をテレビで見たため。
アガサ・クリスティーもすでに歴史的人物なので、いろいろ読み直そうと思ってます。

「生きていてもいいかしら日記」
この気持ちわかるわぁ。まあこれだけ筆が立って、人を笑わせられれば、十分でしょうが。

「バービーと私」
世界的にヒットしたバービー人形が最初日本で作られ、その洋服のデザインに貢献した話。なんとね~日本人がこんなに力を入れて作ってみていたとは。
すごく面白かったです。
私らしいという点では、この本がベストかな。

2012年後半に紹介した国内小説

2012年後半にご紹介した本
7月
「交換殺人には向かない夜」  東川篤哉
「こいわすれ」  畠中恵
「たまさか人形堂物語」  津原泰水
  
「仮装の騎士」  斉藤直子
「太陽のパスタ、豆のスープ」  宮下奈都
「冬姫」  葉室麟
「ワーキング・ホリデー」  坂木司
7冊

8月
「星やどりの声」  朝井リョウ
「本日は大安なり」  辻村深月
「キミは知らない」  大崎梢
「丹生都比売」  梨木香歩
「小さな貴婦人」  吉行理恵
「千年の愉楽」  中上健次
「君を乗せる舟―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「尼僧とキューピッドの弓」  多和田葉子
8冊

9月
「永遠の0」  百田尚樹
「人質の朗読会」  小川洋子
「虎と月」  柳広司
「春から夏、やがて冬」  歌野晶午
「雨を見たか―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「転迷―隠蔽捜査4」  今野敏
「RDGレッドデータガール学園の一番長い日」  荻原規子
「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」  三上延
8冊

10月
「ナニワ・モンスター」  海堂尊
「ラブレス」  桜木紫乃
「誰かが足りない」  宮下奈都
「絆回廊 新宿鮫Ⅹ」  大沢存昌
「コンビニたそがれ堂」  村山早紀
「望月のあと(覚書源氏物語『若菜』)」  森谷明子
「陽だまりの彼女」  越谷オサム
「快適生活研究」  金井美恵子
「霧のむこうのふしぎな町」  柏葉幸子
9冊

11月
「偉大なる、しゅららぼん」  万城目学
「ビブリア古書堂の事件手帖2栞子さんと謎めく日常」  三上延
「小春日和」  金井美恵子
「幸福な生活」  百田尚樹
「ユリゴコロ」  沼田まほかる
5冊

12月
「初陣 隠蔽捜査<3.5>」  今野敏
「株式会社ネバーラ北関東支社」  瀧羽麻子
「まもなく電車が出現します」  似鳥鶏
「おまえさん」  宮部みゆき
「猫色ケミストリー」  喜多喜久
「卵の緒」  瀬尾まいこ
6冊

宮下奈都さん、すごくいいと思いましたね。
この中では特に「太陽のパスタ、豆のスープ」ね。最近読んだ(ご紹介はまだな)のもよかったけど。

「丹生都比売」いいです‥大海皇子の息子・草壁皇子をめぐる和風ファンタジー。
これは読者選ぶかなあ?
梨木香歩さんて、すごいわ。

「尼僧とキューピッドの弓」現代的な尼僧院での興味深い暮らしと、ある女性の半生記と。

「人質の朗読会」この作品は忘れないと思う‥
小川洋子さんは外せない。

「本日は大安なり」辻村さん、2作目。
これはドラマ化されたように誰が読んでも良いような作品で、こんなのも書けるのねと。

「仮装の騎士」は日本ファンタジーノベル大賞受賞作リストから。
読むの忘れていた!と思って。ルイ15世時代に実在した美貌の女装スパイの話で、時代や題材は面白いけど、書き込みがもうひとつかな。

「千年の愉楽」濃密で独特でした。
芥川賞受賞作リストをチェックしていて~中上健次、ちゃんと読んだことないんじゃないか?と気づいて。

百田尚樹も評判高いので、いろいろ「永遠の0」好みではないけど、ここまでの密度はなかなかない力作でした!

沼田まほかる、すごい‥嫌ミスとはこれのことかという。意外な展開は読ませます。

金井美恵子さん、最近読んでないなと思って‥
辛口で饒舌。いや面白いわ。

癒し系のを探してました。
「コンビニたそがれ堂」やさしい雰囲気で素敵。
「陽だまりの彼女」かわいい‥
「卵の緒」とか‥
こちらのコンディションによっては甘く感じたかも?という内容だけど。いやいや、甘いだけじゃない~けっこう複雑な味でした。

「ビブリア古書堂」も、取り上げられている本が渋くて、予想より読み応えあったし。

「偉大なる、しゅららぼん」が好きかなあ‥万城目ワールドって、なんともいえない。
住宅街が結構私が住んでるところに似ていたりもして。

「人質の朗読会」とどっちが‥??

2012年後半に紹介した海外小説

2012年後半にご紹介した海外小説
7月
「呪われた首環の物語」  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「甦る男―リーバス警部シリーズ」  イアン・ランキン
「凍りつく骨」  メアリ・W.ウォーカー
「警視の死角」  デボラ・クロンビー
「エミリ・ディキンスン家のネズミ」  エリザベス・スパイアーズ
「凍てついた墓碑銘」  ナンシー・ピカード
「夜明けのパトロール」  ドン・ウィンズロウ
「水晶玉は嘘をつく?」  アラン・ブラッドリー
「トゥルーブラッド2 歪んだ儀式」  シャーレイン・ハリス
9冊

8月
「チャイルド44」  トム・ロブ・スミス
「フィッツジェラルドをめざした男」  デイヴィッド・ハンドラー
「ブラックランズ」  ベリンダ・バウアー
「悲しみにさよなら」  ナンシー・ピカード
「市民ヴィンス」  ジェス・ウォルター
「丘をさまよう女」  シャーリン・マクラム
「結婚は殺人の現場」  エレイン・ヴィエッツ
「ベルガード館の殺人」  ケイト・ロス
「エミリー」  マイケル・ビダード
「湖のほとりで」  カリン・フォッスム
10冊

9月
「ヴェネツィアの悪魔」  デヴィッド・ヒューソン
「裏切りの峡谷」  メグ・ガーディナー
「メディエータZERO <episode 2> 吸血鬼の息子」  メグ・キャボット
「ドラゴンがいっぱい!―アゴールニン家の遺産相続奮闘記」  ジョー・ウォルトン
「悪の華にくちづけを」  ロレッタ・チェイス
「破壊者」  ミネット・ウォルターズ
「犯罪」  フェルディナント・フォン・シーラッハ
「竜の騎士」  コルネーリア・フンケ
8冊

10月
「タラ・ダンカン若き魔術師たち」  ソフィー・オドゥワン・マミコニアン
「鏡のラビリンス」  ジェイン・アン・クレンツ
「チョコチップ・クッキーは見ていた」  ジョアン・フルーク
「ベベ・ベネット、死体を発見」  ローズマリー・マーティン
「ペギー・スー(1)魔法の瞳を持つ少女」  セルジュ・ブリュソロ
「悪童 エリカ&パトリック事件簿」  カミラ・レックバリ
「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」  ジョアン・フルーク
「サクソンの司教冠」  ピーター・トレメイン
「スープ鍋につかった死体」  キャサリン・ホール・ペイジ
9冊

11月
「ベベ・ベネット、モデルと張り合う」  ローズマリー・マーティン
「背後の足音」  ヘニング・マンケル
「待ち望まれた死体」  キャサリン・ホール・ペイジ
「ブルーベリー・マフィンは復讐する」  ジョアン・フルーク
「トゥルーブラッド3 囚われの想い人」  シャーレイン・ハリス
5冊

12月
「シヴァ 狼の恋人」  マギー・スティーフベイター
「過去よさらば」  ペンッティ・キルスティラ
「牛乳配達退場」  シャーロット・マクラウド
「殿下と騎手」  ピーター・ラヴゼイ
「マルベリーボーイズ」  ドナ・ジョー・ナポリ
5冊

「呪われた首環」ウィンジョーンズがなくなったので、がっかり。
これはちょっと前の作品だけど。
少年達が前向きなのに感心しました。

リーバス警部ものもよかった‥警察小説で重めなので、最初のほうを読んだきりだったんだけど。

アラン・ブラッドリー、11歳の女の子が主人公のミステリで、めちゃ面白い。
ベベ・ベネットのローズマリー・マーティン、とってもキュートなヒロイン。
デボラ・クロンビーは相変わらず良いので、感心。
ケイト・ロスはごひいき作家の読み直し。

「湖のほとりで」のフォッスムは、ノルウェー。しみじみと描かれる現代の村の思わぬ悲劇。
「犯罪」のシーラッハは、ドイツ。これはすごくよかったー!半ば以上実録もの。
「過去よさらば」のキルスティラは、フィンランド。珍しい国のものも読めました。

「アゴールニン家」めちゃめちゃ面白い!
ドラゴンがイギリス上流階級のように暮らしていて。

過去の受賞作をチェックして、いくつか。
「チャイルド44」はこのミスなどでずっと高評価が続いているので、しぶしぶ1作目を読みました。いやあ、読み応えがあり、たいしたもの。重いけど。

歴史ミステリ、やや少ない?
「サクソンの司教冠」は初期長編。

詩人エミリ・ディキンスン関連は、一服の清涼剤。

「マルベリーボーイズ」よかったです。祖父の子供時代をモデルに描いた毛色の変わった作品だけど、ジョーナポリは良いわ。

ちょっとファンタジーが少な目?そういう気分だったのかしら‥
「タラ・ダンカン」と「ペギー・スー」は女の子がヒロインのハリポタみたいな。読めるけど~大人向きとまでは言いがたいかも‥

吸血鬼ものをファンタジーに入れれば、けっこう読んでるけど。
スリルと空想とロマンスの要素があるので、ある程度の水準が期待できます。

お菓子探偵ハンナのジョアン・フルークはもうコンスタントに読んでます。
エレイン・ヴィエッツも首を長くして新作待ってるし。
シャーロット・マクラウドを読み直そう!と思いつきました。

コージー系がすぐ読み尽くしちゃうので‥もっと欲しい‥図書館にすべては揃わないという問題もあってね。
ずっと前に読んだのですごくお気に入りのが紹介してない、というのはまだかなりあるので、それはぼちぼち読み直そうと思ってます。
ここ数年、ブログに紹介したいために新作を読むことがすごく増えて、がんばってます~。
その前は、慣れたのばかり読み返していた年もあるので。

あ、ロマンスもので歴史ものが結構あるのを発見したので、楽しみにしてます。
ふっふっふ。

で結局。ベスト本は‥
ファンタジーでは「アゴールニン家」
コージーなら、ベベ。
でないのは‥「犯罪」かな。

2012年後半にご紹介した本

2012年後半にご紹介した本
7月
「交換殺人には向かない夜」  東川篤哉
「呪われた首環の物語」  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「こいわすれ」  畠中恵
「甦る男―リーバス警部シリーズ」  イアン・ランキン
「たまさか人形堂物語」  津原泰水
「凍りつく骨」  メアリ・W.ウォーカー
「ふむふむ―おしえて、お仕事」  三浦しをん  
「警視の死角」  デボラ・クロンビー
「仮装の騎士」  斉藤直子
「エミリ・ディキンスン家のネズミ」  エリザベス・スパイアーズ
「太陽のパスタ、豆のスープ」  宮下奈都
「凍てついた墓碑銘」  ナンシー・ピカード
「冬姫」  葉室麟
「夜明けのパトロール」  ドン・ウィンズロウ
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」  岩崎夏海
「水晶玉は嘘をつく?」  アラン・ブラッドリー
「ワーキング・ホリデー」  坂木司
「トゥルーブラッド2 歪んだ儀式」  シャーレイン・ハリス
18冊

8月
「星やどりの声」  朝井リョウ
「チャイルド44」  トム・ロブ・スミス
「春になったら苺を摘みに」  梨木香歩
「フィッツジェラルドをめざした男」  デイヴィッド・ハンドラー
「本日は大安なり」  辻村深月
「ブラックランズ」  ベリンダ・バウアー
「キミは知らない」  大崎梢
「悲しみにさよなら」  ナンシー・ピカード
「丹生都比売」  梨木香歩
「市民ヴィンス」  ジェス・ウォルター
「小さな貴婦人」  吉行理恵
「丘をさまよう女」  シャーリン・マクラム
「日本中枢の崩壊」  古賀茂明
「結婚は殺人の現場」  エレイン・ヴィエッツ
「千年の愉楽」  中上健次
「ベルガード館の殺人」  ケイト・ロス
「君を乗せる舟―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「エミリー」  マイケル・ビダード
「尼僧とキューピッドの弓」  多和田葉子
「湖のほとりで」  カリン・フォッスム
20冊

9月
「永遠の0」  百田尚樹
「ヴェネツィアの悪魔」  デヴィッド・ヒューソン
「人質の朗読会」  小川洋子
「裏切りの峡谷」  メグ・ガーディナー
「虎と月」  柳広司
「メディエータZERO <episode 2> 吸血鬼の息子」  メグ・キャボット
「春から夏、やがて冬」  歌野晶午
「ドラゴンがいっぱい!―アゴールニン家の遺産相続奮闘記」  ジョー・ウォルトン
「雨を見たか―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「不機嫌なメアリー・ポピンズ」  新井潤美
「なんとかしなくちゃ」  モニカ・ディケンズ
「「知らないと損をする 池上彰のお金の学校」  池上彰
「悪の華にくちづけを」  ロレッタ・チェイス
「転迷―隠蔽捜査4」  今野敏
「破壊者」  ミネット・ウォルターズ
「RDGレッドデータガール学園の一番長い日」  荻原規子
「犯罪」  フェルディナント・フォン・シーラッハ
「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」  三上延
「竜の騎士」  コルネーリア・フンケ
20冊

10月
「ナニワ・モンスター」  海堂尊
「タラ・ダンカン若き魔術師たち」  ソフィー・オドゥワン・マミコニアン
「ラブレス」  桜木紫乃
「鏡のラビリンス」  ジェイン・アン・クレンツ
「誰かが足りない」  宮下奈都
「チョコチップ・クッキーは見ていた」  ジョアン・フルーク
「絆回廊 新宿鮫Ⅹ」  大沢存昌
「ベベ・ベネット、死体を発見」  ローズマリー・マーティン
「コンビニたそがれ堂」  村山早紀
「ペギー・スー(1)魔法の瞳を持つ少女」  セルジュ・ブリュソロ
「望月のあと(覚書源氏物語『若菜』)」  森谷明子
「悪童 エリカ&パトリック事件簿」  カミラ・レックバリ
「陽だまりの彼女」  越谷オサム
「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」  ジョアン・フルーク
「快適生活研究」  金井美恵子
「サクソンの司教冠」  ピーター・トレメイン
「生きていてもいいかしら日記」  北大路公子
「ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”」  君塚直隆
「霧のむこうのふしぎな町」  柏葉幸子
「スープ鍋につかった死体」  キャサリン・ホール・ペイジ
20冊

11月
「偉大なる、しゅららぼん」  万城目学
「ベベ・ベネット、モデルと張り合う」  ローズマリー・マーティン
「ビブリア古書堂の事件手帖2栞子さんと謎めく日常」  三上延
「背後の足音」  ヘニング・マンケル
「小春日和」  金井美恵子
「待ち望まれた死体」  キャサリン・ホール・ペイジ
「幸福な生活」  百田尚樹
「ブルーベリー・マフィンは復讐する」  ジョアン・フルーク
「ユリゴコロ」  沼田まほかる
「トゥルーブラッド3 囚われの想い人」  シャーレイン・ハリス
10冊

12月
「初陣 隠蔽捜査<3.5>」  今野敏
「アガサ・クリスティーと訪ねるイギリス」  津野志摩子
「株式会社ネバーラ北関東支社」  瀧羽麻子
「シヴァ 狼の恋人」  マギー・スティーフベイター
「まもなく電車が出現します」  似鳥鶏
「過去よさらば」  ペンッティ・キルスティラ
「おまえさん」  宮部みゆき
「牛乳配達退場」  シャーロット・マクラウド
「猫色ケミストリー」  喜多喜久
「バービーと私」  宮塚文子
「殿下と騎手」  ピーター・ラヴゼイ
「卵の緒」  瀬尾まいこ
「マルベリーボーイズ」  ドナ・ジョー・ナポリ
13冊

ふぅ~たくさん、ありますね!
豊かな内容のタイプの違うたくさんの本に、支えられました。
さまざまな賞の候補作や、店頭の平積み、新聞の書評、お気に入り作家の新作、ネットでの紹介、ブクログやアマゾンの評価など、いろいろ参考にして探しています。

重いものを次々に読めるほどのコンディションではないけれど~
とりあえず本が読める!のは、日々ありがたいことです。

11~12月にご紹介したのが少ないのは、パソコンがクラッシュしたせいです。
それまでは20冊ずつとちょっと頑張っていました。
読んだ時とご紹介する時期のずれがだんだん大きくなっていたので、ちょっと焦っていて。
急がば回れ!
ってことでしょうか~。

2012年前半に紹介した小説以外の本

2012年前半に紹介した小説以外の本

1月
「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」  伊坂幸太郎
「ママになった猫の海(カイ)ちゃん」  岩合日出子

2月
「マーチ家の父 もうひとつの若草物語」  ジェラルディン・ブルックス

3月

4月
「恋するジョゼフィーヌ―ナポレオンとの愛」  ジャック・ジャンサン
「もっと知りたい源氏物語」  大塚ひかり
「発達障害に気づかない大人たち」 星野仁彦

5月
「ふしぎなキリスト教」  橋爪大三郎

6月
「天上紅蓮」  渡辺淳一
「アネイリンの歌―ケルトの戦の物語」  ローズマリ・サトクリフ

伊坂さんのは感じのいいエッセイでした。
猫の海ちゃんをめぐる体験談は、海ちゃんが賢くてねえ‥
モデルとしても貢献してくれていたのね。

「マーチ家の父」は小説ですが、若草物語の作者オルコットの父親について調べ上げて書いた本。
個人の体験から、南北戦争の実態のある一面が照らし出されています。

「恋するジョセフィーヌ」は奔放で悪気がなかったナポレオンの妻の人生。
落ち着き始めたら著者が興味をなくしたのがおかしい。

「源氏物語」リストが詳しくて、視点も面白い。

「発達障害」そうねえ‥
ADHDなどが発見されずに大人になってしまったという。
昔から「変人」といわれているタイプってことでしょうか。
本人の誠意とは別な問題だというのは知っておいたほうがいい?

「ふしぎなキリスト教」
日本人にはわかりにくいことを説明してくれている。
面白がりすぎでやや偏っているが、面白いことは面白い。

「天上紅蓮」白河法皇と待賢門院の恋愛。
小説ですが、歴史資料にもかなり言及があるので。

「アネイリンの歌」古代史に興味がある人向けなので。
児童文学だけど、実際にあった戦いを詳しく語った詩に基づくもの。

えっと、てんでんばらばらなので、ベストっていっても‥
まあ個人的に興味の深いところで「マーチ家の父」かな。

2012年後半に読んだ本については、一息入れてから、またアップしますね~。

2012年前半に紹介した国内小説

2012年前半に紹介した国内小説

1月
「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」  伊坂幸太郎
「シアター!<2>」  有川浩
「きことわ」  朝吹真理子
「RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた」  荻原規子
「北の夕鶴2/3の殺人」  島田荘司
「シティ・マラソンズ」  三浦しをん
「悪の教典」  貴志祐介
7冊。

2月
「雛の鮨―料理人季蔵捕物控」  和田はつ子
「ひまつぶしの殺人」  赤川次郎
「ピエタ」  大島真寿美
「黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「ロマンス」  柳広司
「伏 贋作・里見八犬伝」  桜庭一樹
「フェロモン」  神田茜
「動物園の鳥」  坂木司
8冊。

3月
「スノーフレーク」  大崎梢
「切れない糸」  坂木司
「スコーレ№4」  宮下奈都
「撫子が斬る」  日本ペンクラブ編
「夜明けの街で」  東野圭吾
「将軍の料理番―庖丁人侍事件帖」 小早川涼
「箱庭図書館」  乙一
「星々の舟」  村山由佳
8冊。

4月
「心星ひとつ みをつくし料理帖」  高田郁
「もっと知りたい源氏物語」  大塚ひかり
「狐笛のかなた」  上橋菜穂子
「神様のカルテ2」  夏川草介
「ばらばら死体の夜」  桜庭一樹
「モルフェウスの領域」  海堂尊
「猫鳴り」  沼田まほかる
7冊。

5月
「ツリーハウス」  角田光代
「RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女」  荻原規子
「舟を編む」  三浦しをん
「オーダーメイド殺人クラブ」  辻村深月
「ちょちょら」  畠中恵
「東京島」  桐野夏生
「開かせていただき光栄です」  皆川博子
「メロディ・フェア」  宮下奈都
8冊。

6月
「白の祝宴(逸文紫式部日記)」  森谷明子
「完全犯罪には猫が何匹必要か?」  東川篤哉
「ダイイング・アイ」  東野圭吾
「天上紅蓮」  渡辺淳一
「ホテルジューシー」  坂木司
「風待ちのひと」  伊吹有喜
「花の鎖」  湊かなえ
「チヨ子」  宮部みゆき
8冊。

伊坂幸太郎のエッセイ集は感じがよかったので、年頭にご紹介を持ってきたのでした。
こうしてみると、充実した作品に出会えたなあと思います。
いや軽いのもあるけど、それはそれで、そういうのもないとね。

高田郁さん、大好き!
坂木さん、ほっとします。
有川さん、元気が出るので、時々混ぜながら。
荻原さん、楽しみに待って読んでいます。
宇江佐さん、実力派で安全パイ。

「悪の経典」いや好きなタイプではないけど、さばさばと書けていて上手でした。
「東京島」も予想外の内容で、なんというか文学的だけど滑稽でユニークでした。

辻村深月さん、初読み。これは本屋大賞候補ということで図書館にリクエストしたのかな?

「舟を編む」が受賞しましたよね。そりゃあそうでしょう!

ベスト本、決めにくい~~
「舟を編む」も大好きだけど‥
「ピエタ」と「開かせていただき光栄です」だと、どっちも海外を舞台にした、しかも歴史ミステリになってしまうけど。
そういうの好きだから、しょうがない?
あ、森谷さんも良いわ~。「白の祝宴」が読めて、うれしかった~。
これがベストでも良いなあ。

2012年前半に紹介した海外小説

2012年前半にご紹介した海外小説

1月
「赤い靴の誘惑」  シャンナ・スウェンドソン
「名探偵登場」  ウォルター・サタスウェイト
「銀の枝」  ローズマリ・サトクリフ
「喪失」  カーリン・アルヴテーゲン
「リガの犬たち」  ヘニング・マンケル
「蛹令嬢の肖像」  ヘザー・テレル
計6冊。

2月
「骨と歌う女」  キャシー・ライクス
「マーチ家の父 もうひとつの若草物語」  ジェラルディン・ブルックス
「バレンタインは雪あそび」  レスリー・メイヤー
「殺しのパレード」  ローレンス・ブロック
「今をたよりに」  ジル・チャーチル
「口は災い」  リース・ボウエン
「仮面舞踏会」  ウォルター・サタスウェイト
「ジンクス」  メグ・キャボット
「聖書の絵師」  ブレンダ・リックマン・ヴァントリース
9冊。

3月
「探偵は犬を連れて」  イヴリン・デイヴィッド
「二流小説家」  デイヴィッド・ゴードン
「時の地図」  フェリクス・J.パルマ
「マンハッタン物語」  ローレンス・ブロック編
「心理検死官ジョー・ベケット」  メグ・ガーディナー
「500年の恋人」  スーザン・プライス
「おせっかいなゴッドマザー―(株魔法製作所)」  シャンナ・スウェンドソン
「バースデイ・ブルー」  サラ・パレツキー
8冊。

4月
「ミッドナイト・ララバイ」  サラ・パレツキー
「カリフォルニア・ガール」  T.ジェファーソン・パーカー
「トゥルーブラッド1 闇夜の訪問者」  シャーレイン・ハリス
「野兎を悼む春」  アン・クリーヴス
「メディエータZERO<episode 1>天使は血を流さない」  メグ・キャボット
「おやすみなさい、ホームズさん」  キャロル・ネルソン・ダグラス
「ブラッド・ブラザー」  ジャック・カーリイ
7冊。

5月
「ウィンター・ビート」  サラ・パレツキー
「探偵家業は運しだい」  レジナルド・ヒル
「チャイナ・レイク」  メグ・ガーディナー
「特捜部Q ―檻の中の女―」  ユッシ・エーズラ・オールスン
「007 白紙委任状」  ジェフリー・ディーヴァー
「騙す骨」  アーロン・エルキンズ
「ハゲタカは舞い降りた」  ドナ・アンドリューズ
「まぼろしの白馬」  エリザベス・グージ
「夏の夜のわるい夢」  ジェイニー・ボライソー
9冊。

6月
「コブの怪しい魔法使い―(株)魔法製作所」  シャンナ・スウェンドソン
「ビター・メモリー」  サラ・パレツキー
「複数の時計」  アガサ・クリスティ
「白い雌ライオン」  ヘニング・マンケル
「でぶじゃないの、骨太なだけ」  メグ・キャボット
「アネイリンの歌―ケルトの戦の物語」  ローズマリ・サトクリフ
「ブルー・ヘヴン」  C.J.ボックス
「どろぼうの神さま」  コルネーリア・フンケ
「シャンハイ・ムーン」  S.J.ローザン
9冊。 

48冊。

シャンナ・スウェンドソンを楽しんだ年でしたね~。
明るいラブコメ調の魔法使いが出てくるファンタジーで、OLものコージーみたいな雰囲気もあります。
ファンタジーならこれ。
軽いものを求めて、メグ・キャボットのヤングアダルト向けを読んだり。
メグ・キャボットはコージー系のがすっごく面白くて、楽しみに待ってるんですよ。
コージー系ならこの人。

シリーズでいうなら「トゥルーブラッド」も。
吸血鬼もののこれはパラノーマル・ロマンスというジャンルだけど‥このブログで言うとファンタジー?なんか違う‥むしろ活劇っぽいミステリ風味。
あ、ロマンスというカテゴリは作ったんだっけ。

ヘニング・マンケルは抜けているところを埋めていました。
ほかにも、北欧の作家もあれこれ読み始めました。
あ、でも前半にはあまり入ってない?
お国柄の違いはまだよくわからないんですが~独特な雰囲気がありますよね。
オールスンがデンマークかな。
スウェーデンは多いですね~人口も多いしね。

歴史もの結構あってうれしかった。
「蛹令嬢の肖像」妙なタイトルだけど、蛹というのがキリストの変身の象徴で、昔の絵にはあったモチーフだとか。
「口は災い」「聖書の絵師」「時の地図」「500年の恋人」など。ホームズものパスティーシュの「おやすみなさい、ホームズさん」も面白かった。
「聖書の絵師」がよかったかな~。

サラ・パレツキーの読み直しをしていた年でもありました。
何年か読んでいなかったので、抜けたところを埋めていって‥しっかりした内容だと改めて思いました。ヴィク・ウォーショースキーは時代のままに年齢いってるのですが、いろいろ悩みつつもすっごく元気なのはすごいわ!

海外作品はミステリだけだと深刻になってしまったりするので、心温まるものを探して、児童文学の名品を読みました。
昔読んだけどすっかり忘れている「まぼろしの白馬」とか。
評価の高い「どろぼうの神様」とか。前半の児童文学で言えばこれがベストかな。
お気に入りのローズマリ・サトクリフはもちろん。たいてい前に読んでるんだけど、そう気楽に読み返せない内容なので、かなり忘れていて、新鮮に楽しめます。

一昨年のミステリベストテンに輝いた「二流小説家」なども、達者で面白かったです。
そうこれ、図書館にリクエストしたのはだいぶ前で~読んだのも年末じゃないかな。だいぶ、ご紹介が延びていますね。

ジェフリー・ディーヴァーがイアン・フレミングの遺族の委託を受けて書いた現代版007もの。
全体に明るいトーンなのが面白かったです。

あ、「シャンハイ・ムーン」すごくよかった!絶好調ですねえ。
ミステリならこれかな。
「野兎を悼む春」「夏の夜のわるい夢」も好みの女性作家さん。
私がミステリベスト10を作れば、入るよね~一般的にはどうなんだろ‥??

2012年前半に紹介した本

いまさらのようですが~
2012年前半にご紹介した本をリストアップしておきます。
前に書きかけてあった記事を見つけたのと、1年分一度にだと多すぎるので‥

1月
「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」  伊坂幸太郎
「赤い靴の誘惑」  シャンナ・スウェンドソン
「シアター!<2>」  有川浩
「名探偵登場」  ウォルター・サタスウェイト
「きことわ」  朝吹真理子
「銀の枝」  ローズマリ・サトクリフ
「RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた」  荻原規子
「喪失」  カーリン・アルヴテーゲン
「北の夕鶴2/3の殺人」  島田荘司
「リガの犬たち」  ヘニング・マンケル
「シティ・マラソンズ」  三浦しをん
「蛹令嬢の肖像」  ヘザー・テレル
「ママになった猫の海(カイ)ちゃん」  岩合日出子
「悪の教典」  貴志祐介
14冊。

2月
「骨と歌う女」  キャシー・ライクス
「雛の鮨―料理人季蔵捕物控」  和田はつ子
「マーチ家の父 もうひとつの若草物語」  ジェラルディン・ブルックス
「ひまつぶしの殺人」  赤川次郎
「バレンタインは雪あそび」  レスリー・メイヤー
「ピエタ」  大島真寿美
「殺しのパレード」  ローレンス・ブロック
「黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「今をたよりに」  ジル・チャーチル
「ロマンス」  柳広司
「口は災い」  リース・ボウエン
「伏 贋作・里見八犬伝」  桜庭一樹
「仮面舞踏会」  ウォルター・サタスウェイト
「フェロモン」  神田茜
「ジンクス」  メグ・キャボット
「動物園の鳥」  坂木司
「聖書の絵師」  ブレンダ・リックマン・ヴァントリース
17冊。

3月
「スノーフレーク」  大崎梢
「探偵は犬を連れて」  イヴリン・デイヴィッド
「切れない糸」  坂木司
「二流小説家」  デイヴィッド・ゴードン
「スコーレ№4」  宮下奈都
「時の地図」  フェリクス・J.パルマ
「撫子が斬る」  日本ペンクラブ編
「マンハッタン物語」  ローレンス・ブロック編
「夜明けの街で」  東野圭吾
「心理検死官ジョー・ベケット」  メグ・ガーディナー
「500年の恋人」  スーザン・プライス
「将軍の料理番―庖丁人侍事件帖」 小早川涼
「おせっかいなゴッドマザー―(株魔法製作所)」  シャンナ・スウェンドソン
「箱庭図書館」  乙一
「バースデイ・ブルー」  サラ・パレツキー
「星々の舟」  村山由佳
16冊。

4月
「恋するジョゼフィーヌ―ナポレオンとの愛」  ジャック・ジャンサン
「心星ひとつ みをつくし料理帖」  高田郁
「ミッドナイト・ララバイ」  サラ・パレツキー
「もっと知りたい源氏物語」  大塚ひかり
「カリフォルニア・ガール」  T.ジェファーソン・パーカー
「狐笛のかなた」  上橋菜穂子
「トゥルーブラッド1 闇夜の訪問者」  シャーレイン・ハリス
「発達障害に気づかない大人たち」  星野仁彦
「野兎を悼む春」  アン・クリーヴス
「神様のカルテ2」  夏川草介
「メディエータZERO<episode 1>天使は血を流さない」  メグ・キャボット
「ばらばら死体の夜」  桜庭一樹
「おやすみなさい、ホームズさん」  キャロル・ネルソン・ダグラス
「モルフェウスの領域」  海堂尊
「ブラッド・ブラザー」  ジャック・カーリイ
「猫鳴り」  沼田まほかる
16冊。

5月
「ウィンター・ビート」  サラ・パレツキー
「ツリーハウス」  角田光代
「探偵家業は運しだい」  レジナルド・ヒル
「RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女」  荻原規子
「チャイナ・レイク」  メグ・ガーディナー
「ふしぎなキリスト教」  橋爪大三郎
「特捜部Q ―檻の中の女―」  ユッシ・エーズラ・オールスン
「舟を編む」  三浦しをん
「007 白紙委任状」  ジェフリー・ディーヴァー
「オーダーメイド殺人クラブ」  辻村深月
「騙す骨」  アーロン・エルキンズ
「ちょちょら」 畠中恵
「ハゲタカは舞い降りた」  ドナ・アンドリューズ
「東京島」  桐野夏生
「まぼろしの白馬」  エリザベス・グージ
「開かせていただき光栄です」  皆川博子
「夏の夜のわるい夢」  ジェイニー・ボライソー
「メロディ・フェア」  宮下奈都
18冊。

6月
「コブの怪しい魔法使い―(株)魔法製作所」  シャンナ・スウェンドソン
「白の祝宴(逸文紫式部日記)」  森谷明子
「ビター・メモリー」  サラ・パレツキー
「完全犯罪には猫が何匹必要か?」  東川篤哉
「複数の時計」  アガサ・クリスティ
「ダイイング・アイ」  東野圭吾
「白い雌ライオン」  ヘニング・マンケル
「天上紅蓮」  渡辺淳一
「でぶじゃないの、骨太なだけ」  メグ・キャボット
「ホテルジューシー」  坂木司
「アネイリンの歌―ケルトの戦の物語」  ローズマリ・サトクリフ
「風待ちのひと」  伊吹有喜
「ブルー・ヘヴン」  C.J.ボックス
「花の鎖」  湊かなえ
「どろぼうの神さま」  コルネーリア・フンケ
「チヨ子」  宮部みゆき
「シャンハイ・ムーン」  S.J.ローザン
17冊。

合計98冊かな?
私にしては多目かな‥
体調があまりよくなくて、バリバリ読み進んだ印象はないんだけど~
ごろごろしていて、本読むぐらいしかできなかった時がけっこうあった、ということかも(苦笑)
ネットで検索したり、店頭で人気ありそうなのをチェックしたり。
図書館にはお世話になりました!
クリスティなどは持ってるのの再読ですが‥

読んだ順番は、ほぼこういう感じなのですが~
ご紹介は基本、海外と国内を交互にしているので、そこで変えてある場合はあります。
読んだ直後にご紹介はまとめられないので~時期はだんだんずれていってます。
前半のベスト本‥むむむ、すぐには決められない~!ジャンル別にぼちぼち‥(汗)

「バービーと私」

宮塚文子「バービーと私―着せ替えドレスを作り続けた半世紀」亜紀書房

バービー誕生に深く関わった著者の回顧録。

手に職を付けたらという母の一言で、事務員から洋裁へ。
既製服の仕事などの経験も積んで腕を上げ、1957年、国際貿易に入社。
帝国ホテルに滞在する若い女性デザイナーのシャーロット・ジョンソンと共に、型紙を起こし、着せてみてはほどいて、試作を重ねた1年間。
ホテルでは9時から5時までの仕事だったが、社へ戻ってその日の分をチェックし直していたそうです。
連日、終電車になるまで残業しても苦にはならなかったという。
凹凸のあるボディにピッタリ来るデザイン、大量生産しても間違いが起きにくいような型紙や縫い方など、難しそうですが、情熱を注いだ様子がありあり。
発売までは秘密を守らなければならない仕事で、社内でも孤立していたが、気にする間もなかった。
1年後にはジョンソンが帰国してしまうので、ドレス製造のチェックの責任を負わなければならないため、真剣そのものだったそうです。

アメリカのマテル社がバービー人形を作るに当たって、日本人のお針子を求めていたのですね。
1ドル360円の時代で、日本で作れば経費が安く済む。
ただ出来るだけ安くしようというのではなく、その分、品質を上げようというのが、創設者のルース・ハンドラーの意図だったそう。
当時の会社では、日本人は女性を見下すような態度の人が多かったのですが、アメリカ人の上司は皆感じがよく、共同開発のチームの一員として、大事に育ててくれたそう。
後に独立して仕事をする際に、仕事関係の人に対する態度として、当時学んだことを生かしたという。

著者の視点だけでなく、バービー誕生のいきさつがいろいろな角度から載っています。
ドールの本体作りの苦労話も。
全くやったことがない所からスタートしたので、細い脚が伸びて、左右の長さが違ってしまう。
型に流し入れる方法で解決したが、つなぎ目を工員がごしごし削る、等。

1959年3月、アメリカのトイフェアで、サンプル200ダースが公開される。それまでの人形に比べて高価なので、バイヤーには好評ではなかったが、いざアメリカ全国の店頭で次々に新しいデザインで売りに出されたら、爆発的に100万個も売れた。
日本で売る分は残らず、日本で販売されるようになったのは、1962年から。それも二級品が少量という所から始まった。
その前に、他社のタミーちゃんが売られ始めていました。

1967年に、リカちゃんが売り出されてから、バービーは売り上げが落ちてしまいます。
1971年、ドルショックでアメリカが不況になり、バービー製造はもっと安価に出来る韓国など、アジア各地に移転していくのです。
日本での販売を一度は撤退することに。
1982年にタカラから日本版バービーが売り出され、後にジェニーとなったのです。

著者は7年間国際貿易で働き、独立。
その後も、リカちゃん人形の服の受注生産など、着せ替えドレス作りに心血を注いだのですね。
初期の物や販売されなかった洋服など、持っている写真が珍しくて面白い。

初期の日本製バービーの洋服は、その縫製の良さで、今も世界のコレクターの垂涎の的だという。
著者は1932年生まれ。
平成21年、バービー50周年の祝賀パーティーにも招かれた由。
2011年4月発行。

「偉大なる、しゅららぼん」

万城目学「偉大なる、しゅららぼん」集英社

琵琶湖が舞台の和風ファンタジー。
高校に入ったばかりの男の子を主人公に、万城目ワールドが展開します。

ある秘密を持った家系の日出涼介は、本当のことを人に話すわけにはいかないために、しょっちゅう小さなほらを吹いている子になります。
兄は一家の能力を生かして、マジシャンになっているという。

湖西で育った涼介は、高校は本家から通うことになりました。
岩走七万石の城下町。日出家が住んでいるのは、今は目立たない作りにはなっていますが、実は正真正銘のお城。
堀を渡し船で渡るという。
最初に出会った白い馬に乗った女性は長女の清子で、敷地を出ないで暮らしているらしい。

その弟が淡十郎で、同学年の従兄弟。太めだが傲慢な態度で、とりつくしまもない。
当主のことは淡九郎おじさんと呼びますが、正確には遠い親戚。
涼介には淡十郎と同じ、真っ赤な制服が用意されます。
学校へ行ってみてわかったのは、赤い服など着ているのは彼らだけだったということ。赤が好きだからという理由で、それを通している。この町でも高校でも、日出家はそんなことが出来る存在だったのです。

「パタ子さん」と従姉弟らに呼ばれているのは、長身でぱたぱた走り回って何かと家事をやっている女性。親戚で、実は次代の師範なのでした。
パタ子さんの指導のもと、不念堂で涼介の訓練が始まるが、なかなか上手くいきません。

同じクラスに棗広海という男子がいて、初日に涼介に殴りかかってきました。
涼介はそのとき、異様で不快な音を聞く。
長身でカッコイイ棗広海は、校長の娘にも好意を持たれている様子で、モテぶりが気にくわないと思う涼介。
棗の言うことが涼介には意味不明でしたが、日出家と棗家とは違う超能力を持ち、代々対立していたとわかります。
相殺してしまうため、不毛な争いになりがちだったのですが…

校長の速瀬は、岩走城のもともとの城主と同じ由緒ある名字。実は子孫だったのです。
ある日突然、校長が日出家に乗り込んできて、当主を昏倒させ、この城を明け渡して一族全員が県外に出て行くように言い渡します。
なぜか、校長はどちらの家系の能力も持ち合わせている様子。
パタ子さんは親族一同と相談し、引っ越しの準備も進めます。
これまで対立していた一派と協力すれば、あるいは…?
タイプの違う3人の男の子、それを上回る力を持つ姉。
姉の指導を受けつつ、琵琶湖の主に語りかければ…

面白かったです。
最初は性格悪いとしか思えない淡十郎も色々な面があって、なんか可愛くなってくるし。
行ってみたいような気になってきましたが、岩走は架空の町だそう。

万城目さんの作り上げるほら話空間は、好きですね~。
とぼけたテンポと、奇想天外さと。
登場人物はそんなに出来が良いわけではないんだけど、危機となれば力を合わせて、それなりに頑張る。
歴史を感じさせて、どことなく描写に品があるというか。
2010年から連載。2011年4月発行。

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