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「正義の裁き」

フェイ・ケラーマン「正義の裁き」創元推理文庫

デッカー&リナのシリーズ、8作目。
ここから上下分冊になっています。
なるほどのボリューム、筆も乗ってます☆

再婚したリナとの間に幼い娘も生まれ、和やかに暮らしているピーター・デッカー。
前妻との間の娘がニューヨークで大学生になっていて、近辺でレイプ事件が起きているのが一番の心配事でした。
ニューヨークへ行って事件を解決しちゃいそうな勢いだけど、さすがにそこまでは‥

ホテルの一室で若い娘が発見され、プロム(高校の卒業パーティ)の夜に羽目をはずしたらしいとわかってきます。
高校生仲間は嘘をついたり、親がかばったり。
交際相手だったらしい少年クリスは美形で才能もあり、18歳にしてクール。
同級生とは一線を画していました。
高校では、派手なグループにいたのですが。
複雑な背景を持つクリスはと、生真面目でけなげな少女テレサとの高校生活もたっぷり描かれていて、青春物が一本入っているよう。
これまでの作品とは一味違う魅力があります。
一途な恋の思いがけない成り行きが、切ないばかり。
若い二人が思いつめていく世界の深みに引き込まれるようでした。

捜査に当たったデッカーは、嘘発見器にも引っかからないクリスにある疑惑を抱いたのですが‥
デッカーの家庭生活はいつもほど前面に出てきませんが、いいお父さんでもある誠実な刑事ぶりが、やがて生きてくることに。

1995年の作品で、2008年の翻訳発行。
かなり特異な環境がそもそも日本とは違うせいか、年月のずれはそれほど感じませんね。

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