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「ねこのおうち」

柳美里「ねこのおうち」河出書房新社

公園に捨てられた猫をめぐる人々の物語。
どこか童話的な語り口です。
柳美里さんがこんな本を書くとは思わなかった‥

雑種だからと、あっさり捨てられてしまった子猫。
近所の猫を気にかけ、時々えさをやっていた渡辺さんのおばあさんが、飼うことにします。
ニーコと名づけた猫と、とても仲良く暮らしていたのですが‥

おばあさんが病気になって入院させられ、ニーコは再び公園へ。
6匹の子猫を生みます。
生き延びた子猫たちを拾う人も、飼えない人も、それぞれに事情がありました。
子供の間のいじめや、猫嫌いの人‥
容赦のない現実も、太い筆で描くようにばっさり書かれていますが。

動物病院の先生や、すべてを見守っている人も。
そして、かって捨てた経験を悔やむ人もいました。
老人ホームで猫を飼うことにして、暮らす人の心を癒すとは。
記憶もあまりなくなっているおばあさんに駆け寄った猫、おばあさんがニーコと呼んで撫でている猫。
涙せずにいられません。
こんな老人ホームに住みたいものです☆

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