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「カルニヴィア1 禁忌」

ジョナサン・ホルト「カルニヴィア1 禁忌」ハカヤワポケットミステリ

イタリアが舞台の、読み応えある怒涛のミステリ。
冒険物のタイプですね。
三部作の一作目です☆

ヴェネツィアのとある教会前で、司祭の格好で倒れていたのは実は女性。
それはカトリックの教会では今もあり得ないことでした。
捜査に当たるのは、憲兵隊の大佐ピオーラと、女性の大尉カテリーナ。
イタリアの警察というのは複雑で、憲兵隊と別な組織が張り合っているんですね。

米軍基地に赴任したばかりのアメリカ女性のホリー少尉も、捜査に関わってきます。
イタリアの基地育ちのホリーは、故郷に帰ったかのようなくつろぎを感じていたのですが‥?

ヴェベツィアっ子のカテリーナはすごい美人でかなり奔放だけど、野心家で何より大事なのは仕事。
ホリーはもっと親しみやすそうな若い娘でおだやかな性格だけど、陸軍少尉ですから訓練で身につけた勇ましい所も。
この二人に加えて、異色な人物が加わります。

SNSで本物のヴェネツィアそっくりというカルニヴィアを作り上げた天才、ダニエーレ・バルボ。
彼は幼いときに誘拐されて犯人に鼻と耳をそがれ、トラウマで自閉症になっていた壮絶な過去がある。
豪華な古い館から出ることもなく過ごしていましたが‥

イタリアにある米軍基地がそれほど大きいとは知りませんでした。
ヴェネツィアというだけでも魅力がありますが、戦争犯罪、マフィア、米軍基地への反対運動、秘密組織の暗躍、カトリック内部や警察内部の葛藤、さらに男女の問題など、思わぬ要素がてんこ盛りで~思いっきり濃い!

「ミレニアム」と比較されてしまうと、う~ん、どうだろ‥ていう気にもちょっと、なりますが。
読み応えは十分です!

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