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「木星の骨 上」

フェイ・ケラーマン「木星の骨 上」創元推理文庫

リナ&デッカーのシリーズも11作目。
お気に入りだったシリーズ、久しぶりに読んでみました☆

ピーター・デッカーは、ロサンゼルス市警の警部補。
妻のリナの連れ子2人と幼い娘の3人の子がいる良き父親でもあります。
相変わらず美しいリナとは仲睦まじいけれど、大きくなってきた義理の息子とは微妙な問題が生じてきます。

そんなところへ、カルト教団の教祖が殺されたという報が入ります。
急行するデッカーらは、勝手に行動する教団メンバーに振り回されることに。
かっての例から、教団の集団自殺、とくに子供達が巻き込まれることを心配します。
要塞のような建物の中で、世間を知らされずに育っている子供達‥

リナの最初の夫は正統派のユダヤ教徒で、デッカーとは生活習慣がまったく違いました。
デッカーも実はユダヤ系だったため、自分のルーツを確かめたい思いと共に、リナとの結婚に合わせて、今はユダヤ教徒として生きています。
実父に良く似た長男のサミーは、イスラエルへ留学することになっているのですが‥

男の子達は感じよく育っていて、何年も一緒に暮らしてきた二人を思うデッカーも感じがいい。
教団の不自然さとは対照的ですが、問題がないというわけではないんですね。
宗教、信念、教育とは何か?
生きていくうえでの問題もじわりと浮かび上がります。
後半はぐっとテンポアップして、怒涛の展開へ。

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