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「国を救った数学少女」

ヨナス・ヨナソン「国を救った数学少女」西村書店

ヒット作「窓から逃げた100歳老人」に続く2作目。
スケールの大きいホラ話は健在。
こちらを先に読みましたが、1作目もその後で読みました~まだ感想をまとめてないんで、こちらを先に。
主人公のけなげさでは、こっちのほうが上ですね。

南アフリカの貧民街で生まれ育った黒人の少女ノンベコ。
母親は自分と娘の将来を悲観して、薬で気を紛らわせる毎日。
ノンベコはその地域では当たり前のこととして学校へも行かずに、唯一の働き口であるし尿処理場で働きつつ、数学を独学していきます。
ひょんなことから、原子力研究所の掃除婦に。
コネだけで地位を得た実力のない所長を、陰から手助けしていくことになります。

南アフリカ共和国が極秘で作った原子力爆弾が一個、余ってしまう。
国を出ようとしたノンベコは、奇しくも爆弾とともにスウェーデンへ。
そこで出会ったのは‥

狂信的な親にゆがんだ育て方をされた双子の男の子ホルゲル。
兄のホルゲルは父の言うことを鵜呑みにし、弟のホルゲルは深く悩んでいました。
同じ名前のホルゲル、じつは戸籍は一つしかないのです。
各国の思惑と変な人物の意図がまじって、奇天烈な騒動が巻き起こる中、ノンベコと弟ホルゲルは惹かれあい‥

機転が利き、度胸の据わったノンベコと、まじめなホルゲルの出会いがほほえましい。
こんな生まれ育ちで、よくまともに育ったもんです。
兄のホルゲルとこれまた強烈なガールフレンドの意外な絡み合いもあり。
長いスパンの物語だけど、ノンベコの個性は変わらないので、一気読み。
面白かったです☆

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