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「悲しみのイレーヌ」

ピエール・ルメートル「悲しみのイレーヌ」文春文庫

「その女アレックス」で賞を総なめにして注目を集めた作家。
カミーユ・ヴェルーヴェン警部のシリーズ、こちらが1作目になります。

のっけから怖い事件が起こり、筆力で圧倒する勢い。
よくある?連続殺人物、というには仕掛けも大胆なので、油断できません。

捜査陣は個性的で、高名な画家を母に持つ超小柄な警部。
巨漢の上司。
富豪の出で何を思ったか警官になったハンサムな部下。
対照的にしみったれた部下、など‥
さすがフランスという、しゃれのめした雰囲気が漂います。

外見にコンプレックスを抱き、ほとんど女性には相手にされないできた警部補が運命の女性に出会う。
このくだりは、ほほえましく、感動的。
それだけに‥とんでもない展開が衝撃なんですが。

新聞記者や犯罪小説の専門家、古書店主なども登場して薀蓄をかたむけ、ミステリマニアの心をそそる部分も。
しかし‥
★五つはちょっとつけられない読後感。
一般の人に向けては、ということですけど。
ミステリを大量に読む人なら、はずせませんけどね。

それに~このタイトルはないと思うわ!(苦笑)

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コメント

2作目から読んでるから結果は知ってるし、でも、なんとか間に合って欲しい!!……と。みなさん同じ思いで読まれたのではないでしょうか。ま、タイトルもカバー絵も丸わかりですけど…

仕掛けには驚きました!
1部と2部の意味はそういうことか!
なんにせよ、すごく読ませる作家さんですね。

marieさん、
なかなか野心的な第一作ですよね!
「アレックス」のほうを先に読んじゃってるから、なんとも‥
それでも、どうにかならないのかという気にさせられますね。
ミステリ読みなら、このトリックに驚け☆ってもんですね^^
「天国でまた会おう」もすごかったし、エンタテインメント性のある才能あふれる作家さんの登場は、楽しみが増えてありがたいです^^

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