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「キャプテンサンダーボルト」

伊坂幸太郎 阿部和重「キャプテンサンダーボルト」文藝春秋

伊坂幸太郎と阿部和重の合作による長編小説。
出身地の仙台と山形が舞台になっています。

映画的なスケール感のあるエンタメ小説。
いつもの伊坂さんよりやや描写が重めかな?
ストーリー展開は後半とくにスピーディで、楽しんで書いている雰囲気も伝わって来ます。

幼馴染の友達がひょんなことから再会。
何かと問題を起こしがちな相葉時之と、真面目なサラリーマンで家族思いの井ノ原悠は気まずくなっていたが‥
どちらも金に困っている折も折、蔵王の御釜に隠された謎に巻き込まれることに。

ホテルの部屋の取り違えから起きた事件。
東京大空襲の夜にあったB29の謎。
二人が子供の頃に、人気のあるドラマだったが、映画は急に上映中止になった「鳴神戦隊サンダーボルト」‥
実際の試合経過と同じ、楽天イーグルスの田中マー君の試合振り。
一見無関係な要素が、だんだん絡み合っていくのが面白い。

二人は謎のロシア人の大男に命を狙われながら、危険な冒険に乗り出して行きます。
国家的なスケールの陰謀に立ち向かうのは、ごく普通の人たち。
かつての彼らのヒーローや、大人になった同級生が手助けしてくれたり、ちょっとした所での活躍が繋がっていくのは「ゴールデンスランバー」的な面白さ。
相葉が預かっている犬のポンセも、いい味出してます。

どうなることか?というスリルに満ちたストーリーですが、最後はなんとか円満に。
ほっとする読後感でした☆

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