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「消えたメイドと空き家の死体」

エミリー・ブライトウェル「消えたメイドと空き家の死体」創元推理文庫

「家政婦は名探偵」の2作目。
家政婦のジェフリーズ夫人をリーダーに、召使が探偵団として活躍します。

ウィザースプーン警部補は、人柄はいいけど、推理の才能が実は全くない。
このご主人様をさりげなく助けて、情報収集をして回るのが楽しみな召使達は、事件がないと退屈してしまうほどになっています。

そんな捜査の腕を見込まれ、前作で知り合ったアメリカから来た未亡人のルティ・ベル・クルックシャンク夫人に頼まれて、行方がわからなくなったメイドのことを調べ始めます。
いっぽう警部補は、空き家で発見された女性の事件の捜査にかかります。
身元がわからないという事件に、不安を覚えるジェフリーズ夫人でしたが‥?

ユーモラスで軽いタッチですが、事件はけっこう複雑な様相を見せます。
召使たちの間柄なども少しずつ変化したりして。シリーズものの楽しみですね。

ヴィクトリア朝のロンドンが舞台で、つまりはシャーロック・ホームズの時代。
軽いミステリを読むには、わかりやすくて、好適な設定ですね。
表紙イラストも可愛くて好き。イメージにもちゃんと合っているのがいいですね~けっこう、内容とずれちゃってるイラストって多いので。

翻訳発行は2冊目だけど、実はもっと前から長く続いているシリーズらしい。
こんなに楽しいなら、もっと翻訳して欲しいです!

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