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「霊の棲む島」

カミラ・レックバリ「霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿」集英社文庫

エリカ&パトリックの事件簿も7作目。
重量級のシリーズ、がっつり続いてます。

古い灯台のある島へ、子どもを連れて渡る一人の女性。
夫から逃げてきたらしい。
数日後、別な土地での事件が発覚するが‥
この町でも関連する事件が?
灯台のある島での、遠い過去の出来事も、交互に語られます。

エリカ夫妻の住む町では、大きなプロジェクトが進行していました。
自治体執行委員のアーリングは、担当の華やかな女性と昵懇に。
警察署長のメルバリは、仕事は出来ないのに見栄っ張りな困り者で、ほとんどコメディキャラですが、私生活ではいいパートナー(パウラの母リータ)とめぐり合い、意外に良い所を見せて幸福になっていますところが‥

前作の終わりに、主人公達には衝撃の事件が起きていました。
パトリックが倒れ、エリカと妹のアンナは交通事故に。
(細かいいきさつはネタばれしないでおきますけど‥)
アンナの苦しみの大きさ、家族の並々ならぬ心配がリアルに描かれます。
どんな言葉も届かないように見えましたが。
そっとしておくしかないと思って離れるのは間違いで、傍にいて暖かさを感じさせるようにというカウンセラーの言葉は、知っておいたほうがいいことかも。

いつもながら盛りだくさんで、濃い!
今回は島や過去の因縁が出てくるため、他の北欧作家の作品を思い出させる部分がありました。
こういう雰囲気は、土地柄なのね~。
北欧のミステリは近年かなり紹介されていますが、まだまだ良く知らないことばかりで、新鮮味あります☆

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