フォト

おすすめ本

« ピンクギンガムのSD13女の子 | トップページ | ピンクギンガムのSDアイボリーウィッグ »

「萩尾望都 少女マンガの偉大なる母」

「萩尾望都 少女マンガの偉大なる母」(文藝別冊)河出書房新社

萩尾望都特集のムック本。
原画展の会場で買いました。
珍しい漫画短編作品も載っていますが、主にインタビューや評論、作品リストなどの本です。
充実した内容で、ずっしりの読み応えでした。

寄稿しているゲスト作家のメンバーの豪華なこと!
快く書いてくれた大作家さん達の、敬愛の気持ちが伝わります。
山岸さんのエッセイで、若き日に初めて天才に出会ったと書かれていたのが印象的。
(手塚さんに講演会でお会いしたときに、萩尾さんは天才だと話していらしたのを思い出しました。まだトーマの頃かな‥
萩尾さんが出てきたときに、何とも言えず新しいと感じたそうで、それが天才なのだそうです。)

子供の頃からのことを語るロングインタビューが興味深い。
それに、長年のマネジャーさんの語る作家生活の日常も。
ご家族皆さんのインタビューも載っています。
な、なるほど‥
萩尾さんの作品を読むと、いい意味で若いまま、大人に押し付けられて困惑し反発する気持ちを忘れていない印象があります。
長編を読むと、そんなにまで不幸な子ども時代だったのかと思うほどなんですよ。具体的にはおそらく全然違う経験だろうと思われますが。
親はわが子の才能を見誤るものなのでしょうか。これほどの人をねえ‥子供の頃にマンガを描くことを禁止されたのは強烈な体験だったことでしょう。
しかも、漫画家として成功しても延々と‥頑固な性格は似ているのでお互いに折れないままなんでしょうね。
ご家族とはいえ一般の人のことをここまで公開していいのかって気もしますが‥(苦笑)
ある意味、これほどの葛藤を与え続けたことが、才能を磨いたともいえますね。何だか感心するような‥

少女マンガ界の偉大なる母、とは‥
思いもよりませんでしたが、確かに十代で熱烈なファンだったような人がもうとっくに立派な漫画家に育っているわけですものね。
何十年も現役で連載を描き続けている(半年や1年の休みは入ってますが)、しかも今も好奇心は衰えず、新しい物を開拓している、というのが何とも凄い。
嬉しいことです。
長年のファンとして、これからもご活躍をお祈りします。

萩尾さんのコミックスはほとんど買っているけれど、前ほどマンガは読まなくなっていて、しょっちゅうチェックはしていないので、買い漏れも。
それに対談本など、たくさん出ているんですねえ。
2000年に出た本なので、作品はもっと増えています。
これからも、楽しみ☆そして、感動は続きます!

« ピンクギンガムのSD13女の子 | トップページ | ピンクギンガムのSDアイボリーウィッグ »

コメント

わたしは図書館で借りました。
萩尾望都のことは漫画家って思ってません~~
アーティストって思ってます。
総合芸術みたいな感じかな?

ただ、この頃は小説でいえば純文学みたい?な作品が多くなってきたかしら。エンターテインメントもいけると思うんだけどな…… おしゃれなラブコメとか好きだったんですが。
「王妃マルゴ」の次巻早く出てほしいです~

marieさん、
萩尾さんはアーティストですか~なるほど!
偉大な漫画家だけど、漫画家を超えた存在とも言えますね。
図書館で借りる、あ、他にいろいろ対談集出ているんで、借りようかな。
描きたいものがあふれ出してしまうのでしょうから~気分転換したくなれば、コメディも発表されるかも?
私は元々マン研なんです。マンガを読む頻度はものすごく減ってますが、ふと手に取ると他では味わえない世界が広がって‥
次の巻も楽しみですね!^^

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145558/62166858

この記事へのトラックバック一覧です: 「萩尾望都 少女マンガの偉大なる母」:

« ピンクギンガムのSD13女の子 | トップページ | ピンクギンガムのSDアイボリーウィッグ »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック