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「人は見た目が9割」

竹内一郎「人は見た目が9割」新潮選書

なんともキャッチーなタイトル。
そんなことないんじゃない?と思って、出たときは読まなかったのですが、どんな内容なんだろう?と。
そうしたらけっこう、予想とは違う中身でした。
帯のあおり文句、ほとんど嘘(笑)

言葉そのものでは、なかなか意味は伝わらない。
言葉以外の部分で、意味はかなり違ってくる。
そのほうが9割ともいえる、大きなウェートを占めるということ。
話の内容だけでなく、話している人の容貌、服装、声の調子、雰囲気などで、説得力が変わってくるのだそう。
確かにね。
ただ、その人の教養や人格、能力まで入れてしまうと、それって、見た目?という気もしてきます。

作者は、漫画原作者として、漫画家の絵柄や表現でイメージがかなり違ってくるという経験をし、劇作家演出家として、俳優の見た目や演技でも戯曲は全く別物になるという経験をした人。
キャスティングをするとき、どういう外見の俳優を選ぶか、演出の際に、舞台のどこにいるかで印象が違うという話など、実体験も豊富。

日本では、コミュニケーションは国語の授業で扱うような感覚があり、言葉以外の面が重視されていない。
この重要性に気づいてほしいという作者の熱意は、タイトルの印象よりも真面目なものです。
実は、言葉でハッキリ伝えることはむしろしないような国民性なのに!という。
おお、そうですか‥
この日本人の以心伝心、面子をつぶさないようにする、あまりはっきり主張しないという国民性について、こんなに書いてあるとは意外でした。
あら、言っちゃいけなかったのね?という発見に、はっとしたりして。
しかし、これじゃあ、国際社会でやっていけなくないかい?という問題は感じますが。

話は広範囲にわたり、ややまとまりのない印象。
だからどうすればいいのか?は、そんなに書かれているわけではないので、首を捻るところもあります。
他からの引用も多い。
ただ雑学として、けっこう役に立つかもという内容もありました。
子ども部屋は明るい色にしたほうが知能指数が高くなる、という実験結果があったとか、ね。
これは子ども部屋の見た目、ってことなのかな。
色の持つ意味もあるということですね☆

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