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「我が老後」

佐藤愛子「我が老後」文春文庫

我が老後シリーズの1作目。
平成のイジワルばあさんの抱腹絶倒エッセイ。

この頃は、まだ67歳だったんですね。
元気だわ~。
娘さんが結婚して出て行き、老犬と穏やかに暮らそうかと思っていると、娘さんが次々に難題?を持ち込む。
文句を言いつつ、気になって結局世話をしてしまうんですね。
小鳥や、12万もする犬や、ついには孫の世話まで。
頑固で怒りっぽいけど~気取らず、ポリシーがあって、ホット。
若夫婦の危なっかしい手付きを見ていられず、お尻がただれた赤ちゃんを昔ながらのやり方で治してあげたり、いつの間にか頑張っている。
世話焼きなところが微笑ましい。

もともと佐藤家には犬もチビとタローがいるのだが、11歳になるチビはタローが後から来たために、やたらと甘えたがり意地汚くもなって来たという。
いかにも犬らしいタローがごひいきの愛子おばあさん。
チビに対する悪罵がキョーレツで、今時こんなことを書く人は少ないだろうなあ‥
残りご飯を餌にやり、何かしでかせば殴る、昔の人は確かにこんな飼い方をしていた、という記憶はあります。
でもチビのほうも負けてはいないのが笑えるの。チャンスを見ては、しれっと‥いい勝負なんですよ。
ご飯はあらと野菜を煮込んでやってるので、けっこう手はかけてるしね。

世話好きでとても優しい動物好きな家政婦さんが救いの天使のように現れ、読んでるこちらもほっとします。
そのうち職を離れることになるのだけど、その後も折に触れて見回ってくれるという。
必要なところには必要な存在が手配されるのね(笑)

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