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「ナイン・ドラゴンズ」

マイクル・コナリー「ナイン・ドラゴンズ」講談社文庫

ハリー・ボッシュのシリーズ14作目。
現代最高のハードボイルドといわれるシリーズです。

ハリー・ボッシュはロス市警本部の刑事。根っからの警官です。
今回は別れた女性エレノアとの間に生まれた娘に、危機が‥!

かって暴動が起きたときに出向いた記憶のある酒店で、中国人の店主リーが殺されていた事件。
みかじめ料をとっていた中国系の犯罪組織「三合会(トライアッド)」の関与が疑われます。
アジア系ギャング対策班(AGU)の中国人刑事チューも、登場。
無意識に距離を置いていたボッシュは、「ベトナム帰りか」と偏見を指摘されて、気づかされたり。

有力な容疑者を逮捕した矢先、娘のマデリンを誘拐したという脅迫画像が送られてきます。
エレノア・ウィッシュは香港のカジノで生計を立てており、マデリンはもう13歳に。
ロスに滞在したこともあり、ボッシュにとっては最愛の存在。
香港に飛んだボッシュは‥!?
アクションシーンが多く、エンタメ要素が多い作品のようだったけど、思わぬ展開に驚愕‥
ハリー・ボッシュの新たな面を描きたくなったのか‥?

娼婦の子に生まれ、父には捨てられ、母からも引き離された育ち。
ベトナム戦争での暗い経験。
一徹な性格がもたらす警察内部での軋轢。
といったものを抱えつつ、刑事の感は鋭く、根っからの猟犬で、信頼できる腕前。
女性にはモテモテだけど、家庭のイメージがないせいか、仕事の虫のせいか?長くは続かない。
というボッシュでしたが‥

次は、意外な重荷を背負っての再出発になりそうです。
ある意味での若返りなのか‥?
ボッシュ大丈夫なのかとちょっと心配になっちゃうわ。
13歳の娘がいる割には年いってますよね~定年でも働き続けそうだけど。
常に水準をいっているミステリで、ボッシュの人間的な成長や他の作品とのスピンオフ的な絡みもあり、興味は尽きませんね。
この作品から読むのはオススメしません。
長年の読者としては、いずれ出る作品も読むのは確かです☆

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