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「三銃士の息子」

カミ「三銃士の息子」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

デュマの「三銃士」の続編というかパロディというか。
おばかで笑える!ユーモア冒険小説。

17世紀フランス、その名も高い三銃士アトス、ポルトス、ダルタニャンの血をひいて生まれた息子がいました。(三銃士といってもなぜかアラミスは出てこなくて、ダルタニャンが入ってます)
三銃士全員の息子というとぼけた設定で、番犬ならぬ番羊?を従えてパリにやって来ます。
父親たち!のいいところばかりをとった勇敢な若者に育っていました。

ダルタニャンの(だっけ?)元従者のブランシェは、パリで食料品店をやっているのです。
(これは多分原作どおり)
ブランシェが縁あって育てた娘ブランシュ=ミニョンヌはすっかり美しくなり、何者かに狙われていました。
十人の悪党が彼女をさらおうとするが、その怪我にいるのは誰あろう、さる公爵‥?

三銃士の息子は美女を助けて、奇想天外な大活躍。スペインにも渡ります。
そこで出てくる「人道的闘牛」というのも面白い。つまり儀式にのっとって全部やるけど、全然殺さないんですね。作者は闘牛に詳しかったんだそう。

イラストも、カミ自身によるもの。
元々、風刺イラスト画家で、シャーロック・ホームズのパロディなども書いていた作家さん。
古い作品ですが、レトロ可愛い。
熱意溢れる仕上がりで楽しめました☆

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