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「書店ガール2」

碧野圭「書店ガール2」PHP研究所

本屋に勤める女性二人の奮闘を描いたシリーズ2作目。
本屋大賞の生中継が行われているところから始まります。

西岡理子は新興堂書店の店長、42歳。
前に勤めていたペガサス書房は理子たちの奮闘も空しく吉祥寺店は閉店となりましたが、そのときの頑張りを買われてスカウトされたのです。
新興堂は福岡が本店で、副店長の田代は本店から派遣されています。
理子より年下の感じのいい男性で、仕事は出来るし穏やかで、理子のことも認めてくれているのがだんだんはっきりしてきます。
一作目では失恋して苛立っていた理子も店長として落ち着いた生活になり、田代とはほのかな思いを交わすことに。
心通う様子にちょっとほっとします。
残念ながら妻子ありの単身赴任ですが‥さて?

部下の小幡亜紀とも、いぜんの険悪さは嘘のように信頼できるパートナーとなっています。
亜紀は妊娠しているとわかり、仕事を中断することに不安と迷いを覚えます。
それどころか、当然のように仕事を辞めろと言い出す夫と姑と戦う羽目に。
その夫の伸光はマンガの編集者で、仕事上のトラブルが持ち上がります。責任を取らされてやりたくない仕事に回され‥?
揺れ動きつつ、協力し合おうとする夫婦。

商業施設全体で協力し合ったり、吉祥寺の書店全体による町おこしを考えたり。
紙の本が売れなくなる時代を生き抜こうと策を練る理子や亜紀たち。
「50年後にも残したい本」という企画、思わず考え始めちゃいますよね。
読みたくなる本の名前もずらりと‥
働く女性の直面する問題、本屋をめぐるさまざまな情報も盛り込まれ、興味が尽きない面白さでした。
作者は出版社に勤務していたことがあり、全国の書店を100店以上回ってブログに発表しているとか。
なるほど!

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