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「春にはすべての謎が解ける」

アラン・ブラッドリー「春にはすべての謎が解ける」創元推理文庫

少女探偵フレーヴィアのシリーズも5作目。
ユーモラスでテンポのいい快作☆
ようやく1年近くたったようです。でもまだ11歳。

化学大好き少女のフレーヴィア・ド・ルースはとくに毒物がお気に入り。
大叔父が残した実験室で、一人実験を重ねています。
頭の回転が早いけど、男女のことはまださっぱりわからない。それでも微妙~に成長してきたような。
貴族のド・ルース家なのですが、家計は火の車。
とうとう伝統ある屋敷を売りに出すことになってしまいます。

二人の姉のうち長姉のフィーリーが教会のオルガン奏者としてデビューすることになり、練習に付き合うフレーヴィア。
おりしも教会では聖タンクレアウスの墓を発掘することになっており、すかさず紛れ込んだフレーヴィアは聖者の遺骨ではないものを見つけてしまう。
行方不明の前のオルガン奏者を‥

遺骨の発掘には反対意見もあったと知り、事情を探りに主教代理のいる村へ向かったフレーヴィアは、母を知っているらしい風変わりな人物に出会います。
フレーヴィアが幼い頃にチベットの山で遭難してしまった母。
母の記憶のないフレーヴィアですが、実はそっくりらしい?

フレーヴィアが猪突猛進してどこにでも、地下墓地でも禁断の部屋でも入り込む勢いに、大笑い! 元気をもらえます。
垣間見える大人の世界には哀しみもあり、フレーヴィアにも母を知らない切なさもありますが。
1938年カナダ生まれで70歳過ぎてデビューした作者とほぼ同じ頃に生まれた設定のフレーヴィア。
孫を可愛がるようなあたたかい視線と共に、幼き日を思わせる古きよき時代の雰囲気も楽しめます。
世界中で人気を博しているそうですよ☆児童書ではないですけど、若い人にもいいと思うので、カテゴリには児童書も足しておきました。

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