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「書店ガール」

碧野圭「書店ガール」PHP文芸文庫

対照的な女性書店員二人が、閉店を食い止めようとがんばる話。

吉祥寺のペガサス書房で副店長をつとめる西岡理子は、若い社員の亜紀に手を焼いていました。
理子はバイト5年を経てから正社員になった、いわば叩き上げの真面目なアラフォー。
亜紀は、コネで最初から正社員になった裕福な家の娘。恋愛に奔放なため、同僚の女子たちに好かれていないのです。
亜紀の披露宴のとき、事件は起こった‥

対照的な育ちや性格でもあるけれど、たまたま恋愛事情などで間が悪かったせいもあって、こじれていく二人の関係がどろどろ~。
え、こんな話だったの?とややビックリ。
亜紀がまた女性には好かれそうもない要素いっぱいなんですよね~でも本人のせいじゃない問題も多いんです。
これが、事態が進んでいくと、意外とさっぱりした気性だったりして。

理子は店長に昇格となりますが、陰では思わぬ動きがありました。
何と近く閉店を控えて、女性店長だったから仕方がないといった空気が作られようとしていたらしい‥
諦めずに売り上げアップを目指す決意をして、社長に直談判する理子。
しっかりと積み上げてきた理子の実力に加えて、亜紀の前向きな若さと感性、やや常識はずれな行動が、ここで推進力となるのです。

恋愛事情も含め、男性の女性蔑視や嫉妬といった問題、本が売れなくなって来た時代の書店の苦境など、さまざまな問題が多角的に絡み合って展開していきます。
ほんと大変だよね~というリアルさと、夢もある展開に、後半はワクワク。
続きも楽しみです☆

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