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「ビブリア古書堂の事件手帖(5)」

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖(5)~栞子さんと繋がりの時~」メデジアワークス文庫

人気シリーズも5作目。
大輔の告白に対して、返事を延ばす栞子だが、その理由とは‥?

大らかな人柄の五浦大輔の視点で語られ、ほとんど本が読めないという設定で誰にでも入りやすくしてあるのが上手いですよね。
ヒロインは漫画チックな容姿の楚々とした内気な美女・篠川栞子で、ツンデレというか~普段は大人しいけど、本の話になると夢中になるキャラ。
そして、出てくる本の薀蓄は半端ない‥
思わず世界に引っ張り込まれますね。

今回のプロローグとエピローグは「愛のゆくえ」
なるほど。しかも、ちょっと仕掛けが入っていたりして。

古本屋に本を売ってはしばらくしてまた買い戻すという謎の行動を取る中年女性。
その理由と、正体は‥?
せどり屋の志田の知人の老人に、どんな関係が‥

手塚治虫の全集の同じ本がなくなり、もとは複数あった謎。
栞子さんが鮮やかに解き明かしますが、な、なんてややこしい出版物‥
手塚治虫のこだわりは、よくわかる気はしますが。

寺山修司の高価な本を兄から遺品としてもらいうけたと主張する男。
出入り禁止だった弟に遺すとは、そんなはずはないと思う妻は‥
過去にさかのぼる辛いいきさつは思いがけなく、栞子の身近で起こっていた‥

突然家を出て何年も音信不通だった栞子姉妹の母親・智恵子は出てきてみたら、強烈なキャラ。
今回も見え隠れする存在がピリッと効いてます。
謎の多いキャラなので、両親の結婚のいきさつを栞子が聞くくだりで、こちらもちょっと納得しました。そういう女性だと承知の上でのプロポーズだったと。

勝手な母親に怒りを覚えつつ、似ている自分がいつか同じことをするのではと心配していた栞子さん。
大輔くんの思いがけない言葉で、ハッピー感溢れる未来をイメージできるようになります。
ところが、まだまだ事態は急変‥? 乞うご期待ですね!

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コメント

このシリーズ、長くなりましたね!
「愛のゆくえ」わたしもかなり以前に読んでいて、この巻を読んで、あれ、どこかで聞いたようなと思い出しました。ステキな話ですよね。
智恵子さんはねえ… コワイですね。ドラマじゃ安田成美でしたっけ? イメージぴったりでした。
こんな人と結婚できた?なんて、お父さんはどんな人だったんだろうと、そっちが興味深いです。

marieさん、
このシリーズも既に6冊めでていますよね。
毎回、薀蓄の細かさには呻らされます。
図書館で借りているので、待つのが長いです~。
「愛のゆくえ」‥確か読んだような気がしますが‥覚えていません^^;
怖い母親、安田成美と聞いてもピンと来なかったけど、なるほど~意外と適役でした!
確かに、この女性と結婚した勇気あるお父さんて一体‥?! そのうち、もう少し出てくるのかな☆

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