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「白金の王冠」

レイ・カーソン「白金の王冠」創元推理文庫

好評のファンタジー「炎と茨の王女」の続き。
3部作の2作目です。

エリサは、第二王女で、その身にゴッド・ストーンを帯びて生まれました。
美しい姉にコンプレックスを持ち、過食症ぎみでしたが、一人古書を読みふけることで歴史を学んではいました。
16歳で、広大な隣国ホヤ・デ・アレナの王と結婚。

いろいろあって成長したエリサは、包囲戦から王都を救った功労者となります。
王が後継者に指名したため、いきなり女王となりますが。
わずか17歳で異国生まれの女王に、五人会の権力者達が素直に従うはずもない。
跡継ぎの王子ロサリオには懐かれていて、微笑ましい仲なのですが。
エリサは政略結婚を勧められ、頭が痛いことに。
勝手な動きや反発、暴動、さらに暗殺の危険まであって緊張しつつ、しだいに女王としてのやり方を身につけていくエリサ。

近衛師団の長ヘクトールとは、信頼し合う関係。
自ら女王の護衛にも立つ彼とは、ときめいたり、自制したり、気をつかったりと日々さまざまな甘く切ないやり取りが進みます。
やたらと命を狙われる状態の中でも、若い侍女マーラや1作目で信頼関係の出来た人との再会など、周りが育っていく部分も。
ゴッド・ストーンの役割も大分明らかになり、エリサは魔法の力の根源の地を求めて、旅立ちます。

登場人物の名前はスペイン系の響きが多く、トルコの覇権がヨーロッパに及んでいた時代が発想の源でしょうか。
砂漠の国のほうが金髪が多いという設定になってますが。
みっしりと濃い1作目に比べると、わかりやすく、さくさくと進む印象。
生き生きとテンポのいい訳文で、感情移入しやすい。
悩みつつも、いざというときには勇気あふれる若き女王さま。
いずれ映画化もされるかな。美形が何人も出てくる設定は、宝塚での舞台化にも使えそうですよ。

ええっ、こんなことで大丈夫?という所で~~続く!ので~
3作目が楽しみです!

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