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「いとみち 三の糸」

越谷オサム「いとみち 三の糸」新潮社

とても可愛い三部作の完結編。
内気な女の子が青森のメイド喫茶に勤めて、がんばる話です。

相馬いとも、高校3年生。
進路を考える時期になりました。
津軽メイド珈琲店での仕事も、受験の間は休むことに決まっています。
先輩メイドだった智美は漫画家をめざして、東京へ。
まだアシスタントが主な仕事だが、元気な様子で手紙をくれます。

智美の妹チハルがメイド喫茶に勤めだしたのですが、明るくお喋りなところは姉に似ていても、仕事には熱が入らず、態度は失礼。
なかなか指摘できずに悩んでいたいとですが、ある日‥?

いとが目指す大学は何と理系で、都市工学。
地元にはないので、東京か仙台になります。
夏に学校見学に出かけますが、初めての東京は広すぎる上に、訛りのきついいとの言うことは相手に通じないので、大ショック。
青森の商店街をもっとにぎやかにしたいというのが、いとの思い描く未来。

写真部の後輩の石郷鯉太郎とは、ほのかに思い合う仲。
本人は焦ったり困ったりしていますが~微笑ましい関係。
家を出ることをためらういとを安心させようと、80近い祖母は津軽三味線の全国コンクールへ。
ネットで評判をとることになります。

みんないい人ばかりで、生意気なチハルもすぐに反省。
それぞれに進路を見出していきます。
いとも自分では進歩がない気がしていたのに、後輩に教えられることがたくさんある古株になっていることに気づきます。
内気で口下手でドジっ子でも、いったん三味線を持つと大胆に表現するいとちゃん。
もともと内面には情熱があるんですね。
笑いながら楽しく読めて、気持ちよく読み終われました。
続編も書けそうな気がしますね!

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