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「ペナンブラ氏の24時間書店」

ロビン・スローン「ペナンブラ氏の24時間書店」東京創元社

謎めいた本屋をめぐる冒険譚。
グーグルを駆使した探索など、現代ならではの展開が波乱に富んでいて、本好きを楽しませる内容。

失業中の青年クレイは、たまたま「ミスター・ペナンブラの24時間書店」で働くことになりました。
まったく繁盛していないのに、文字通り24時間営業。
3人でまわしていて、クレイは深夜勤務。
店頭にはごく普通の本が並んでいますが、売る気はほとんど見られない。
奥の別室には高い天井まで古めかしい背表紙の本がぎっしり並んでいます。会員制で、借りられるのは会員のみ。
店員は本を覗いてもいけないことになっていましたが、思わずある日覗いてみると‥?

秘密結社のような会員達。
彼らは学びながら、500年越しの謎を解こうとしているらしい。
クレイは、グーグル社に勤める才媛キャット・ポテンテと知り合い、付き合い始めます。
興味を持つようになったキャット達の助けを借りて、書店の秘密を探ろうとするのでした。
途中からは、ミスター・ペナンブラを助けたいという気持ちもあって。

「ドラゴンソング年代記」(ありそうだけど架空?)を愛読し、ゲームにもはまっているクレイ。
ネットゲーム仲間のニールは、現実にはソフトウェア会社の経営者となっています。
ルームメイトのマットは、特殊効果アーチスト。
こういった特技のある面々と、ネットを駆使しながら、RPGのように、冒険が進むのです。
キャットが魔法使いという立ち位置らしい。
あまりぱっとしない印象だったクレイが、人脈や能力をフルに生かしてやり遂げたこととは‥

ちょっと現代版「薔薇の名前」みたいですね。
‥‥こういう結末?
と思う部分もあるけど、いいシーンがあちこちにあって、面白かったです。
よく書き込まれている力作ですけど、誰にでもお勧めというには渋いかな。 

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