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「雨のなかの待ち人」

J.D.ロブ「雨のなかの待ち人」(ヴィレッジブックス)ウイーヴ

イブ&ロークのシリーズ2作目。
よく出来たロマンティック・サスペンスです。

りりしい女性警部補のイブは、捜査中に知り合った大富豪のロークと恋仲に。
とはいえ、恋多き男でもあった謎の人物ロークに、辛い育ち方をして仕事一途でやってきたイブは、もうひとつ、心を許せないでいます。

事件は、高名な女性検事シシリー・タワーズが発見されたところから。
深夜に上流階級の女性が一人で行くような場所ではないのです。
シシリー本人はやり手で欠点のない女性ですが、仕事柄、恨みを買った可能性はありました。
身近な人間には、ぞろぞろ問題が出てきますが‥
難航する捜査中も、個性的な人物描写はお手のもの。

同じ手口で、女優が殺され、どちらもロークとかかわりがあったことが明らかになります。
苦悩するイブは、マスコミの力を利用して、自ら囮になろうと‥
前作で登場したマスコミの女性も、味方につけています。

近未来2050年という設定。
街中での移動に空路も多く使うようになっていたり、アンドロイドが普通に使われていたりします。
ネット探査の達人が、イブの強力な補佐役。
若い歌手の友人メイヴィスは、気を許せる間柄。

ベストセラー作家ノーラ・ロバーツの別名義の作品なので、つぼを押さえた描写で、どんどん進みます。
女性に反感を抱かせないヒロインの造形も、おみごとですね。
一度は別れた二人が苦しみ、それぞれ我慢できなくなるあたり、待ってましたの書きっぷり。
本業のロマンスものよりは抑えた書き方ででしょうが。
面白く読めました☆

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