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「サイン会の死」

ローナ・バレット「サイン会の死」(本の町の殺人2)創元推理文庫

「本の町の殺人」シリーズ2作目。
夢をかなえた女性書店主のトリシアが活躍します。

町おこしのために専門書の本屋ばかりを集めた本の聖地ストーナム。
今回トリシアは、愛する店で、ベストセラー作家のサイン会を開いていました。
地元出身だが変わり者で、ほとんどマスコミに顔を出さない作家ゾウイ・カーター。
ゾウイの姪が秘書なのですが、妙に態度が悪い若い娘でした。
サイン会が終わった後に、事件は起きてしまう。

事件現場としてトリシアの店は封鎖されてしまい、商売あがったり。
前作での誤解から、女性保安官はいまだトリシアに反感を抱いています。

実の姉のアンジェリカは、隣で料理書の専門店を出したばかり。
華やかで料理上手ですがきついところがあり、次々に従業員に逃げられていました。
アンジェリカの部屋に厄介になることになったトリシアは、頭が痛い。
頼りにしている従業員のギニーとミスター・エヴァリットもアンジェリカの店を手伝うことになるのですが‥

店の封鎖を一日も早く解くため、自力で捜査に乗り出すトリシア。
地元育ちではないために知らないことも多いけど、前作よりは知人も増えて、色々な店をやっている町の人たちが教えてくれたり差し入れに来たりと、顔を揃えます。
だんだん町に溶け込んで行けそう?
素人なりの捜査がけっこうリアルで、無理がないのがいいところかも。
苦手な姉のアンジェリカとも、ようやく友好的な関係になっていきそうです。

視点はトリシアだけですが、一人称ではないせいか、おだやかな性格のせいか、意外に本音炸裂ではないんですね。
コージー系のヒロインには珍しく食が細く、事件が起きるとさらに食欲をなくすという。
コージーというよりライト・ミステリかな。
地元紙の編集発行人のラス・スミスと何度か会っているのですが、恋人未満の関係。
トリシアが迷っているせいか、ラスに魅力があるのかないのか、さっぱりわからない(笑)
何とか、いい方向へは向かいそう?なところで続く☆

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