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「ぶたぶた図書館」

矢崎在美「ぶたぶた図書館」光文社文庫

生きているヌイグルミ?山崎ぶたぶたのシリーズ☆

ちょっと久しぶりのぶたぶたさん。
ぶたぶたさんでも読まないと、やってられなーい!という気分のときに読みました。
どれにしようかな~~図書館なら、間違いないでしょう、と。

本好きの少女・雪音は、中学に入ってから市立図書館に通うようになります。
企画募集があるのを見つけ、「ぬいぐるみお泊り会」を提案するが採用はされませんでした。
外国の図書館では良くあるそうで、お気に入りのぬいぐるみを図書館に預け、夜中にぬいぐるみ達が本を読んでいる姿を写真にとって貰うという夢のある企画。
日本でも既に行われているところもあるので、オリジナルではなかったのですが。

図書館の司書の寿美子は同じようなことを考えていて、雪音と仲良くなります。
よほど良いポスターでもないと、と注文をつけてきた上司に、ぬいぐるみのモデルとカメラマンを探していると‥?

本好きな仲間があまりいない雪音。
カメラマンだったが職を失って放浪し、その間に弟が事故死してしまった空洞を心に抱えた秀。
寿美子の姉で、幼い娘の美帆とうまくいかないのを内心ひどく気にしている彩子。
違う事情を抱えた人の視点から成り行きが語られていく、そのバランスが絶妙。
突然現れて、当然のようにあたりを和やかにしていくぶたぶた。
柔らかそうで丸っこくて可愛いだけでなく、落ち着いている!(中年男性なので)という不思議な存在。
初めて出会う人は目を疑って驚愕しつつも、他の皆が受け入れているので、何だかよくわからないうちに馴染んでいくという。

1冊目に読むには特にこれをお勧めはしないけど、これから読んでも困ることはありません。
この後に、初期のものを読んでもオッケーだから♪
ぶたぶたさんの謎は、どこから読んでも、すっかり解明されるというものではないですしね~^^

本の話が多いので、巻末に、その解説もついているのが親切。
作者はポール・ギャリコが好きと知って、ビックリ。
いえ、意外というわけでもないですが‥
私も大好きだけど、そういう人にあまり出会わないだけ。
猫好きなら「ジェニィ」と「猫語の教科書」で知ってるかな?
もっとギャリコの宣伝?いや紹介しようかしら~と楽しくなりました。

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