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「クイーン・ヴィクトリア 至上の恋」

映画「クイーン・ヴィクトリア 至上の恋」監督ジョン・マッデン 出演ジュディ・デンチ他

ヴィクトリア女王の後半生、秘められた愛を描いた作品。

19世紀イギリスで長い治世をしいたヴィクトリア女王。
最愛の夫アルバート公を亡くして、人里離れたバルモラル城にひきこもって3年。
夫が信頼していた馬係のジョン・ブラウンが呼び寄せられ、やがて女王の個人的な秘書のような存在となります。

女王に風格があります。堂々としているが内心は、頼りにしていた夫に先立たれて政務を執ることが困難な状態。
個性の強いスコットランド人のブラウンは男気があって女王のためを思い、女王が惹かれ信頼するのも理解できます。
押しが強すぎて、まわりからは浮いちゃうんだけど‥

皇太子のバーティは不真面目な学生として心配をかけたために父の死を早めた事情があり、女王は信頼していない。
そのために、公務を皇太子に代理させることもないまま。
国民の間で女王の人気は落ちていき、反政府主義まで台頭して、首相のディズレーリは憂慮します。

女王は後半生を喪服で過ごしたことで有名ですが、ブラウンとは秘密結婚した噂もあるほど。映画ではプラトニックな信頼関係という印象ですが、ブラウンの銅像を作ったというのは‥
晩年といっても42歳で未亡人になっているので、ロンドンにあまりいなかったのは、ブラウンとの静かな暮らしを大事にしたかったせいだったのか‥?

ジュディ・デンチはさすがの演技力で、英国アカデミー賞の主演女優賞も獲得。
堅苦しい表情の女王が、めずらしく心を開いたとき、嬉しそうに笑うとき、普通の女性と同じように、そういうことを必要としていたのだと切なくなります。

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