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「ガラス瓶の中の依頼人」

シャロン・フィファー「ガラス瓶の中の依頼人」原書房

アンティーク探偵のシリーズ2作目。
アラフォーで惑いの最中のヒロインに、希望が‥?

1作目から2ヶ月。
アンティーク雑貨に目がない拾い屋(ピッカー)のジェーン・ウィールは、まだ売買のプロにはなりきれないセミプロ。
週末のセールを熱心に回り、古い居酒屋の備品がまるごと保存してある部屋を買うことに成功します。
ところが、その中には、瓶に入った古い人間の指が?!
さらに、事件が起きて‥

ジェーンの両親の店が改築中で、ジェーンはうってつけと思うレトロなインテリアを喜び勇んで飾り付けます。
ところが両親とくに母親ネリーにとっては、古びていて閉口させられるだけというのがおかしい。
働き者だがやたらに掃除好きで、かなり変わっているネリー。
この肝っ玉母さんネリーが後半、意外な活躍をしてのけます。

前作で刑事だったブルース・オーも職を変えているという新展開。
こういうのもなかなか、面白いですね。

別居中の夫とは、仲が悪いというのではないのですが‥
このまま離れていくのだろうと思いつつ、踏ん切りはつかない。
穏やかな夫は生き生きしてきた妻の変化を見直し、反省しつつあるのでした。
両親をハラハラして見守る息子が切ない。

幼馴染で親友のティムは、ゲイの花屋で骨董商の師匠でもあります。
完璧を求めすぎて大事なものを失うな、とジェーンに告げます。
夫への気持ちが再び暖かくなり始めたジェーン。
ジェーンの将来が開かれていきそうな幸福な結末で、後味がとてもよかったです☆

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