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「死と陽気な女」

エリス・ピーターズ「死と陽気な女」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

ずっと前の下書き記事を見つけました。
古い作品ですが面白かったので、アップしておきます。

カドフェルのシリーズを読み直そうかどうしようか迷っていて、若い頃のこんな作品があることに気づきました。
イギリスの作家ですが、これは1963年のアメリカ探偵作家クラブ最優秀長篇賞受賞作。
日本では昭和62年(1987年)の発行と、ややこしい…
つまりカドフェルより前の、デビュー間もない作品なのです。

少年が、年上の美女に恋をする所から始まります。
パーティの夜、バルコニーに出て裸足で踊っていた娘キティ・ノリス。
恋に落ちた少年ドミニックは成績も主席から落ち、ラグビーの試合も全くダメになるほど。
少し落ち着いた頃に、たまたま献血所でキティを見かけ、車で送ってもらいます。
暗紅色のカーマン・ギアで。大金持ちの令嬢の割には、気さくな彼女。
 

大実業家アルフレッド・アーマイジャーが古い建物を豪華に改築して、「陽気な酒場女給」という酒場を開きます。
大きな割には不便で買い手の付きにくいために安かった建物は、昔「陽気な女」という店だったらしいのですが。
オープニングパーティーに顔を出した地元の刑事ジョージ・フェルスは、ドミニックの父。
じつはアーマイジャーの意に反した結婚をして家を出た息子レスリーが住もうとしていた家を奪って改築したことなど、複雑な事情を次第に知ります。

アーマイジャーが殺され、直前に会っていたキティに殺人の容疑が!
キティには、レスリーと婚約の話があったのですが…
疑いを晴らそうと、少年は奔走するのです。
言葉遣いに少し古いところがあるけど、綿密な描写はレベルが高く、かなり濃厚で面白いです。
恋愛ムードのせいか、何となくフランス風な印象もありました。
なかなか得がたい味わいでしたよ。

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