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「アタマにくる一言へのとっさの対応術」

バルバラ・ベルクハン「アタマにくる一言へのとっさの対応術」ソフトバンク文庫

ドイツのコミュニケーション・トレーニングの専門家による本。
攻撃をかわすのに、合気道を応用しているという。
段階を追って書かれているので、困っている人にオススメ。
とっさにどう振舞うか、ということだけでなく、何が起きているのかという分析や、心の持ち方が参考になると思います。

世の中では見苦しい言い争いも多いが、それよりみじめなのは、ひどいことを言われても言い返せないままでいる人がいること、だそう。
餌食になりやすい人は、いい子になるように躾けられすぎて、自己主張するパワーを失っている人。
いじめの達人は、そういう効率のいい相手を嗅ぎつける。

まず、自分の心の持ち方や普段の態度を見つめなおし、弱みを晒しているのを変えること。
姿勢が悪かったり、自己卑下や自信のない発言が多かったり、いい人であろうとしすぎたり。
親切で感じのいい足だけでは片足を引きずって歩いているようなもの。毅然として相手をやりこめる足にもパワーを入れて、両足で立たなくては。全身に力をこめれば、人を馬鹿にした言動をやめさせられる。
心のガードを固めただけで何も言わないのに、暴言が止まった実例も。

理不尽なことを言っている相手のことなど、そもそもまともに受け止める必要はない。
相手の攻撃はほとんどが馬鹿げた、あつかましい、無礼なものに決まっているから。
無言で驚いたように目をみはったり、「それがなにか?」とだけ言ったり、全然違う話題を持ち出して、はぐらかしても良い。
相手を説得しようとか、理解してもらおうとまで考えなくていい。
そこまでするのは時間の無駄だから。
大事なのは自分で、相手ではないということ。自分の心の健康のほうが大事だと。
本来の目的、自分がやろうとしていたことを続け、相手の挑発に乗らない。
相手が自分の言うことを聞こうとしなくても、自分の主張を繰り返す。
侮辱されるいわれはないのだから。

とんちんかんなことわざを言う、というやり方がおかしくて、いいですね。
そこまでしなくても、話題をそらすとかね。
賛成しながら自分の要求を繰り返す、というのが大人な対応かな。
相手の言ったことをおうむ返ししたり、冷静に「怒ってるんですね」などと言うというのは、状況によっては火に油を注ぐ場合もあるんじゃないか、という気がするんだけど?

争いを避けようとする、相手に限度を設けて釘をさすのが苦手、といった性格傾向があたっているので、参考になりました。
「パワーを取り戻す簡単な方法」をじっくり読みましたよ!

最後に作者の体験で、とっさに言い返せなかったことがあり、専門家のはずなのにと悩んだと。
なんでも解決できるような思い上がりに喝が入ったと感じたそうです。
でも当意即妙な対応が出来なくてもいい、それよりも自分を責めないことが大事だと。
自信や落ち着きを失わないことが大事なのですね!

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