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「ナイト・ストーム」

サラ・パレツキー「ナイト・スイトーム」ハヤカワ・ミステリ文庫

シカゴの女私立探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズ長編15作目。
相変わらず元気で、猪突猛進なヴィクです。

華やかな赤いドレスでパーティーに出席していたヴィクは、従妹ペトラからの電話で、荒れ果てた墓地に出向く羽目に。
ペトラが世話をしている少女達がヴァンパイアのカーミラものにはまり、家を抜け出して、墓地で儀式をしようとしていたのです。
子供だけの夜間外出は禁止する条例があるんだそうで。
少女達の知らぬ間に、近くに男の死体があったことを発見するヴィク。
鉄の棒を突きたてられた様子は、少女達とまったく無関係とは思われない‥何者が?!

従妹ペトラはシカゴに来て2年。職を転々としていましたが、(これまでよりはましと思われる)難民支援などを行うマリーナ財団で働き出しています。
少女の中には、上院議員候補の娘ニーヤや、大富豪サランターの孫で財団代表の娘でもあるアリエルもいました。
人気のテレビ番組で、対立候補を応援する人気スターのウェイドは、少女達の事件を歪曲して取り上げ、親や祖父も標的に誹謗する大騒動に発展してしまう。
サランターはユダヤ人だが、過去を偽っているというのです。

同じ頃、ヴィクは級友のレイドンから救いを求める電話を貰っていました。
感性豊かで優秀な弁護士だったレイドンは精神を病み、入退院を繰り返している状態だったのですが。
レイドンの依頼は何が原因だったのか、事情を探るヴィクは‥?

50歳になってもシミ一つない肌を誇り、音楽家の恋人もいるヴィク。
共同で犬を飼っている世話焼きの隣人・コントレーラス老人には、恋人のためにそのルックスを大事にしろと諭されたりして。
時代とともに年をとるのも魅力の一つだけど~正確には進んでないんじゃないかなぁ‥たぶん(この事件が何年かは明記されてないので)
独立心が旺盛だけど、家族や友人のために身体を張るのはいつものこと。
困っている人すべてに味方して、巨悪を向こうにまわして全力を尽くす、というのが天晴れ!

「サマータイム・ブルース」で1982年にデビュー(日本での発行は1985年)
続いて「レイクサイド・ストーリー」
「センチメンタル・シカゴ」
「レディ・ハートブレイク」
「ダウンタウン・シスター」
「バーニング・シーズン」
「ガーディアン・エンジェル」
「バースデイ・ブルー」
「ハード・タイム」
「ビター・メモリー」
「ブラック・リスト」
「ウィンディ・ストリート」
「ミッドナイト・ララバイ」そして
「ウィンター・ビート」が原著は2010年で、その次が本書2012年とややあいてるんですね。
翻訳発行は2012年9月。これは早かったんだ!
快調で嬉しい限り☆

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