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「ダメをみがく:“女子”の呪いを解く方法」

津村記久子 深澤真紀「ダメをみがく:“女子”の呪いを解く方法」紀伊国屋書店

「子供を産む年齢と仕事を覚えていく年齢をがっつりぶつけて、少子化少子化って何言ってんだろうってたまに思います」
という津村さんの発言は、名言だと思います。
これだよ!

芥川賞作家の津村記久子と、編集者の深澤真紀の対談です。
10歳ほど年齢は違うんですね。
働く女性をリアルに描きつつ~脱力系でいて女を捨てているわけでもない津村記久子の登場に、深澤は救われた面があると。
ともに就職、転職経験があり、しかもパワハラされていたんですね(二ヶ月毎日罵声を浴びるって‥)~その後独立。
就職活動やパワハラ体験、日常のささやかな楽しみ色々、辛い時期を乗り切る方法や、それを経て変わったことなど。

副題にある「女子の呪い」とは。
「普通の人と普通の結婚がしたい」という呪い。
「子供がいないからわからない」という呪い、など。
ありがちな思い込みで、世間が狭いと特に重圧にしたりされたりしてしまう。
たくさんの人を知れば、親も子も、仕事も家庭も、千差万別。
何もかも向上させ、すべて合格ラインにしようとし続けるのは「普通」ではなく、しんどいこと。
ちょっと工夫しながら、何とかやっていければいい。
仕事仲間や家族でなくとも、自分を責めずにいてくれる、ダメさを受け入れてくれる人の存在を風穴にする。
女性は真面目で頑張りすぎる人が多いので、楽しみながら長続きするためには、ゆるく生きても良いんじゃないか、と。

所々になかなか良いことが書いてあり、引用したくなりました。
他の方の引用が多いのも納得です。
冒頭の「大人だから耐えてやってるんだよ、調子にのんなよ!」に爆笑。
毎日勤めるような仕事をしたことがないから、まんま頷ける経験がそうあるわけではないんですけど~ちょっとだけ引いて考えてみると、どういう仕事でも人間がぶつかり合っていく有様って、似たようなところがありますね。

家族とうまが合わないという問題もそれぞれ、あるんですね。
性格の不一致とでもいうか。
これも私は既に卒業したのか、最初は色んな家庭があるなと思うばかりで、ぴんと来なかったんですけど~だんだん若い頃の悩みを思い出してきて、ああ突き詰めればこれに似たようなことを考えたこともあったかも知れない、と‥
同世代で仕事をしている女性なら、あるある!がいっぱいなんじゃないかな☆

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