フォト

おすすめ本

« SD用の赤い振袖セット | トップページ | 赤い振袖の黒髪SD »

「悪魔と警視庁」

E・C・R・ロラック「悪魔と警視庁」創元推理文庫

英国ミステリ黄金時代の作家だそうです。
70作も長編があり、クリスティと並ぶほどの人気だったとか。
端正で危なげがない書きっぷりがいかにも。
日本ではほとんど知られてません~他の作家と比べると、読みやすいけど主役に強烈なものが少ないのかも?しれないですね~。

晩秋のロンドン。
深い霧の夜、マクドナルド主席警部は、小さな事件に出くわし、車を警視庁において帰りました。
翌朝、車の後部座席に、悪魔メフィストフェレスの衣装をまとった死体を発見。
近くで仮装舞踏会が開かれていたとわかるが、メフィストフェレスの仮装をした人物は何人もいたのです。
同じ夜、メフィストフェレスを当たり役としていた老いたオペラ歌手の車には怪しげな置き土産が。
仮装舞踏会を主催したミス・フィルスンは知的な大人の女性で、社交界の名士でした。
ミス・フィルスンを訪ねた警部は、非凡な女性が何かを知っているという印象を受け、訪問客の後をつけて関係者を当たっていくことに。
誰が何を知っているのか‥?

登場人物は要領よく描写され、人数が多い割りにちゃんと区別がついていきます。
ロバート・マクドナルド主席警部は、スコットランド出身で、長身、スポーツ選手のような体格。頭脳明晰で、仕事でミスをやらかしたことはないと部下にも信頼されています。
インテリ警察官シリーズの最初だそう。
そういえば‥ホームズやポワロものでは、警官は間抜けなのが相場でしたからね(笑)
アダム・ダルグリッシュやダンカン・キンケイドの先輩ってことか‥そう考えると、知的でスタイルもよくなかなかハンサム(長い顔で陰鬱そうだが笑うと若く見える)という設定は~女性作家による理想像というのも納得できますね。

著者は1931年にデビュー。
本名はイーディス・キャロライン・リヴェットという女性だが、1958年に亡くなるまで、そのことは公表されていなかった。
経歴も不明で、学校関係か何かの硬い職業についていたらしいとか。

« SD用の赤い振袖セット | トップページ | 赤い振袖の黒髪SD »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145558/58598680

この記事へのトラックバック一覧です: 「悪魔と警視庁」:

« SD用の赤い振袖セット | トップページ | 赤い振袖の黒髪SD »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック