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「ビブリア古書堂の事件手帖4」

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔」メディアワークス文庫

ベストセラーのビブリア古書堂も4冊目。
短編連作だったこれまでと違い、一作でまとまった長編になっています。

というのも前もって知っていたし、ドラマの最終回で、事件のあらましは先に見てしまったんですが。
江戸川乱歩がテーマというのはやはり楽しいですね。
作品を紹介しながら、謎解きが展開。
少年探偵団の一作目「怪人二十面相」が昭和11年に書かれたとは!
(二・二六事件の年だそう)
大輔ならずとも、そこまで古いとは驚きます。
その後、手直しもしつつ発行されていたので、子供が読んでも違和感がさほどない内容になっていたよう。

江戸川乱歩のコレクションをもつ姉妹から、依頼が来ます。
慶子という姉のほうが、鹿山明という邸宅の持ち主の愛人だったらしいが、当主が遺した金庫を開けられないという。
そこには大事な品が入っているという遺言だったのです。
それはもしかしたら、乱歩の直筆原稿?!

鹿山明の家族は鎌倉に愛人がいて別邸があったことを知らなかったようで、連絡しても相手にされないという。
そちらに出向いた栞子は、鹿山氏の生活にあった隠された意味を見つけ出します。
鹿山明と慶子は、栞子の母・千恵子と取引があったのでした‥

ヒトリ書房の店主・井上も、この鹿山家と意外に深い関わりがあるとわかり、急に人間味があるように見えてきます。
栞子の母親には、昔ひどい目にあわされたっていうことなのね^^;

主役級の人物は俳優さんとけっこうイメージが違うので、微妙にだぶるけど~別な世界。
10年も失踪していた母親・篠川千恵子がいきなり登場。
ミステリアスな雰囲気は、小説のほうが濃厚です。
金庫を開けるのを手伝うと言い出しますが‥

なぜ家庭を捨てたのかはまだ謎だけど~妹の文香は素直に会いたがり、意外にあっさり受け入れます。
栞子のほうが、本質的には母親に似ているんでしょうけど、怒りを抑えられない。

母親はなぜ突然現れたのか?
栞子の気持ちはどう動くか。
そして大輔と栞子の仲は‥?
それなりに進むので、ほんわりと嬉しい気分に。
物語は後半へ進むようです。

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コメント

けっこうドラマもがんばってたように思うのですが…
この回の視聴率よくなかったんですよね。
怪人二十面相はもう古いのかなあ…
もちろん、わたしたちの世代にはなつかしいです。意外に読んでいないんですけど。けっこう、残酷なシーンが多いんですよ。

marieさん、
ドラマもかなり原作に忠実で、淡々としたテンポも悪くなかったと思うんですが。
原作がまだ出ているところですごく好評だから、点が辛くなったのかな。
乱歩という作家は有名だけど、詳しく知ってるかと言うと~~??
二十面相の発表年が昔でビックリでした。
怪人二十面相、何を読んだのかもうわからないです。全部じゃないですよね~。
視聴率はたまたま同じ枠の番組がどうか、ということも左右しますけどね^^;

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