フォト

おすすめ本

« 幼SDリリィとmomokoのご対面 | トップページ | SD13女の子、お目見え »

「魔法の文字」

コルネーリア・フンケ「魔法の文字」WAVE出版

大胆な設定で描くファンタジーの傑作。
「魔法の声」に続く2作目。
3部作で、この「魔法の文字」の続きの「魔法の言葉」も既に出ています。

少女メギーの父モー(モーティマ)は、本の修理を仕事にしています。
モーには、本を朗読すると、その中の人や物がこの世界に出て来てしまうという力があったため、「魔法舌」とも呼ばれていました。
メギーの母は9年前、入れ替わりに本の世界の中に入ってしまったのが、今は無事に帰還。
メギーは母に、本の中の話を聞いているうちに、だんだん夢中になってしまう。

本の中から出てきた火噴き師の「ホコリ指」は望郷の念にたえかね、モーと同じような力を持つ人に頼んで、本の中の世界に戻ります。
ホコリ指には、じつは残してきた家族があったのです。
ところが、メギーはホコリ指の命が危険なことを知り、自ら本の中に入っていきます。
メギーもまた、父と同じ力を持っていたのです。

現実よりも鮮やかで美しく印象的な本「インクハート(闇の心)」の中の世界。
ホコリ指を探しながら、少年ファリッドとの初恋に揺れるメギーの成長も。
本の作者フェノグリオ老人もまた、本の中にいました。
自分が一から創作した世界と信じるフェノグリオは、いつでも自由に書き変えられると思っているのですが、なぜかそう上手くいかない。

メギーを心配したモーも、本の世界にやってきますが‥?
互いに心配しつつ、なかなか会えない家族。
本の中では、フェノグリオの書いたものを離れた非道な支配者たちがせめぎあい、追ってくる‥?!
めったにないような陰影に富んだ描写で、独特な作品世界が展開します。
濃すぎて、すぐにはレビューも書けなかったほど。

前作では魅力的な脇役だったホコリ指が大活躍!
妙にカッコイイなと思ったら、ヴィゴ・モーテンセンがモデルなんだとか。
なるほど~映画化された「魔法の声」ではポール・ベタニーがやっている役で、これもきっと素敵だと思いますけどね♪

« 幼SDリリィとmomokoのご対面 | トップページ | SD13女の子、お目見え »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145558/58428396

この記事へのトラックバック一覧です: 「魔法の文字」:

« 幼SDリリィとmomokoのご対面 | トップページ | SD13女の子、お目見え »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック