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「恋の香りは秋風にのって」

リサ・クレイパス「恋の香りは秋風にのって」原書房

壁の花シリーズの2作目。

19世紀半ばの英国。
パーティーで誰にも相手にされず、壁の花になっていた4人の娘達が協力して結婚相手を見つけようとするロマンスもの。
1作目では、最年長のアメリアが結婚、もうラブラブの新婚さんです。

2番目に年長なのは、アメリカの大富豪ボウマン家の長女リリアン。
背が高く、猫のような大きな目の頑固なおてんば娘で、実に生き生きとしています。
父親が成金で、イギリス式の礼儀作法には疎く、無作法に見られていました。

ウェストクリフ伯爵邸での数週間に及ぶパーティに、ボウマン一家は招待され、リリアンは両親と妹とともに滞在しています。
ウェストクリフ伯爵マーカスは堅物で、厳格な父親に性格がゆがむほどの教育を受けて育った男。父は既にないが、母親もかなりの難物。
妹二人がアメリカ人と既に結婚しているため、血統を守るためにもイギリスの名家の娘と結婚する必要がありました。

傲慢で堅苦しいマーカスと、のびのびして気の強いリリアンは互いに気に障り、天敵のように思っていましたが‥
香りに強い感覚があるリリアンは、男性の心を惹きつけるという香水を手に入れ、パーティでつけたところ、マーカスの思いがけない反応を呼び覚まします。
ではと4人組で香水をつけてみたけれど、他の男性には反応が起きない?

マーカスとは学校以来の長年の友人であるセントヴィンセント子爵セバスチャンは、美貌だが評判はあまりよくない男。
リリアンに近づき‥?

コメディ的な要素も多く、楽しく読めました。
あまりにも気が合わなそうな伯爵の母親に、イギリス上流社会の礼儀作法を教わる姉妹の反応など、傑作。
情景が思い浮かぶような、生き生きした描写。
反発していた二人がどう近づき変化するかが、なんといっても面白いですよ。
エピローグの意外さもgood!
[前に読んだんですが、季節はずれなので、9月までアップを延ばしておりました]

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