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「暗くなるまで贋作を」

ヘイリー・リンド「暗くなるまで贋作を」創元推理文庫

アニー・キンケイドのシリーズ3作目。
絵画をめぐる事情や知識が程よく書き込まれ、贋作騒動をめぐってスピーディな展開。
面白く読めました。

アニーは、画家兼擬似塗装師(フォーフィニッシャー)。
天才贋作師ジョルジュ・ラフルールを祖父に持ち、子供の頃は贋作も描いていました。
祖父が回想録を出版してしまい、頭が痛いのですが‥

今回、アニーはベルビュー墓地に隣接する壮麗な納骨堂で、壁画の修復の仕事をしています。
日系の大学院生シンディと墓地で出会い、ラファエロの名画「ラ・フォルナリーナ」の真作がこの納骨道内にあるのではないかという疑問を、投げかけられます。
まさかイタリアの国宝が‥?
ここにあるフォルナリーナは購入された古い模写のはずですが、見てみると何とパソコンで印刷されたものにすり替わっていました。
絵画泥棒でやたらとハンサムなマイケルに出くわしたアニーは、何かあると探り始めます。
しかも、シンディは連絡がつかなくなり‥?

祖父とは仇敵の贋作撲滅師も登場。
アニーに脅しをかけてきます。
ラ・フォルナリーナの真作を探すしかない!ってホントにここにあるの?

2作目からモテ期で恋人ができたアニーなんですが、友人達はあまり似合わないと忠告してきます。
アニー自身も迷いがある一方、大家のフランクとは間の悪い大接近!?
フランクの意外な過去も‥
マイケルも泥棒は足を洗ったといい、仕事の誘いをかけてくる~?
アニーの進む道は?

章のはじめに、芸術家の箴言と並んで、それを茶化すような祖父の名言?が出ています。
ユーモラスで、いきいきした作風。
巻末には毎回、フォーフィニッシュの豆知識(この本では、大理石模様の着色)も。
広範囲の人に楽しんでもらえそう。
オススメです☆

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