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「最後の恋 MEN’S つまり、自分史上最高の恋。」

伊坂幸太郎ほか「最後の恋MEN’S つまり自分史上、最高の恋。」新潮文庫

男性作家7人の競作アンソロジー。
忘れられない恋の話。
「最後の恋」というテーマにぴったりとは限らないけれど~
いろいろな味を楽しめるという点ではお得感があります。

伊坂幸太郎「僕の舟」
病の床にある夫をもつ妻が、人生を振り返って、初恋の人は誰だったのかと‥
出会いの不思議。

越谷オサム「3コで5ドル」
日本人観光客に恋する男の子を軽快に。

朝井リョウ「水曜日の南階段はきれい」
高校の卒業を前にして。
最初の恋のような気もするけど、純粋な恋への思いには共感しますね。
印象に残りました。

石田衣良「イルカの恋」
会社を辞めて、カフェに勤めだした女性。
いわくありげな美女が、夜はバーをやっている店でした。
暗めの話だけど、濃厚な雰囲気に恋の気分がありました。

橋本紡「桜に小禽」
別れようとしている男女。
これといった理由は明かされないのですが‥

荻原浩「エンドロールは最後まで」
38歳になって結婚をあきらめた女性が出会った年下の彼。
医者だという彼の言動に、少し矛盾が見えてきましたが‥それにどう対するか?

白石一文「七月の真っ青な空に」
犬猫の里親探しで出会った二人。彼には過去が‥

それぞれの作家さんの個性が出ていて、「‥‥なるほどねえ!」と。
きめの細かさも、どれが粗いというのじゃなく、豆腐だったり、真綿だったり、みたいな手触りや空気感の違いが。
意外に女性目線の話もありました。
そのあたり~微妙に期待と違うような感じもあるんだけど。
これで初めて知った橋本紡さんもよかったので、これから読んでみようと思います。

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