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「贋作と共に去りぬ」

ヘイリー・リンド「贋作と共に去りぬ」創元推理文庫

いきのいいヒロイン、登場!
贋作の名人を祖父に持つアーチストが大活躍。
楽しみができました☆

アニー・キンケイドは、31歳の画家兼擬似塗装師(フォーフィニッシャー)。
祖父のジョルジュはその筋では世界的に有名な贋作師。
アニーはその血を継いで天才肌なのですが、10代で逮捕されて以来、贋作は一切描いていません。
ブロック美術館に絵画修復師として勤めたが、逮捕歴がばれて首に。
今は「嘘とまこと」というスタジオを経営しています。
擬似塗装とは、大理石に似せた柄を描いたり、木目を壁紙につけたりといったインテリアの仕事が多いよう。だんだん肖像画などの仕事も、増えてきていました。

元彼のエルンストから頼まれ、内密にブロック美術館にあるカラヴァッジョの鑑定をすると、これが偽物。
アニーの帰った後に、事件が‥!
エルンストは行方不明になり、容疑者扱い。
巻き込まれたアニーは、フランスの祖父とも連絡を取りつつ、カラヴァッジョの真作を探しますが‥?

とんでもなくハンサムな私立探偵マイケルとも出会いましたが、彼は美術品泥棒でもある‥?
祖父の世界からは遠ざかりたいアニーですが、行く先々でマイケルと絡むことに。
新しい家主のフランクはまた対照的な堅物だが、妙に意識してしまう。
と、二人の魅力的な男性が出てきて、期待させます。
専門的な能力のあるステファニー・プラム(イヴァノヴィッチの)みたいな。

助手のメアリーは、黒尽くめのパンクファッションの元気な若い娘。
気の良い友人ピートや、ドレスを選んでくれるゲイの友人など、アーチスト仲間がにぎやかに登場。
舞台は主にサンフランシスコとオークランド。
アニー自身はおしゃれはあまり気にしないほうですが、個性的なファッションの面々が多数登場します。

情報はたっぷりで、絵画や塗装を巡る知識も出てきますが、わかりやすく、スピーディな展開。
コージーが好きな人にもお勧めだけど、コージーすぎない?ところがまた楽しめます。
とても面白かったです☆

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