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「心を整える」

長谷部誠「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」幻冬舎

56の項目がずらっと並んでいますが、具体的な体験が書かれているので、全体としてはサッカー体験談としても読めます。

いかにも真面目で誠実そうな彼。
若輩者が本を出すためらいも書かれています。
中学高校の頃は、各年代の日本代表に選ばれることがなかった、というのは意外でした。
そういう人間でも成功出来たという事を伝えたいという趣旨。

意識して、心を鎮める時間を作る。
心をメンテナンスして、良い仕事が出来るように調整しておく、といった感じだそうです。

「心を整える」過度な自意識は必要ない、マイナス発言は自分を後退させる、など。
「吸収する」真のプロフェッショナルに触れる、など。
「絆を深める」仲間の価値観に飛び込んでみる、など。
「信頼を得る」組織の穴を埋める、など。
「脳に刻む」読書は自分を進化させてくれる、など。
「時間を支配する」夜の時間をマネージメントする、など。
「想像する」指揮官の立場を想像する、楽な方に流されると誰かが傷つく、など。
「脱皮する」迷ったときこそ難しい道を選ぶ、など。
「誠を意識する」目には見えない土台が肝心、など。
最終章は、激闘のアジアカップで学んだこと、という章立て。

中学高校ではあまりぱっとしない成績で、プロになることなど考えてもいなかったのに、浦和レッズからスカウトが来たんですね。
両親は大学進学を勧めましたが、祖父が、一度しかない人生だと、後押ししてくれたという。

若い頃には、若い選手はそういうものかと軽いのりでロンゲで茶髪にしたが、藤枝東高校時代の監督に嫌な顔をされて、きっぱり変えた。
もともと和顔で短い黒髪の方が似合うということもあると。

試合に向けてだんだん緊張を高めるタイプと、直前に切り替えるタイプがある。
自分は前者だと思っていたが、緊張しすぎて前夜眠れずに試合がさんざんだった経験の後は、当日に試合モードに入ることにしたと。

Jリーグの選手には、日本サッカーを強くしたいという熱い思いがあって、欧州でも、集まって食事をしたりするそうですよ。
いろいろ苦労していたみたいだけどねえ…?

女性と話すのは得意でなくて、高校の頃に2度付き合ったが、どうしていいかわからず、一ヶ月ほどで自分から断ってしまった。
今でも謝るのが難しい~なんてことがふと出てきたりして。
2011年3月発行。

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