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「夜明けの色を紡いで」

リサ・クレイパス「夜明けの色を紡いで」原書房

人気のヒストリカル・ロマンス。
ハサウェイ家シリーズ2作目。1作目より先に読みました。

19世紀半ばのイギリス。
ハサウェイ家は、長男のレオと妹たちの、自由な雰囲気の一家。
長女のアメリアが、アイルランド人とロマ(ジプシー)との混血のキャム・ローハンと前作で結婚したらしい。
レオは恋人を失って荒れているのですが…

ロマの少年ケヴは、伯父に闘士として仕込まれ、苛酷な扱いを受けて育ちました。
部族が襲われたときに重傷を負ったまま捨て置かれ、ハサウェイ家当主に救われたのです。
そのまま家族同様に育ちますが、ケヴ自らいつも一歩引いていました。
ハサウェイ家の次女ウィン(ウィニフレッド)は、淡い金髪でほっそりした優しい少女。
ケヴと惹かれ合いますが、ケヴは自分のような人間がウィンを愛してはいけないと固く自戒していたのです。

ウィンが猩紅熱にかかり、命は取り留めたもののすっかり衰弱して、フランスの療養所に行くことになります。
ケヴはその間、レオが相続した領地の再建に打ち込んでいました。
3年後、ウィンが帰って来ます。
人を寄せ付けないケヴの顔は一瞬輝きますが、ウィンに対して過保護にふるまいます。
時々思わず抱きしめちゃったりしつつも~かたくなに愛を拒むのであった。うふふ。

妹たちも、社交界のパーティに出る年頃。
ウィンは、世話になった療養所の医師に求婚されます。
ケヴとのスキャンダルを救うため、求婚を受け入れることに…?!

なんといっても~ケヴの愛ゆえの苦しみと激情が読み応えあります。
これはつまり、ヒースクリフとハッピーエンド!みたいな話ですよね。
ウィンは他の男性との結婚に心を動かしたりはしないのですが、ケヴには愛されていないと思い込んで絶望したときに、そういう話は出るのです。
たおやかな美しさを持つウィンが、優しいだけでないしっかりした所も見せるように。
ロマが二人もいるのもちょっと不思議だったけど、これも運命の巡り合わせだった?!
四姉妹の性格の違いや、長男と長女の婿、ケヴという3人の男の性格が絡み合って、なかなか面白いです。
次の恋愛は誰かな?

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