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2013年4月

庭の花たち

3月から4月にかけて咲いたお花たちです。
最初は梅でしたが、撮りそこないました。
去年すごく切り詰めたので、少ししか咲かなくてね。
130331_152243
次が木瓜かなぁ。
赤い花が~
真っ赤じゃないのがまた可愛いの。

130322_173138水仙も~
春先のまだお花が少ない時期に
嬉しいお花です。

何もしなくても毎年咲いてくれる超いい子!
ただ‥まとめて撮ろうとすると、向きがてんでんばらばらで、ピントも合わず。
一番綺麗に撮れたのがこれ。
八重咲きはこれだけで、あとはラッパ水仙です。

130331_151947
チューリップも毎年の楽しみ☆

もう終わりましたけど~

130331_152057椿はまだ咲いてますよ~。
ほとんどが下向きなんだけど‥

130414_125324芝桜。

去年植えたときは小さかったのが、
だいぶ大きくなりました!

お花って撮るの難しいですねー。
うちの庭は枯葉や雑草の天国なので~
まわりに変なものが入るため、写真撮りづらくて
これでもベストセレクションbleah

「ヒア・カムズ・ザ・サン」

有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」新潮社

2作収録。
7行の設定から書いた小説と、同じ7行から舞台化されたものを見て書いた小説と。
登場人物は同じですが、途中からの展開が違います。

古川真也は、出版社に勤める30歳。
実は物に触ると、そこにこめられた過去の感情記憶を読み取ることができる能力があるサイコメトラー。
普段はできるだけ封印していますが、編集者としての仕事に活用できる場合もあります。

同僚の大場カオルとは、恋人同士。
カオルの父親が渡米するときに両親が離婚して、以来20年父とは会っていなかったのです。
今回帰国したHALというペンネームの映画脚本家・白石晴男を雑誌「小説ポラリス」で取り上げることになりますが、それがカオルの父なのです。
売れない脚本家だった父は、夢をあきらめられず、アメリカで再出発する決意をしたのですたが、そのとき母はついていくことを拒んだという。

アメリカではなおさら成功するわけもないという苦い現実。
一度も帰ってこない父への不満と葛藤。
20年会っていない間に何があったのか?という謎が、パラレルな二つの物語の存在を可能にしています。
面白い企画ですが~読み終わると、ちょっと混ざっちゃいますね。
帰国を待ちわびた少女の頃のカオルが、かわいそうで。
この父親、痛々しいし‥
いや、父親の実像が二つの話で違うのが~だんだん見えてくる話なんですけどね。

カオルの父親の話を親身に聞こうとする真也。
やたらと景気のいい自慢話をする父親に、そこまでのはずはないといたたまれない思いもしつつ。
時には能力を使って真実を探り、カオルのために良かれと願うのです。

なんだか恋人が父の味方になってしまったように感じるカオル。
何も悪いことをしていない自分のほうが、なぜ折れなければならない?
野暮に見える編集長が、真也の気持ちをカオルに気づかせます。
親を許せないままでいると、後悔することになるのを心配しているのだと。
いつか死なれたら、カオルが自分を責めることになる。

真也もまた、カオルがどうしたいのか聞くという基本を忘れていました。
一度でいいから謝ってほしいというカオルの思い。
このあたりはなかなか面白くて、さすが!有川さん。

結婚を控えて、真也が自分の能力を告白しなくてはと思いつめますが、この件は?
カオルは太っ腹に受け止めます。

一つ目の作品のほうが印象が強いです。
2作目はたぶん、舞台の上で俳優が演じたら、意外な展開が光ってくるのでしょうね。

「死を哭く鳥」

カミラ・レックバリ「死を哭く鳥 エリカ&パトリック事件簿」集英社文庫

エリカ&パトリック事件簿、第4弾。

酒を飲まないはずの女性が、飲酒運転と思われる事故で死亡。
パートナーとけんかした直後のことでしたが‥
刑事パトリックは不審を抱き、過去の事件を調べると、数年前の泥酔自殺に、意外な共通点を見つけることに。

警察にはハンナという新入りの女性刑事が到着、さっそくパトリックは現場に同行させます。
折りしも、町にはテレビ番組のスタッフが滞在していました。
一般の若者を数人出演させ、新しい町での合宿生活を放映する企画番組なんですね。
視聴者の支持が落ちれば番組を降板するという投票制で、自傷癖のある少女なども意外に支持を得ていました。
(これは、現実に似たような番組があるらしい)
出演者の一人に、異変が‥?!

前作の終わりのとんでもない危機は、意外に穏当に処理されつつありました。
エリカは妹アンナを引き取り、アンナの二人の子どもと自分の赤ちゃんマヤを育てるのにかかりきり。
ひきこもりがちなアンナを元気づけるために、旧友(というか元彼)のダーンに、アンナを散歩に誘ってもらいます。
エリカとパトリックは結婚式を挙げることに決め、その準備にもかかっています。
子供を生んだ後でゆっくり式を挙げるのはさすがに現代北欧風?(もう日本でも珍しいほどじゃないけど)
アンナは、準備を手伝ううちに、笑顔を取り戻します。

2作目の完成度、3作目のものすごい書き込みに比べると、こちらが期待過剰なのか?十分てんこもりなのに、やや普通な印象。
テレビ番組が、いかにも現代的な退廃感。
事件の背景にあるものなど告発的な視点もあって、一捻りはしてありますが‥

仕事のできない署長メルバリは、パーティで出会った中年の女性に一目ぼれします。
いささか手厳しく書かれすぎで、最初は邪魔なキャラだったメルバリ。
コメディ的な役回りで、意外に気分転換になる存在に。

エリカのウェディングドレスの試着話なども、楽しい。
エリカとアンナの母親の謎が、次回登場か?

春のスイーツとバービー

130422_172731前二つの記事の続きです。

「ジョアン、花より団子じゃないのね!
さすが真面目なジョアンらしいわぁ」
「そうでもないわよ」

ピンポーン♪
130422_174347「ほら、テイクアウトが届いたみたい」

「うわあ、ジョアン、いつの間に?!」

130422_174545「うふふ、うっとりスイーツよ、
いいでしょう」
「最高!」

ピンポーン♪♪♪
「あら?」

130422_175847「ハ~イ、お二人さん」
「カーリン! エリザベス!」

「いらっしゃい、ちょうどよかったわー」
「すごいご馳走ねえ。二人で食べるつもりだったの?」

130422_180501「もちろん、一緒に食べようと‥」
「嬉しい~!」とエリザベスさん。
「‥‥小皿が二つしかないようだけど」
さすが鋭い目をしている、カーリン嬢です。
「あ、ばれちゃった?」とリディアさん。
「まあいいからいいから、食べましょ~~」
とジョアンさん。

「異国のおじさんを伴う」

森絵都「異国のおじさんを伴う」文藝春秋

短編集。
世界のどこかで、焦ったり、笑ったり、しみじみしたり。
誰かが今、何かに気づいてる‥?
ちょっとした出来事に見える真実を、どこかユーモラスに描いてます。

「藤巻さんの道」
道の写真集を見せてどの道が好きかと聞いてみると、その人の個性が出るのです。
きちんとした藤巻さんの選んだ意外な道、そのわけは?
結末があたたかい。

「夜の空隙を埋める」
留学先でのあまりに局地的な停電に、原因を突き止めようと工事現場に向かうと‥

「クリスマスイヴを三日後に控えた日曜の・・・」
プラダの売り場で靴を選ぶ老婦人。
そこにいた皆と一緒に、思わずにっこりしてしまいました。

「クジラ見」
新婚旅行でのクジラ見での大騒動。
受難の新郎、たくましい新婦に苦笑。

「竜宮」
思わぬことから誤認した記事を書いた後悔から、今真摯に仕事に向かう。
自分でもありうるとドキッとしたり、がんばれっと思ったり。

「思い出ぴろり」
幽霊が見える運転手。
ぴろりがユーモラス。

「ラストシーン」
飛行機で乗り合わせたキューバ人が、映画のラストシーンを見損ねてしまった。
乗客はラストを見せてやりたいと論争になりますが‥

「桂川里香子、危機一髪」
理想的な結婚を目指したが‥?!

「母の北上」
なぜか、母がどんどん部屋を移動していきます。息子は‥

「異国のおじさんを伴う」
ドイツのひげ人形をモチーフにした作品が、ヒットした作家。
ひげ人形愛好会に招かれて、ミュンヘンへ行き、おばあさん達に巨大なひげ人形を貰ってしまう。

立場も年齢も事情もそれぞれに違う人々に、おとずれる瞬間。
海外の短編を思い出すような鋭い切り口で、さわやかな読後感。
一口ではいえない味わいに、作者のあたたかなまなざしを感じながら、心地よくなれます。

「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う」

ゲイル・キャリガー「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)」早川書房

元気のいいヒロイン、堂々の登場です。
歴史ミステリの雰囲気もありますが~歴史改変ファンタジーみたいでもあり。
ジャンルとしては、パラノーマル・ロマンスかも?

19世紀末、ヴィクトリア女王の治世。
吸血鬼や人狼が組織化され、一般人には手を出さないことで認められている世界という設定。
満月の夜にだけ変身し野獣化する人狼は、自ら自邸の牢獄に閉じこもることになっていました。

アレクシア・タラボッティは、頭がよく気丈ですが、婚期を逃している26歳の令嬢。
亡き父親がイタリア人だったため、ロンドン社交界ではいささか浮いてしまう濃い色の肌に大きめの鼻。
じつはロンドンでただ一人の<魂なき者>(ソウルレス)反異界族。これも父の血を引いています。
母と再婚相手との間に二人の妹があり、俗物揃いの家庭ではみ出し者扱いのアレクシアは半ばシンデレラのよう?
ソウルレスであることも隠しているため、気が強い割には自己卑下の習慣もついていました。

ウールジー城人狼団のアルファ(組織のトップ)であるマコン伯爵は人の姿でも大柄で、誰との決闘にも勝ち続けています。
アレクシアとは、社交の席で顔を合わせては口げんかになる間柄。
アレクシアがソウルレスであることはもちろん、人狼や吸血鬼には知られていました。アレクシアが触れると、そのときだけ彼らは無力化してただの人間の姿に戻るのです。
ところが、そういった事情を何も知らない吸血鬼に襲われ、乱闘の末にパラソルでやっつけてしまう。
か弱いふりで、気絶して見せたアレクシアですが?

地域では、はぐれ吸血鬼が増えているという奇怪な現象が起きていました。
アレクシアは何者かに付けねらわれ、マコン伯爵はそれを守ろうとするうちに、気持ちを抑えられなくなり‥?
出会うたびにキスを繰り返しながら、アレクシアの思い込みと、人狼の風習との違いで、恋愛模様は大混戦?

情報通でおしゃれな最長老の吸血鬼アケルダマ卿や、マコン伯爵の副官で冷静なライオール、気弱なアメリカ人科学者、アレクシアの家の有能な執事など、脇もいい味出しています。
吸血鬼を撲滅しようとしている組織に、研究材料として囚われたアレクシアは‥?!
当時の雰囲気と架空の設定を上手く織り交ぜて~面白い読み物に仕上がっています。
楽しめました☆

著者はカリフォルニア生まれ。母は英国人。
厳格な家庭から逃げ出すため英国で考古学、カリフォルニア大学で人類学を学んだという。
2009年本書でデビュー。
評判を呼び、ローカス賞などいくつかの賞にノミネートされる。
ベストセラーリストにも。

春色バルーンのバービー

130424_184225続いてバービーさんです。
お洋服も~
バルーンのミニワンピは、バービーさんのです。
高いサンダルも~☆
ちょっと大胆すぎる?春というより夏かな。

130424_185118同じセットに入っていた
パープルのパンツを合わせてみました。

パールのブレスレットと、
シルバーのストラップハイヒールで大人っぽく☆
おいてあるジャケットはジェニーのもの。
(リディアさんが着ているスカートの上です)

130424_185510羽織ると、こんな感じで~

ぐっとリアル?

130422_172056では、レギンスで~
ピンクのリボンつきで可愛く☆
リカちゃんのなので、実はぱつんぱつん‥

モデルは、ベーシックスさん。
元は、白いTシャツに空色のデニムというタイプ。
コレクション002というラインかな?
バービーの中では珍しいぐらい、おとなしそうな顔つきです。

130422_172221_2パープル系のポップな柄に合わせて、
紫のお花の鉢を置いてみました。

デパートのミニチュア展でゲットしたものです。

130422_172313「綺麗に咲いたわ~」

ジョアンさん、自分で育てるタイプかな?

「明るい節約生活入門」

横田濱夫 丸山晴美「横田濱夫と丸山晴美の明るい節約生活入門―年収100万でも大丈夫!楽しく元気に暮らす!!」経済界

節約アドバイザーの女性と、元銀行員で投資に詳しい男性の共著。
最近は似たテーマの本が多いので、共著というのがいいかな、と試してみました。
足りないところを補うというか~違う方面からの指摘が面白いですよ。
一ヶ月の実録で、ここはお金を使いすぎたと後悔していたりするのも親しみがもてます。

きっかり100万しか収入がない人向けというわけではなく、月収20万ぐらいある人なら目的のために節約してみたらという提案になっています。
丸山さんは22歳で家を買いたいと思い立ち、節約を始め、4年で500万円ためたとか。
何にどれぐらいお金がかかるものなのか、具体的に目安が書いてあるので、わかりやすい。

やたらにケチになるのではなく、合理的で健康的な暮らし。
楽しみながら実行できるようなやり方を目指す。
現在の生活のチェックリスト。
性格面からのチェック。
不要な見栄を捨て、無駄を見つけて排除すれば、精神的にもはらはらしなくて済むようになると。
公共料金の無駄を削るポイントなど。

コンビニは値段設定が高めなので、スーパーのほうがいい。
ファーストフードもたまには楽しむが、あまり多いと健康によくない。
コンビニ弁当やファーストフードで済ませる回数は減らし、ちょっとおいしいものは時々ちゃんと食べて、味を覚えたほうがいい。
そして自炊するのが何よりも節約の近道だと。
自炊したことがなかった横田氏が、玄米食に挑戦していきます。
さて、その結果は?

丸山さんの簡単レシピも、ひたすら安価にすることを追及しているわけではなく、味や彩にも変化をつけて食べることを楽しむ気持ちが伝わってきます。
リストでチェックしてみたら、私はすでに無駄はあまりしていないタイプに入りました。
まあ最近はねえ‥もっとずっと前から計画的ならよかったのにね(苦笑)

「フォークランド館の殺人」

ケイト・ロス「フォークランド館の殺人」講談社文庫

ジュリアン・ケストレルもの第2弾。
19世紀初頭の英国が舞台の歴史ミステリ。
再読です。

夜会が開かれた貴族の館で、当主の息子アレクサンダーが殺されました。
80人もの客が出入りしていた夜に、何が起きたのか?
父フォークランド卿の依頼で捜査にかかるジュリアン・ケストレルは、社交界の伊達男。
警察組織もしっかりしていない時代で、貴族への事情聴取は難しい。
旧知のロンドン警察刑事にも、快くジュリアンの協力は認められます。

アレクサンダーはハンサムで学識があり、教養もセンスも豊かで、館を美しく飾りつけていました。
妻ベリンダは完璧な美貌ですが、夫の死を嘆き悲しんでいるほどの様子はない。
その夜は、頭痛で部屋に引き取っていたという。

アレクサンダーの館には、学友のクエンチン・クレアというあまり似合わない地味な仲間も出入りしていました。
さらに、アレクサンダーはユダヤ人のアダムスという男と付き合い、社交界の扉を開いてやっていたのです。そのためか?3週前にはアダムズに手形を全額免除にしてもらうという出来事も起きていました。

すべてに恵まれた男アレクサンダーの事情が、だんだん明らかに。
一方、近在で最近起きた事件とも何らかのかかわりが‥?
時代色たっぷりで丁寧に描かれ、ジュリアンの心の温かさに気分よく読み進められます。

歴史物が好きな人のためにご紹介しておこうと~再読しました。
作者は3作を遺して若くしてなくなり、惜しまれます。
女性のミステリ作家は専門職を続けながら執筆する人が多いので、身体を壊してしまうのかもしれませんねえ。

春色シフォンのバービー

130422_170121春らしい明るい色の着こなしです。

久しぶりのバービーさん~
ファッショニスタのグラマラスです。

130422_170611とても華やかなタイプ☆

うちでの名前は、リディアさん。

130422_170705
かなり可動性のあるボディなので、
髪をかき上げられます。

フリルチュニックはジェニーのもの。
薔薇と水玉模様。
いぜん、確か銀座でかなあ‥
単品で買いました。
スカートも柔らかな色で。
これはジャケットとトップスの地味めなセットの中にあったんです~。

130422_171059袖に少しスリットがあいているのが
オシャレ♪

美女の満面の笑み☆
その理由は‥?

130422_170842
美味しそうなパフェ☆

ちょっと暖かくなると、
フルーツや冷たいものが
美味しくなりますね~!

「いとみち」

越谷オサム「いとみち」新潮社

内気な高校生の女の子が、青森でメイドカフェに勤めるという青春小説。
かわいらしく、楽しいお話です。

相馬いとは、高校1年生。
津軽弁のきつい祖母に育てられ、この年齢にしてはなまりが強いのです。
クラスメートともろくに会話ができず、思い立って青森市のメイドカフェに応募。
土日だけのバイトを始めます。
内気で世間知らずないとには、無謀な試みでしたが‥?

おっとりした若いマスター、先輩格のメイドは二人。
子持ちの大人の女性だが化粧すると若やいで自称22歳も嘘でなく見える幸子と、陽気で漫画家志望のほんとの22歳。
常連客もいろいろなタイプがいました。
いとは、丈の長い深緑色のかわいいメイド服に身を包み、会話は苦手なので、できるだけ目立たない掃除などに回ります。
お客様が来たときにはまず「お帰りなさいませ、ご主人様」と挨拶するのですが、これが「ごすずんさま」になってしまう。
自信をますます失ういとだったが、年より幼く見えるいとが一生懸命にがんばる様子は、皆に見守りたい気を起こさせて、実は売り上げが上がっていました。

ばっちゃ、と呼んでいる祖母は津軽三味線の名手で、いとも仕込まれていて小学生の時には賞をとったりもしていました。
三味線を弾いているときの写真を見て自分の姿にショックを受け、以来やめています。
夢中になると足を開き、歯を食いしばっていたのです。
ばっちゃは時々一緒に弾こうとさりげなく誘ってくるのですが‥
母親はすでになく、父親とは少し距離がある~メイドカフェなど反対されるに決まっていて、案の定けんかになってしまいますが?

カフェのスタッフで、慰安旅行に行ったり。
やっと、友達ができたり。
つぶれそうになった店を救おうと工夫を凝らしたり。
少しずつ成長するいと。
お約束な展開だけど、快調なテンポで、期待を裏切らず、心地よく読めました。

「蹄鉄ころんだ」

シャーロット・マクラウド「蹄鉄ころんだ」創元推理文庫

コージー・ミステリの元祖とも言うべき~シャーロット・マクラウドのシャンディ教授シリーズ第2弾。

シャンディ教授と結婚して~まだ新婚のヘレンは、バラクラヴァ大学の広大な構内を、今日も散策中。
畜産学部で、「蹄鉄工のフラックレー」と呼ばれる有能な女性と知り合い、気が合いそうなので食事に招きます。
フラックレー一族は先祖代々、ここの蹄鉄工を務めてきたという。

1作目で妻を亡くしたエイムズ教授のところには、家政婦が来ていました。
口うるさい妻を亡くした男にありがちなことで、口うるさい家政婦を雇ってしまい、近所の人は頭を痛めているのですが。

ヘレンの友人イデューナが訪れます。
ものすごく大きいのだがきれいな金髪でかわいらしく、男性陣は次々に好意を持ちます。見るからにクッキーつくりが上手そうで、しかも喜んで分けてくれるタイプなのです。
シャンディは、エイムズ教授にどうだろうと考えますが‥?

畜産学部のストット教授が大事にしている貴重な血統の雌豚ベリンダが盗まれ、行方不明に。
しかも、それに関連してか? 蹄鉄工のフラックレーまでが事件に。
跡継ぎとして、甥が登場します。
ベリンダのことは、学生の悪ふざけに思える節もあったのですが‥

おそるべきスヴェンソン学長の命を受け、シャンディ教授の推理が始まります。
折りしも、バラクラヴァ郡の馬の年次競技会も迫っていました。
近隣の組合が集まる馬のオリンピックのような大規模なもので、毎年、スヴェンソン学長が指揮する巨大な荷馬車に、バンドを乗せて行進するのが、始まり。
ところが、その伝統ある荷馬車が何者かに壊されていたのです。
学長の娘ビルギットの様子が、おかしい‥?

にぎやかで面白いです。
いかにもこのシリーズらしい大学町の行事が楽しめます。
探偵役は男性だけど、視点はヘレンのほうも多く、夫婦探偵に近いかな。

アップルパイとチョコケーキ

130308_155207冬の楽しみのアップルパイです。

130308_155450BASEL(バーゼル)のは、
大きくて、食べ応えがあります。
夏場は作ってないんですよ~。

130308_155651
一度には半分で十分☆
美味しそうでしょう~。


130308_155318いつものチョコレートケーキも一緒に。

名前はなんだったかな‥
チョコレートケーキではなくて洒落た名前☆
ちょっと、ややこしいんです。
メゾン・ド・トリフかな‥?
このお値段の割りに濃厚で、チョコレート好きなら見逃せませんよ♪

「蜜蜂のデザート」

拓未司「蜜蜂のデザート」宝島社文庫

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の2作目。
神戸で、フレンチの店「ビストロ・コウタ」を経営する~オーナーシェフ・柴山幸太が主人公です。

助手はいるものの、料理は全部一人で作っているのですが、デザートがやや弱いのではと悩んでいました。
お客さんが、デザートをほめてくれたことがないのです。
研究のためにパティシエの意見を聞こうとあたりをつけ、妻の綾香と一緒に評判の高い店に食べに行ったり。

ところが、自分の店の客に食中毒が出て、ビストロ・コウタは閉鎖される憂き目に。
一体、何が悪かったというのか?
ほかにも食中毒が出た店があったと知り、中には閉店したところも。
何か共通項があるのではと、いきさつを探り始める幸太。
店を転々としたパティシエがいたのですが‥、まさか?!

2歳のわが子・陽太にアレルギーが出てしまい、お菓子に使う基本的なものがもう食べさせられないという事態に。
そこで、工夫したスイーツには愛情がこもっていて、おいしそう~!

スイーツのコンテストをめぐっても、話が展開します。
次々に出てくるスイーツがとてもおいしそうで、実感がこもり、それにつられて読み進む感じ。
そのせいで、日常の謎的な雰囲気だけど、実は事件もしっかりあり、謎解きを楽しめます。
作者も調理師免許を持ち、飲食店勤務の経験があるそうで、いかにもそれが生きています。

「秘密機関」

ハヤカワ文庫(クリスティー文庫)

アガサ・クリスティの初期作品を読み直してます。
トミー&タペンスもの。

デビュー作につぐ2作目とは気づきませんでした。
読んだのは、だいぶ後だったと思います。
デビュー作で有名になったためか、このほうが明るくて広範囲の読者を獲得出来たのか、売り上げは倍増だったとか。

戦争が終わって平和になり、活気づくロンドン。
この戦争というのが第一次世界大戦。
1922年の発行ですからね~。
幼なじみのトミーとタペンスが、ばったり再会し、仕事がない二人で会社を始めようと「ヤング・アドベンチャラーズ」を名乗ります。

トミーこと、トーマス・ベレズフォード。
見た目は平凡だが感じが良く、冒険心はあるけれど真面目でしっかりした青年。
タペンス(2ペンスという意味)はあだ名で、本名はプルーデンス・カウリー。
大きな灰色の目で、勘が良く、いたずら小僧のような雰囲気があるキュートな娘。

新聞広告をタイムズ紙に載せた所、反応があり、事件に巻き込まれていきます。
とっさに名乗ったジェーン・フィンという名が波紋を起こすのです。
1915年に、汽船ルシタニア号がドイツの攻撃を受けて沈没。
そのときに、機密書類を受け取ったのがジェーン・フィンでした。
行方の知らないジェーンを捜すいとこジュリアスも登場。
これは写真でしか知らないジェーンに恋しているアメリカ人で、富豪なのです。

情報局員のカーターと情報を交換しつつ、トミーは怪しい男を尾行して邸に入り込み、秘密の会合を目撃します。
国際的な陰謀が行われている様子。
タペンスは、怪しいと睨んだ夫人の元へ、メイドとして潜入。
教会大執事の娘であるタペンスは、女中に家事を仕込む立場だったので、お手のものでした。
その建物のエレベーター・ボーイとも、すぐ仲良くなったり。

ユーモラスな書き方で、スリルもほどほどに。
携帯どころか、まだ電話も、すべての家にあるわけではない時代。
用事の連絡は電報!という。
レトロなテンポで~素人探偵が活躍。
ポワロもののような綿密さはありませんが、コメディ映画を見るような気分で、楽しく読めます。

そういえば、ドラマもテレビで見たかも…
タペンスはフランセスカ・アニスだったそうで~原作に美人ではないと書いてある割には大美人だけど、チャーミングにいきいきと演じていました。

この版は、2003年の新訳によるもので、一番新しい装丁。

見たり聞いたり

130228_220148
いつものソファの上~
うちの猫・みゅんです。
130228_220202
きちんと座っています。
テレビを見ているんですよ~。

130228_220215興味があるらしいです。
このとき、夜の10時で、
番組が始まったところ。
テーマ曲とか、動きがあるシーンとか、
大きな声とか、反応しますね。
緊迫したシーンで、お返事したりします。
呼びかけられたと思うみたい。
「殿!」ってテレビで言うと
「にゃぁ?」ってcoldsweats01
130228_220654
「まあいいかな、
これぐらい見たら‥」
みたいな感じで。

130228_224915
「でも、音が~」

130228_224927
「気になる‥」

思いっ切り、
イカ耳?

「心を整える」

長谷部誠「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」幻冬舎

56の項目がずらっと並んでいますが、具体的な体験が書かれているので、全体としてはサッカー体験談としても読めます。

いかにも真面目で誠実そうな彼。
若輩者が本を出すためらいも書かれています。
中学高校の頃は、各年代の日本代表に選ばれることがなかった、というのは意外でした。
そういう人間でも成功出来たという事を伝えたいという趣旨。

意識して、心を鎮める時間を作る。
心をメンテナンスして、良い仕事が出来るように調整しておく、といった感じだそうです。

「心を整える」過度な自意識は必要ない、マイナス発言は自分を後退させる、など。
「吸収する」真のプロフェッショナルに触れる、など。
「絆を深める」仲間の価値観に飛び込んでみる、など。
「信頼を得る」組織の穴を埋める、など。
「脳に刻む」読書は自分を進化させてくれる、など。
「時間を支配する」夜の時間をマネージメントする、など。
「想像する」指揮官の立場を想像する、楽な方に流されると誰かが傷つく、など。
「脱皮する」迷ったときこそ難しい道を選ぶ、など。
「誠を意識する」目には見えない土台が肝心、など。
最終章は、激闘のアジアカップで学んだこと、という章立て。

中学高校ではあまりぱっとしない成績で、プロになることなど考えてもいなかったのに、浦和レッズからスカウトが来たんですね。
両親は大学進学を勧めましたが、祖父が、一度しかない人生だと、後押ししてくれたという。

若い頃には、若い選手はそういうものかと軽いのりでロンゲで茶髪にしたが、藤枝東高校時代の監督に嫌な顔をされて、きっぱり変えた。
もともと和顔で短い黒髪の方が似合うということもあると。

試合に向けてだんだん緊張を高めるタイプと、直前に切り替えるタイプがある。
自分は前者だと思っていたが、緊張しすぎて前夜眠れずに試合がさんざんだった経験の後は、当日に試合モードに入ることにしたと。

Jリーグの選手には、日本サッカーを強くしたいという熱い思いがあって、欧州でも、集まって食事をしたりするそうですよ。
いろいろ苦労していたみたいだけどねえ…?

女性と話すのは得意でなくて、高校の頃に2度付き合ったが、どうしていいかわからず、一ヶ月ほどで自分から断ってしまった。
今でも謝るのが難しい~なんてことがふと出てきたりして。
2011年3月発行。

「夜明けの色を紡いで」

リサ・クレイパス「夜明けの色を紡いで」原書房

人気のヒストリカル・ロマンス。
ハサウェイ家シリーズ2作目。1作目より先に読みました。

19世紀半ばのイギリス。
ハサウェイ家は、長男のレオと妹たちの、自由な雰囲気の一家。
長女のアメリアが、アイルランド人とロマ(ジプシー)との混血のキャム・ローハンと前作で結婚したらしい。
レオは恋人を失って荒れているのですが…

ロマの少年ケヴは、伯父に闘士として仕込まれ、苛酷な扱いを受けて育ちました。
部族が襲われたときに重傷を負ったまま捨て置かれ、ハサウェイ家当主に救われたのです。
そのまま家族同様に育ちますが、ケヴ自らいつも一歩引いていました。
ハサウェイ家の次女ウィン(ウィニフレッド)は、淡い金髪でほっそりした優しい少女。
ケヴと惹かれ合いますが、ケヴは自分のような人間がウィンを愛してはいけないと固く自戒していたのです。

ウィンが猩紅熱にかかり、命は取り留めたもののすっかり衰弱して、フランスの療養所に行くことになります。
ケヴはその間、レオが相続した領地の再建に打ち込んでいました。
3年後、ウィンが帰って来ます。
人を寄せ付けないケヴの顔は一瞬輝きますが、ウィンに対して過保護にふるまいます。
時々思わず抱きしめちゃったりしつつも~かたくなに愛を拒むのであった。うふふ。

妹たちも、社交界のパーティに出る年頃。
ウィンは、世話になった療養所の医師に求婚されます。
ケヴとのスキャンダルを救うため、求婚を受け入れることに…?!

なんといっても~ケヴの愛ゆえの苦しみと激情が読み応えあります。
これはつまり、ヒースクリフとハッピーエンド!みたいな話ですよね。
ウィンは他の男性との結婚に心を動かしたりはしないのですが、ケヴには愛されていないと思い込んで絶望したときに、そういう話は出るのです。
たおやかな美しさを持つウィンが、優しいだけでないしっかりした所も見せるように。
ロマが二人もいるのもちょっと不思議だったけど、これも運命の巡り合わせだった?!
四姉妹の性格の違いや、長男と長女の婿、ケヴという3人の男の性格が絡み合って、なかなか面白いです。
次の恋愛は誰かな?

リセとリカちゃんの振袖と帯

振り袖を着ているリカちゃんのところへ、
リセがやってきました☆
130413_235352.jpg
「こんにちは~」「わあ、リセさん」
名前の似ている二人です。

130413_235507並んで立ってみると、どうでしょう。

「身長も近いほうだよね!」

130413_235705袴をはずして、着物姿になったら?

ちょっと屈むと身長同じ!
「着物、とっかえっこ、できるかな?」

いや、それはちょっと、きつそう‥
リカちゃんは腕が短いのでね。
リセの着物が小さめならともかく、大きめだから~。

130414_000148「あ、帯なら、とっかえられるかも」

「ほら!」
「どお?」
替えてみました~。
サイズ的には、いけます☆

130414_000951後姿です。
「リセさん、その帯も似合う~」
「赤も光沢あって、その振り袖に合うじゃん。
リボン大きいし」
なんてお喋りしているのかな♪

‥‥あれ、リセの帯、帯揚げがないわ?
半幅帯だし、袴の場合は要らないけど、付属してはいたはず。
‥なんか見かけない‥ど、どこへいったんだろ?

「パラダイス・ロスト」

柳広司「パラダイス・ロスト」角川グループパブリッシング

「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」に続くジョーカー・シリーズ3作目。
短編連作で、第二次世界大戦中の日本のスパイ組織<D機関>の話。
切れ味が鋭く、他にない雰囲気で、なかなかカッコイイです☆

「誤算」
1940年のパリ。
フランスは、ドイツにあっけなく征服されていました。
レジスタンスも、活動はしているのですが…
日本人の島野は、頭を打って記憶を失います。
この段階では、日本とフランスは戦争をしていないのですが。
事情がよくわからないまま、レジスタンスの面々と行動を共にすることになりますが…?!

「失楽園」
シンガポールの高級ホテル「ラッフルズ・ホテル」は、アジア随一という評判を誇っていました。
米海軍士官マイケル・キャンベルは、美しい娘ジュリアに恋しています。
ホテルの泊まり客の死体が見つかり、ジュリアが自首したという…?!

「追跡」
英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライスは、来日して十年。
日本の美しさに魅せられていました。
日本のスパイ組織D機関のことを調べ始めます。
噂では結城中佐という人物がトップらしいが、手を尽くして軍の名簿のどこを調べてもそれらしい人物はいない…
似た名前の人物の生い立ちを知る機会があり、特ダネと小躍りしますが…?!

「暗号名ケルベロス」
サンフランシスコを出航して6日目の豪華客船<朱鷺丸>。
Uボートが迫ってくると乗客は脅えたが、それは何とクジラでした。
騒ぎをよそにクロスワードをやっている内海。実はある人物を追って乗船していたのです。
エニグマという暗号を巡って、イギリス、ドイツ、アメリカ、日本の思惑が交錯し…?!

ひと捻りもふた捻りもしてあるストーリーなので、この程度説明しかけても、全然ねたばれにはなっていません!
スリルはあるけど、意外にそれぞれ救いのある結末で、戦争中という設定の割に、怖くはないですよ。
スパイは目立たず、殺さず、死なないようにするのがモットーだからかしら?
さすがに3冊目ともなると、インパクトは微妙に落ちているかなあ…
でも続きが出たら絶対読みたいです。

藤色の振袖のリカちゃん

130413_221146リカちゃんの着物がありました☆

何年も前ですが~着物だけで売っていたのです。
最近は見かけませんね~。
脇の小箪笥は、小物入れです♪

130413_221155写真をご紹介していなかったので、
着せてみましたよ。
ピンクの伊達襟が効いてますね~♪

うちのミラちゃんです。
ミラクルカールとかいう
名前がついたリカちゃんでした。
カールできるセットになってたんだけど~
けっこう扱いにくくて直毛のままです(汗)

130413_221616
ちょっと髪をとめてみましょうか。


130413_221457「あ、こっちにもお花が‥」

やっぱり、可愛い‥
リカちゃんて、
よく出来てると思います~☆

130413_221839後姿です。

リカちゃんにはちょっと
大人っぽい柄かな‥
この子には似合うと思うけど。

あ、確か真っ赤なのもあったはず?!?
‥‥‥どこにあるのか、
思い出せな~~い!

「笑う男」

ヘニング・マンケル創元推理文庫

スウェーデンのミステリ。
クルト・ヴァランダー警部のシリーズ4作目。
「殺人者の顔」「リガの犬たち」「白い雌ライオン」に続く真ん中へんですが、順番めちゃくちゃに読んだので、これが最後になりました。
(…あ、もう新作出てます!)

前作で正当防衛ながら人を殺したことにショックを受け、1年も休職していたクルト。
ついに仕事を辞めると決意したとき、友人の弁護士が保養先に訪れます。
父が事故死したのだが、その様子に不審な点があるので、調べて欲しいと。
クルトは断るのですが、その友人が殺されたと聞き…

アン=ブリット・フールグンドがここで初登場していました。
イースタ署では初めてだという紅一点の新米刑事なので、最初は同僚に評価されないでいます。
でも子どもが二人いるしっかりした女性。
クルトは素質を見抜き、新時代の警官になるだろうと思うのです。

弁護士トーステンソンの父親は、取引先から帰る途中で事故にあいます。
取引先とは、ファーンホルム城に住む富豪のアルフレッド・ハーデルベリ。
署長が気を遣うほどの名士で、世界を飛び回っているため、面会することすら難しい。
強引に約束してクルトが聴取に出向いたハーデルベリは、笑顔を絶やさないカリスマ性のある男でした。

クルトは子どもの頃に、画家の父親の絵を買っていた大金持ちのことを思い出します。
絹の服を着て高価な車に乗っていた彼らはどこか、怖かった。
父親が卑屈にふるまう顧客を、幼いクルトはシルクライダーと呼んでいたのです。

城の様子を探るため、旧友にも協力を頼むクルト。
弁護士の女性秘書までが狙われ、事態は急迫してきます。
癖のある古手の警官達と付き合いながらの捜査。
一番変わっているのはクルトかも知れないけど。
休養の後なので、珍しく健康らしいけど、捜査に熱中して、ひげを剃らないまま事情聴取に行ったり。
鑑識のニーベリは有能で、検事のオーケソンは冷静に協力し、フールグンドも期待通り活躍します。

国際的な富豪が相手とは、小さな町の警官達で解決出来るのかと思いますが~ここは頑張るんです。
それどころか、クルト一人でも解決しそうな勢い~単独行動が多いのでね。
「クルトが元気になるには、ちゃんとした事件が必要なんだ」と同僚に評されます。
アクションシーンをまじえて、さくさくと進む警察物で、このシリーズにしては標準的な読み応えかな。
手紙を出していた美しい未亡人バイバには、会って貰えそう?

「つばさものがたり」

雫井修介「つばさものがたり」小学館

パティシエとして一本立ちしようとする若い女性を襲う病魔。
家族の暖かさに支えられ、店を出しますが…

君川小麦は、故郷に戻って店を出すことにしました。
人気店「ハルタ」で修行してきた小麦。
都心でスーシェフになる道もあったのですが、3年前に乳ガンを発症し、健康上の不安を抱えていたのです。

母と小さなお菓子屋でも出そうというのが亡き父の夢でした。
母が元気なうちに、一緒に店をやろうと決意。
兄の代二郎の妻・道恵も協力してくれることになります。
幼い子がいる道恵は販売の手伝いをするぐらいの軽い気持ちでいたので、真剣にケーキ作りを仕込まれることになって驚くのですが。

賃料が割安だった店は次々に代替わりしていて、実は場所が良くないらしかった。
師匠の春田は店を覗きに来て、これでは売れ行きが伸びないだろうと厳しく忠告をして帰ります。
ハルタのレシピで得意なケーキを作っても良いと許されたのですが。
小麦は体調を崩していて、味覚も厳密ではなくなっていました。
一度は諦めて閉店しようとし、気落ちしてしまいますが…

店を出す具体的な努力と苦闘。
お菓子作りのアイデアや苦心も面白いですが、もう一つファンタジックな要素があり、不思議な味わいを醸し出しています。

兄夫婦の一人息子・叶夢はいささか変わっていて、友達が出来ない。
天使が見えると幼い頃から口にしていて、天使のレイが唯一の友達。話が次第に具体性を帯びてくるのです。
レイがこの店の場所は良くないと言っているという話を信じるようになる小麦。
新しい場所を探すことに。
天使のお気に入りという意味の「ファボリ・ダンジュ」という店にして、その名前の新作ケーキを考案するのです。

レイはまだ天使になるか妖精になるかわからない、テストで飛ぶ成績によって道が分かれるのだという…
最初はとても信じられずに困惑していた代二郎でしたが、いつの間にか目には見えない天使のレイに、飛ぶ指導をすることに。

ひらがなのタイトルどおりの優しい雰囲気。
ちょっと哀しいけれど、読後感も良いです。

わかめのサラダと晩御飯

ちょっと前のことなんですが~
兄が作って持ってきてくれた料理です。
わかめとポテトのサラダを大皿によそって☆
お皿はうちのです。
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兄夫婦と、これで晩ご飯~
メインは塩麹につけておいたポークと卵↓
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ご飯は私が炊いておきました。
十六雑穀入りだったかな?

サラダを一人分、よそったところ↓
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ジャガイモを薄く切って、さらっと仕上げたの、
好きなんですよ~。
自分じゃ、面倒であまり作りませんけどねhappy02
兄は料理上手なんです~
私が介護疲れが抜けなくて、あまり料理出来なくなっているので
時々、おかずを持ってきてくれてたのですhappy01

「トゥルーブラッド5」

シャーレイン・ハリス「トゥルーブラッド5 暗闇の狙撃手」ソフトバンククリエイティブ

シリーズ5作目。

ヴァンパイアとの恋愛物…なのかしら?
スーキー・スタックハウスは、26歳。
アメリカ南部ボン・タンの町で生まれ育ち、バーのウエイトレスをしています。
人工血液がつくられ、ヴァンパイアが公認されている設定。
生まれつきテレパスで人の心が読めるスーキーはそのために苦労し、心を読むことの出来ないヴァンパイアに安らぎを感じるのでした。

ビルと恋人になったものの、ビルの裏切りから別れたス-キー。
事情があったことも知ったのですが、感情はそうすぐ元通りにはなりません。
今回は、行く先々でプロポーズされまくり?なモテっぷり。
すべて人外だけど。
恋人候補の人気投票でもするのかしら~って感じ。

ホットショットという集落の指導者カルヴィン・ノリスが狙撃されて、重傷を負います。
バーの経営者サムも脚を撃たれて怪我をし、代わりのバーテンダーを頼みに、エリックの元へ向かうスーキー。
最近の事件の被害者は皆、動物に姿を変えられるシェイプシフター(変身人間)でした。
シェイプシフターを憎んでいる者の仕業?
スーキーの兄のジェイソンが疑われます。次の満月までに犯人を突き止めないと、兄の身が危ない?

バーテンダー兼用心棒として派遣されたチャールズは、片眼に黒い眼帯をして、カールした髪を束ね、昔は海賊だったこともあるらしいヴァンパイア。
前作では、記憶を失って人が変わったようになったエリックとスーキーは恋に落ちました。
が、いぜんの記憶を取り戻したエリックは別な人格で、スーキーと何があったか覚えていない。
スーキーは、ヴァンパイアの世界ではエリックのお気に入りとして知られるようになっているのですが。

一方、狼人間のアルシードがスーキーを誘いに来ます。
狼人間のボスが亡くなり、アルシードの父が次のボスに立候補していたのです。
その席に、スーキーを伴って登場したかったらしい。
狼人間の儀礼はよくわからないながら、前もって説明して頼んで欲しかったと怒るスーキー。
それどころではないぐらい、事態はどんどん進行していくのですが…?!

スーキーの幼なじみの親友タラは、付き合う相手がいつの間にか代わり、様子が変。
色々なことを気にしつつも、襲いかかる危険を乗り越える!?
事件性が強く、スリリングでした☆

トレンチコートのバービーさん

130404_235932バービーのエリザベスさんにも
登場してもらいましょう。

着ているのは、
アゾンのトレンチコートです。
春先に、いい感じでしょう?

130405_000009前々から
チャンスを待っていたんですよ‥

欲しくて欲しくて
たまらなくて買ったのにねえ。
意外と着せられなくてsweat01

130405_000652
後ろはこう~

130405_000825
背中やポケット、
細いベルトまで!
よく出来ているものです☆

130405_000413
微妙な色合いも
綺麗☆
人間サイズでも欲しいぐらい
リアルです♪

「これなら続く!考える筋トレ」

有賀誠司「これなら続く!考える筋トレ」岩波書店

題名に惹かれて。
男性向けなので、図書館で借りました。
女性にも参考になる部分はありますよ。

筋トレの意味と効果。
2ヶ月続ければ結果が目に見えてきて、変わっていく身体に自信を持てるそうです。
「気持ちが前向きになった」「仕事も家庭も充実してきた」といった喜びが。

続かない人の比率やその原因というのも、面白いです。
やりがちな間違いについて、知っておくと得かも。
お腹を引っ込めたくて腹筋だけをやり続ける人がいるが、脂肪を燃やすには有酸素運動もしないと効果が薄いそう。
有酸素運動との組み合わせ方にも、こつがあるんですね。

基本的な筋トレだけでは、スポーツが上手くはならない。
そのスポーツの動きと似た動きを筋トレに取り入れると、欲しい筋力を増強出来るという。
ほかにも初心者が気をつけるべき事、など。わかりやすく。

著者は30年筋トレを続けましたが、仕事の都合で休止した時期もあり、その時は体調を崩したとのこと。
筋力がつくのはもちろん、健康のためになり、意欲も増し、肩凝りや腰痛が改善、ストレスも解消できる。
ストレス解消には、人と競わないスポーツが有効なのだそうです。

筋トレは、人によってやり方を変え、幅広く行うことが出来ます。
その日の体調によってもメニューを変えたり、頭を使いながら無駄なく筋トレすることで楽しみも増える。
そして、継続すればするほど、奥深い発見もあるそう。

前後にやるべきストレッチを軽視したときも、小さな故障が相次いだが、丁寧にやるようになったら、治ったそう。
最後に、基本になる腕立て伏せ、腹筋運動、スクワットの正しいやり方を細かく解説してあります。

「シェイクスピアの密使」

ゲアリー・ブラックウッド「」白水社

シェイクスピアと少年俳優ウィッジのシリーズ3作目。これで完結のようです。
わかりやすく、すらすら読めて、感じがいい歴史ものの児童文学です。

17世紀はじめのイギリス、エリザベス女王の治世。
シェイクスピアのいる宮内大臣一座で、孤児のウィッジは俳優をしています。
女性の役は少年が演じた時代。
女形を演じるには、声変わりが来たらおしまいという不安を抱え、時折声がおかしくなる時期をすでに迎えていました。
仲間につきあって、占い師のマダム・ラ・ヴォワザンのもとを訪れたウィッジは、不思議な予言を聞くことに。

シェイクスピアの娘ジューディスが突然ロンドンにやってきて、その美しさにウィッジは初めてのときめきを覚えます。
少年俳優達は皆、浮き足立ちますが‥
ジューディスが伴っていた男は、何か理由があって身元を隠している様子。

ジューディスに見栄を張って、脚本を書いていると言ってしまったウィッジ。
見せようにも書き進められず、見かねたシェイクスピアが書きかけでやる気をなくしていた「アテネのタイモン」を譲ってくれます。

フランスに渡った友達のジュリアが苦難にあっているらしいと知り、心配するウィッジ。
女性はイギリスでは俳優になれないのでフランスに渡ったのですが‥
ジュリアの父親は泥棒で、いまだに癖が抜けない様子。

一座では衣装が紛失したり、不審な出来事が。
ライバルの劇団が何かたくらんでいるのかもと、ウィッジは潜入することに。
おりしも老いたエリザベス女王は死を迎え、一座はやっていけるのかどうか?岐路に立つことになります。

初恋、俳優としての競争。
老人との交流に、父親のような愛を見出すウィッジ。
少しずつ成長するウィッジを応援したくなります。

シェイクスピアと少年俳優というと、「影の王」という素晴らしい作品がありますが、これは3部作をゆっくり読んだので、こちらの愛すべき味わいも捨てがたい。

白黒で決めるベーシックスさん

130403_184745久々にバービーさんの登場です☆
momokoさんのお洋服を着てもらいましょう。

ベーシックスさんです。
北欧系でカリ(カーリンの愛称)と名づけてます。

130403_185516うちの琴音さんこと、
momokoの「オリオン座のソナタ」のお洋服。

プラチナブロンドのショートボブ☆
うちで一番のクールビューティです。
130403_195343
後姿です~。

サイズはぴったり!
靴はバービーさんの。
でないと、入りませんからね。
デフォのです。
130403_195923クールな背景を探したんですが、
これがなかなかなくて‥

マテリアル・ガールな感じ
しかないかな~shine

130403_185358ぐっと大人っぽいでしょう?
いや、オリオンさんでも
大人っぽい方なんですが~さらに!

ドールのソファ用にゲットしたのは、
ジュエリーボックスです。
バービーさんにぴったりの色じゃないかなと。
ベーシックスさんは膝が曲がらないので、
ちゃんとは座れませんけどねcoldsweats01

「鍵のない夢を見る」

辻村深月「鍵のない夢を見る」文藝春秋

5編入った短編集。
三面記事にあるような事件に巻き込まれていく人々。
女性の一人称で、未熟だったり身勝手だったりする所も見えつつ。
普通の人間が、思わぬ成り行きで、魔が差す瞬間を描きます。

直木賞受賞作。
そのことを忘れて読んでいて、途中で直木賞っぽいなとふと思いました。
多くの人に読ませたいような、わかりやすく時代性があり、文章もしっかりしていて地道な作品というか。
その作家の個性が強烈に出ている作品は、票が割れるのか、選ばれにくいんですよね。

「仁志野町の泥棒」
小学生の時に転校してきた女の子。クラスの人気者が特定の友達として仲良くなるのですが。
その母親には盗癖があった…

「石蕗南地区の放火」
実家の向いにある消防団の詰め所が火事になります。
災害保険の仕事で出向いた女性は、知り合いが放火したのではと疑う…

「芹葉大学の夢と殺人」
夢を抱いていた大学生に、その夢をわかってくれて、見た目もよく自分の夢も語る彼氏が出来ました。
ところが彼の方は成長しないまま…卒業後は別れることになったのです。
(文章で読めば、そりゃあやめとけ!っていう感じなんだけどねえ)
冷静さがなくなるとき。
教授殺害を知って、彼が犯人ではないかと疑うことに。

「君本家の誘拐」
買い物の途中で振り返ったら、ベビーカーがない!
ほんの一瞬だったのに…寝不足で追いつめられていく母親の心理。誰にでも起こりそうで、痛いです。
結末には、救いが。

それぞれの性格、自業自得かも知れないが運が良いとはいえない事の成り行きと、細やかな心の動きがなんともリアル。
あまり感じ良くはないけれど。毒があるというほどでもないかな…
安定した筆致で、鋭くしっかり描かれてはいますよね。
大人になったな~っていうか。

「想いあふれて」

リサ・クレイパス「想いあふれて」原書房

好評のヒストリカル・ロマンスを読んでみました。
ボウ・ストリート三部作の1作目。

19世紀半ばのロンドン。
「ボウ・ストリートの捕り手」のグラント・モーガンは、真冬のテムズ川に女性の死体が上がったとの通報を受けて、現場に。
女性は息を吹き返し、しかもグラントの知った顔でした。
高級娼婦のヴィヴィアン・ローズ・デュバルで、ロンドン一の美貌といわれていたのです。

また襲われるかも知れないというのを口実に自宅へ連れ帰り、手厚く看護することに。
高慢なヴィヴィンアンには、かっての出会いで不名誉な噂を流されたため、グラントは仕返しの機会があるかも知れないと考えたのです。
ところが、ヴィヴィアンは記憶を失っていました。
人が変わったように素直で、思いやりがあり、自分が娼婦だったと知って深いショックを受けた様子。

からかっているのかと疑いつつ、そんなヴィヴィンアンにどうしようもなく惹かれていくグラント。
ヴィヴィアンの書いた手帖を頼りに、付き合った男性に面会していきます。
最初はヴィヴィアンを守るために、噂通り死んだものと思わせておきますが。
犯人をあぶり出すため、一緒に大きなパーティに出ることに…!?

当時の警察官は、治安判事が雇っているもので、身分は不安定。
ボウ・ストリートに治安判事の公邸があったので、ボウ・ストリート・ランナーズと呼ばれていたそう。
青い上着に赤いベストと紺のズボンというのが制服だけど、大男のグラントには似合わないので、着ていない。
他の警官も出来る人はすごくお洒落な格好をしていたり、この時代ならではです。
グラントは大事件で名をあげて評判になり、社交界でも今はとても人気のある存在というのが面白いですね。

描写は細やかで流れが良く、詳しい割に読みやすいです。
惹かれ合いながら~なかなか認めない二人の様子は、ロマンスのお約束☆

晴れた朝の窓辺に

130216_112542カーテンを開ければ~
出窓にいつものシルエット。

130216_112534いいお天気の日はとくに~

お日様を満喫です。


130216_112631気持ちよく眠りから覚めて~

130216_112638ちょいちょいっと
軽くなめて~

ご機嫌ががよさそうです。

130216_112609えへ。
だって気持ちいいんだもん♪

みゅんが先に起きて、おなかがすいたときには
ベッド脇まで起こしに来ます。
手を伸ばして頭をなでると、最近はあったかいです♪

「困ってるひと」

大野更紗「困ってるひと」ポプラ社

闘病記だけど、ただの闘病記ではない。
ただものではない病人の体験記。
ホントにもの凄く大変そうだけど…
励まされます。

福島県ののんびりした所で育った女の子が、フランスに憧れて上智大学へ。
それがアジア難民に興味を持つことになり、ミャンマーの人のために奔走する生活に。タイやビルマにも何度も足を運ぶほどでした。
大学院に入ったばかりの2008年の夏、突然、身体に異変が!

自分が難民ならぬ~苦難にあう人になってしまったのです。
病院へ行くことも大変な体調。
検査すること自体、また大変という。
病名がわかるまでに、病院を点々とする1年。

(…こんなものすごい症状ではないけれど、病院へ行くことも出来ない体調というのは経験あります。
待たされて具合悪くなったり、結局治す手だてもはっきりしなかったりね。やはり自己免疫疾患で難病の端くれだったうちの母にも付き添いました。)

著者の病名は、筋膜炎脂肪織炎症候群。プラス皮膚筋炎。
難病専門の病院に入院して9ヶ月、本格的な治療がまた大変。
麻酔をかけると組織が変わってしまうので、麻酔なしの検査…げげっ。
最初は、他の入院患者の様子にもショックを受けた著者。
難病を抱えて生きてきた先輩を尊敬するようになるのでした。
活気のある文章でテンポ良く描かれるので、ただ暗いということはありませんよ。

故郷はムーミン谷のような山間ののどかな田舎で、原発の避難区域ギリギリという。
一番近いコンビニに行くにも15分。
ムーミンパパママのようだという両親に、ほっこり。
でも故郷から病院へ行ったり、一時退院したりするのは何と大変な事か。
お医者さんは素晴らしい人たちなのですが、やや浮世離れもしているので、そういう具体的な大変さは理解の他という面もありました。

難病の男性と思いがけなく、ほのかな恋が芽生えます。
重病人同士では諦めなければならない、思い出を一つ作るだけにしようと、ただ庭で桜の花を見上げたひととき。
ところが、恋のパワー恐るべし。

病気とは、長く付き合わなければならないと覚悟します。
しかるべく援助を受けるために、ややこしい書類の山と格闘。
自立をめざして、ずっとほったらかしだった遠い小平の自分のアパートから、病院に近い所に部屋を探すのです。
引っ越し手続きを出来るだけ速やかに終わらせるための、決死の準備。
そして、友達を総動員しての引っ越しの日が来ます。
彼の人は実はDIYが得意で、いろいろ手配も手伝ってくれました。

やったね!
それでもまだまだ大変そうだけど…
どうしていらっしゃるでしょうか。
少しは楽でしょうか。

著者は1984生まれ。
2010年にこの本の執筆を始める。
ウェブマガジン「ポプラビーチ」に連載されていたそう。
こんなに大変でも大丈夫だよ!と伝えたいそうです。

みんつくさんも水色ドレス

130403_235630水色のクラリカルロリータを着ている秋桜さんです。
「みんなでつくるmomoko」さんがやってきましたよ。

「わあ、いらっしゃい」
「初めまして~秋桜さんですね。杏莉です」
「杏莉さん?! 綺麗な髪ね」
「ええ~秋桜さんこそ」

130404_000104「姉妹みたい?」
「ボーイフレンドみたいかも。姉弟かな」

「ね、このドレス、着てみたら」
「いいんですか~」

130404_175011というわけで

どうでしょう?

130404_175842
レースの靴下に
してみました。

なんか可愛らしい‥

130404_222643
赤毛のアリスみたい?

130404_222816
アップで~

くりっとしたお目々が
うるんでいるみたい‥

「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部」

ローラ・チャイルズ「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部 お茶と探偵4」ランダムハウス講談社文庫

お茶と探偵シリーズ4作目。

セオドシア・ブラウニングは、ティーショップのオーナー。
舞台はアメリカ南部チャールストン。「風と共に去りぬ」にも出てきた歴史ある町並みが残っています。

今回は、ボランティアで、ウミガメの卵が孵化して海へ向かうのを見守るシーンから。
数時間ずつ交代で、小さなウミガメの赤ちゃんが無事に海へ入るまで、天敵から守るのだそう。
沖に何か浮かんでいるのを見つけたセオドシアは、夜の海を泳いで確かめに行きます。
それは、ドレイトンの友人で骨董商のハーパー・フィスクでした。

フィスクの店は、共同経営者の女性サマーに譲られるらしい。
ドレイトンはフィスクらと地元の仲間数人で「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部」という会を作っていたのですが。
そのメンバーに、次々に不審なことが起こり始めます。
動揺するドレイトンに頼まれて、捜査を始めるセオドシア。

近所でブティックを経営する友人のデレインは姉を連れて、ティーショップを訪れます。
押しの強いデレインはファッションショーを企画していて、セオドシアにも協力を求めるのでした。
アイデアを出すうちに、モデルもやることに。

旧知のティドウェル刑事は気むずかしいタイプで、愛想はないけど、実はティーショップの美味しいお茶とお菓子に目がない。
今回は事件の担当から外れていて、そろそろ隠退かという噂も流れましたが…?

若手弁護士のジョリー・デイヴィスとの仲は順調。セオドシアとだんだん良い雰囲気になっています。
セオドシアのことをチャールストンの生んだ素人探偵と呼んで、捜査にも異議は挟まない。
とはいえ、弁護士の倫理規定に触れそうなことまでは、セオドシアは喋らないのですが。
ジョリーのヨットに乗るデートの日、ヨットは水浸しで半ば沈没しかかっていた‥!
何者かが栓を抜いたのです。これは警告…?!

お店で出す紅茶やお菓子、料理の数々が美味しそうで、変化に富んでいるのが特徴。
セオドシアの店や親しい人たちは順調なので、ある意味スリルは少ないけど、楽しい気分で読めます。

「謎解きはディナーのあとで 2」

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで 2」小学館

人気シリーズ2作目。
テンポ良く、気楽に読めます。

国立署の刑事・宝生麗子は、じつは世界的に有名な大富豪・宝生グループ会長の一人娘。
地味なスーツに、太い縁のだて眼鏡で、刑事らしくふるまっています。
それにしても、ばれそうなものだけど…
この本では、本人もそう思って首をかしげているシーンがあって、おかしい。
家に帰れば華やかなワンピースに着替え、セレブな友達とも付き合うのですが。

上司の風祭警部は、ジャガーを乗り回す派手な男。
こちらは、風祭モータースの創業者御曹司。
やや口説きモードに入ったせいか、麗子は前作にもまして嫌がっていますが、彼のおかげで、お嬢様は注目を浴びないで済んでいる?
周りも触れたくないのかも…
身近にいたらめんどくさいだろうけど~脇キャラとしては十分、役に立っています。
しかし、他の刑事が一人も出てこないって…徹底してる~?

お嬢様に付き従う執事の影山が、真の探偵役。
家全体の面倒を見る執事ではなく、お嬢様専属で、運転手でもあるらしいですね。事件に興味があるせいか、現場にも出没。
慇懃無礼に「お嬢様は頭がお悪いのでは」などと罵倒しつつ、すいすい謎を解くのがお楽しみ。
イラストで見ると、ちょっとイメージが違う…
というか、このほうが原作に忠実なのに、既にドラマの映像に脳内変換してるのよね。

掛け合いでは、二人の仲に変化があるようには見えないけど~
犯人との対決で、影山のことをお嬢様が「大切な人」と口走ったのはポイント?

「アリバイをご所望でございますか」
「殺しの際は帽子をお忘れなく」
「殺意のパーティにようこそ」
「聖なる夜に密室はいかが」
「髪は殺人犯の命でございます」
「完全な密室などございません」
というタイトルも楽しい。
ドラマでも見ました~☆

水色のドレスの秋桜さん

130403_221150momokoの「コスモスの片思い」さんです。
水色のドレスを着てもらいましょう。

クラシカルロリータというのだったかな。

130403_221435金髪さんに水色は無敵?

130403_221704長い髪なので、クラシックな雰囲気も合いますね。

靴はハーフブーツにしてみました。

白いレースの靴下も可愛いんですけどね、
ちょっと気分を変えて♪


130403_221556
とても綺麗なお洋服です。

130403_221713
少し上から撮ってみました。
これも可愛さが出る‥‥?
‥あ、ちょっと頭が大きく見えるかな~coldsweats01

「夜の真義を」

マイクル・コックス「夜の真義を」文藝春秋

数奇な運命をたどる男の復讐を描いた歴史小説。

19世紀半ばのイングランド。
図書館で発見された告白の書という体裁で、書かれています。
建物や町の様子が臨場感に溢れていて、魅力的です。
ディケンズの「デイヴィッド・コッパーフィールド」が発表されている時期。
おそらく当時の文体まで再現し、雰囲気たっぷり。

エドワード・グライヴァーは、小説家として忙しく執筆する母親に、豊かではないが愛情深く育てられました。
12歳の時に紋章入りの木箱を渡され、中に入っている大金に驚きます。
エドワードを可愛がっていた母の旧友が遺したもので、しかも、イートン校に入る手続きが済んでいるというのです。
フィーバス・ドーントという学生が友達の一人になるのですが、彼に陥れられて、エドワードは放校になってしまう。

将来を断たれたエドワードは、名をグラプソンと変えて、法律事務所のために裏仕事を引き受けるようになりました。
資格はないけれど教養豊かで、知識人の友人も出来ます。
美しいベラとは、ベラが高級娼婦になる前からの知り合いで、商売抜きの仲の愛人。

一方、ドーントは、詩人としても名を成し、タンザー男爵デュポートのお気に入りとなっていいました。
エドワードは、次第に自らの出生の秘密を探り出します。
タンザー男爵こそが、実の父親らしいのです。
領地を訪ねたエドワードは美しい土地に魅了され、しかも幼いときに来た覚えがあることに気づきます。
だが、証明しようとするのは難しい。
そこに、ドーントの犯罪が絡んでいることに気づき…

1854年、エドワードは見も知らぬ男を殺したという衝撃の出だし。
なぜそこまでのことになったかは、終盤に至るまではっきりしません。
途中だと、そこまでしなくてもという思いに駆られます。
他の登場人物に感じる疑問も、最後まで読むと、それなりに筋が通り、因果応報が実感されます。

重厚な手応えを堪能出来る小説。
重すぎて、一度には読み切れず、他の軽い作品を挟みながら、少しずつ読んでいきました。
でもどうしても、続きが知りたいのよね~。
そういう興味は引っ張ってくれます。

2006年の作品。
著者は1948年、イギリス生まれ。
1971年、ケンブリッジ大学を卒業、音楽業界に。1989年よりオックスフォード出版局で編集者となる。
この作品は30年も構想をあたためていたが、ガンによる失明の危機から2004年に執筆開始。作品は、英国史上屈指の高額で落札されたそう。落札という制度があるんですねえ?
2008年には続編を発表。その後、惜しくもな亡くなったそう。

煮込みラーメン

130207_212548立川の中華屋さん「揚州商人」で。

これは初めて食べます~新メニューかな?

130207_212628
野菜がたっぷり☆

130207_212701
麺はこう~細麺です。
柔らかく煮込んであります。

130207_213042
スープには
とろみがついてました。

あったまる~~!

130207_214432デザートには杏仁豆腐☆

ここのは
すっごく美味しいんですよ!

「扉守 潮ノ道の旅人」

光原百合「扉守 潮ノ道の旅人」文春文庫

「潮ノ道」という瀬戸内海に面した町を舞台にした和風ファンタジー。
ほどよくリアルで懐かしいような田舎町の描写と、ちょっと不思議な出来事が自然に溶け合っています。
好きになりました。

「帰去来の井戸」
地元の大学に通う由宇は、伯母の七重の店「雁木亭」という店を時々手伝っています。
店の裏には井戸があり、その水を飲むと必ず町にまた戻れるという言い伝えがありました…

「天の音、地の声」
小学4年の美咲は、持福寺の住職の了斎に頼まれて、劇団「天音」の役者サクヤを迎えに行きます。
わずか数人でやっている劇団なのですが、口コミでけっこう人気があります。彼らのしていることとは…幽霊屋敷と騒がれている古い建物で、美咲は、一端をかいま見ることに。

「扉守」
「セルベル」という雑貨屋に入ってきた少女・雪乃には、何かが取り憑いていました。
セルベルの主人の青年が、実は扉守という役目をしていたのです。

「桜絵師」
持福寺の了斎のもとを訪れた絵師・行雲が広げていた絵。
高校生の早紀は、描かれた桜が次第に増えていくのを見て、美しい絵の中に入りたいと思います。

「写想家」
人の思いを写す写真家。
違う人生を送る女友達が、ある日抱いた思いは…

「旅の編み人」
ピンク色の翼を持つ何かが、羽ばたいて窓の外へ消えました。
何でも編むという女性のバッグから飛び出した~それは?

「ピアニシモより小さな祈り」
静音は地元で勤めているが、神崎零のピアノコンサートをボランティアで手伝ううちに、ほとんど仕切るようになりました。
零には調律師の柊も同行して、コンビで行動しています。
静音の家には昔から、鳴らないピアノがありました。
何度張り直しても、音を立てて壊れる…
すねているピアノをなだめると言われ、連弾の練習を始める静音でしたが…?

瑠璃山、黒曜山、白珠山という三つの山がすぐ海まで迫っていて、細い道が入り組んだ坂をなす町というのが素敵です。
作者は尾道出身なんですね。
2006年から9年にかけて書かれた連作短編集です。

「にぎやかな眠り」

シャーロット・マクラウド「にぎやかな眠り」創元推理文庫

大好きなシャーロット・マクラウドの作品。
だいぶ前に読んだのが多いので、こちらではご紹介してませんでした。
ぼちぼち読み直しながら、アップしていきたいと思っています。

これは記念すべき登場第一作。
ユーモア溢れる独身男のシャンディ教授。
一見したところはごく普通だけど、学生たちには一目おかれている。

バラクラヴァ農業大学は、ひとつの町ほども大きく、教授たちはみな近くに住んでいます。
大学町のクリスマスの飾り付けはだんだん大げさになり、学生は屋台を出したりして、商売が盛んな場ともなっていました。
シャンディ教授の家は赤い屋根のクリスマスっぽい家ですが、派手な飾りつけは趣味じゃない。
協力を強要されそうになるのに嫌気が差して、自分が留守の間に、ものすごいイルミネーションをつけていくことを思いつく。
ついに参加したように見せて、いかにはた迷惑かわかって貰おうという気持ちも含めたジョークですね。

これが思ったようにいかず、しかもシャンディが帰宅してみたら、家には死体が…?!
隣家の妻ジェマイマが飾り付けをはずそうとして落ちたかのように見えましたが‥
とんでもない事態に見舞われたシャンディ教授ですが~ここから本領発揮で推理が始まります。

ジェマイマの夫ティム・エイムズ教授は、シャンディの親友。急に妻をなくした耳が遠い教授の面倒を見に、親戚の女性ヘレン・マーシュが滞在することになります。
へレンがたまたま司書だったため、学長はこれ幸いとバギンズ・コレクションの整理のために雇い入れます。
大学の創始者バラクラヴァ・バギンズの親族が寄進した資料が長年、手付かずになっていたのです。
ヘレンは小柄で金髪の、程よいお年頃(40ぐらい)の美女でした。
シャンディと丁々発止の知的なトークが弾み、この出会いから大人同士のロマンスが始まるのです。

ユーモアたっぷりで、個性的な登場人物が乱舞するがごとき大活躍。
とっても楽しい快作です。

再読中。というかもう何度目かな?
もう少し詳しく書いておこうかと…
初登録は2010年10月。初読はたぶん発行年。

みんつくさんのスクールガール

2012みんつくさん、初めてのお着替えです。
まずは一部から~
130328_194056.jpg
特徴のあるカーデとハーフパンツを脱いで‥

130328_194531
白いブラウスとタイを生かして~
スカート姿のスクールガールです。

130328_194714学校のキャフェテリアみたいな。

どれが美味しいのかしら?

130328_194955「ハ~イ、新入りさん」

シティさん登場です。
「あっ、こんにちは」

130328_195421「わたし、悠里っていうの。
あなたは?」

「杏莉です。初めまして」
「え~杏莉?
悠里とちょっと似てるわね」
「ほんと!」
130328_200306
「仲良くしましょう~
お祝いだから、いっぱい食べて」
「最高ね!」

うちのみんつくさんの名前は、杏莉(あんり)になりました。
ボーイッシュなイメージで、フランスの名前です。
アンリエッタの愛称としてなら女の子名前だから。
悠里はドイツ名前のユーリから。
きっとこの二人はハーフか~
外国の血のほうが多いクォーターかな?

「銀色の絆」

雫井修介「銀色の絆」PHP研究所

フィギュアスケートにかけた母娘の話。
母の視点が主ですが、娘が大学生になってからの回想も。

梨津子は、娘の小織にいろいろお稽古ごとを習わせ、一番性に合っている様子のフィギュアスケートを中学3年になっても続けさせていました。
新横浜のスケートリンクまで送り迎えする日々でしたが、待っている間はママ友と食事をしたり、優雅な生活だったのです。
ところが、夫の浮気を目撃。
離婚して実家のある名古屋に戻ることになり、小織の高校進学を期に引っ越します。
名古屋ならフィギュアスケートが盛んだということもありました。

有名な美濤コーチを紹介される。
ここではやり方が違い、母親たちも熱心に見学して、コーチの指導を受け、コーチのお弁当を当番で作るという。
最初は戸惑いますが、やがて先生のいうように毎日の走り込みにも付き添い、ジャンプの出来もわかるようになります。
娘の身体能力の高さに改めて気づき、伸ばしてやりたいと思ったのです。

美濤コーチの教え子には、既に有名な平松希和ら有望な選手が揃っていました。
同い年の希和の特別さに圧倒されながらも、美濤先生の指導で伸びていく小織。
ところが希和がチームを組んでアメリカに行くのに美濤先生も同行することになり、梨津子はコーチを替えることを決断します。
こちらはまた、全然違うやり方だった…

希和は調子を崩して帰国、梨津子は希和の母に忠告するほど積極的になっていました。
この希和という選手は明らかに浅田真央がモデルだけど、特に細かい点まで似ているというわけではないです。
実名の選手は一人も出てきません。

親としての日常の努力、経済的な算段、コーチとの関係、母親同士の連携、大学進学の方法、母の焦り、娘との葛藤など。
試合も次々に出てきますが、それを熱っぽく描くというよりは、見守る母親のほうの成長が主に描かれます。
娘が悩み動揺しても、最終的には見守るしかないんですよね。

希和の母が倒れ、梨津子はついでだからと快く希和の送り迎えを引き受けます。
入院した希和の母は、梨津子に語る。
娘が有名なことは知っていたけれど、それは成績をあげなければならないプレッシャーともなっていた。入院してみて「希和ちゃんのお母さん」と皆に声をかけられ、愛情を貰っていることに気づいたと。
ぶっきらぼうな美濤先生の言葉も、印象に残りました。
フィギュアスケートは大好きだけど、コーチや親御さんのことは知らないので、なかなか面白かったです。

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