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「真夏の方程式」

東野圭吾「真夏の方程式」文藝春秋

探偵ガリレオのシリーズ。

玻璃ヶ浦という海辺の田舎町が舞台です。
小学5年の恭平は、両親が忙しい時期、伯母一家の営む緑岩荘に預けられることになりました。
往きの電車でたまたま一緒になった男・湯川学は、意外にも緑岩荘に泊まることに。

川畑成実は、恭平よりは20才近く上の従姉。
海底鉱物資源開発の説明会に、参加しようとしていました。
玻璃ヶ浦の沖合に、希少金属が埋まっているらしい。
玻璃のように美しい海底を持ち、観光で売ろうとしたが上手くいかなくて、もはや寂れかけた町では、歓迎ムードのほうが強いのです。
自然保護の立場の活動をしている成実は、仲間と共に反対派としての出席です。
湯川は専門家として出席していて、賛成でも反対でもない。

泊まり客の男性が行方不明となり、崖から転落しているのが発見されます。
事故で片付きそうになるが、少しずつ不審な点が…
その人物は元警官で、かって逮捕した後に気にかけていた様子だった人間が、その地の出身でした。
過去に何があったのか…?

恭平という男の子を「こんな偏屈な小学生を久しぶりに見た」と言い、何かと実験して見せたり、飽きずに相手をする湯川。
恭平がどこか、湯川の子どもの頃に似ているんじゃないのかな。
「容疑者Xの献身」の事件の後の、湯川の心境をうかがわせるシーンも。
面白く読めましたが、今ひとつ後味が良くないような…
罪と罰の問題が、無理もないと思わせるほど書き込まれていないせいか?
恭平君との関わりは微笑ましく、力強い最後のひと言も素敵です。

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コメント

東野圭吾さんのミステリはみんなそこそこ平均点で、すぐ映画化されますね~
「麒麟の翼」に「プラチナデータ」にこれでしょ?
このお話は子どもが出てくるので、ほのぼの系かなあと思って読んでいたんですが、けっこうシビアでしたね

映画化されたミステリといえば、「さよならドビュッシー」を読んだのですが、ミステリ読みなれた人なら、最初で分かっちゃう~!でも、意外におもしろかったですよ。

東野さんはレベル高いですね~。
すごい多作な人なので、初期のものはここまで平均してないけどwink
う~ん、「麒麟の翼」に「プラチナデータ」って並べると~違うタイプで、すごいですね。
これも映画化されるんですか。
いい話の部分もあるけど、子供が出ているのにシビア~ってとこも確かにあって‥

「さよならドビュッシー」面白かったですか!
探してみます~~☆

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