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「感謝祭の勇敢な七面鳥」

レスリー・メイヤー「感謝祭の勇敢な七面鳥」創元推理文庫

主婦ルーシー・ストーンのシリーズ。
4人の子持ちでミステリ好き、新聞社の記者をパートでやっています。
作中で年月がたつシリーズなので、子ども達が成長し関係が変わっていくのも、読みどころ。

長男のトビーが大学に行って以来、ルーシーは心の中にぽっかり穴が開いた状態でした。
誰にも認めはしないけれど、最初の子で性格が似ているトビーは一番可愛い子なのです。
感謝祭の休暇に、トビーがルームメイトを一人連れて初めて帰って来るというので、張り切るルーシー。

感謝祭は、アメリカならではの行事。
11月の第四木曜日で連休になるそうです。(カナダは10月)
もとはアメリカに最初に移住したピルグリム・ファーザーズが、冬に飢えそうになった所を先住民に助けられ、翌年の収穫を祝って先住民を招き、神に感謝したというのが起源。
七面鳥に詰め物をしたローストが、定番のご馳走。

週刊新聞の記者として、行政委員会を取材したルーシーは、放し飼いの犬のカジョーが鶏を殺したという事件の対応に、憤りを感じます。
メティニカット族のカートが飼っているカジョーに対して、厳しすぎる意見が出たのは、人種偏見ではないかと思ったから。
鶏の持ち主のエリーは、カジョーが自慢そうに1羽持ってきてくれたと話したのですが。
エリーを訪ねると、実は有名な人形作家で、メティニカット族にちなんだ人形を作っていました。

メティニカット族は先住民としての指定を受けようとしていて、それがカジノ建設と関わっていました。
博物館と一緒に作るはずだったカジノの建設計画だったのが、博物館もない高層ビルと知って、話が違うのに怒るカート。
町は賛否両論で揺れる大騒ぎに。

親友のスーは、託児所の責任者。
ルーシーは時々、手伝っています。
牧場で育てられている七面鳥を見学に、託児所の子ども達を連れて行ったルーシーですが…?

やっと帰ってきたトビーがすっかり変わってしまったことに、がっかりするルーシー。
到着も遅れ、予定外に女の子を二人連れてきて、しかもその子達は菜食主義。毎日お昼まで寝ていて、町の出来事にも興味を示さない。
しかも、感謝祭の客はどんどん人数が増えていく。
頭に来つつも、必死で家事をこなすルーシー。
せっかくの七面鳥も失敗しそうになりますが~~
自分がトビーの年頃だった時の気分も、思い出すのでした。

犬のカジョーは、ルーシーが引き取ることに。
ユーモラスで、地に足がついていて、好感の持てるシリーズです。
初読2011年9月24日。
感想を書いてなかったので、再読しました。

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