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「ネオカル日和」

辻村深月「ネオカル日和」毎日新聞社

素直で折り目正しい文章にややビックリ(失礼)。
好きな物へのストレートな愛と、尊敬する人への熱い思いに、感心しました。
「本日は大安なり」と「オーダーメイド殺人クラブ」しか読んだことがなくて、この二つはちょっとイメージが違うので、辻村深月のイメージは出来上がっていなかったのです。
どっちかというと、後に読んだ方がイメージで。

ドラえもんが好きなんですねえ。
この世代以下なら当たり前?
すいません、年上で…
見たことがないわけじゃないけど、子どもの頃じゃないし、全部は見ていません。
そんなに面白いのか!?!~ちょっと損した気分です(苦笑)

「ネオカルチャー新発見」というテーマで、ドラえもん、能、みんなでニホンGO!(テレビ番組)、パワースポット、フジロック、ポケットモンスター、ガンダムなど。
取材対象に協力して貰っている場合が多いため、敬意がにじみ出ている丁寧な文章なのです。
中でも、大山のぶ代さん訪問記は本当に嬉しそうで、もらい泣きしそうな興奮を覚えました。

他に好きな本や映画、食べ物などの話も。
明るく、いきいきしていて、読みやすいです。
「モモ」に9歳で出会い、折に触れて読み直すとか。
ルパンとホームズのどっちが良いか、小学生の時に友達と話題になったとか。
大人が薦める本には反発を感じていたそうですが、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」を読んで感動し、古典の名作にはそれだけのことがあるのだと思うようになったとか。

小説まで入っていて、お得な感じ。
ほのぼのした雰囲気の短編です。「七胴落とし」が好き。

著者は1980年生まれ。
千葉大学教育学部卒。
2004年「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞し、デビュー。
2010年には「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」で直木賞候補に。

若いなあと思っていたら、この後出産なさったとか。
あらまあ、もう?!良いお母さんなんでしょうね、幸せになってね、とすっかり近所のおばちゃんのような気分に。

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