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2013年3月

身づくろいは高速で

良く眠っています~
うちの猫・みゅんです☆
130212_212118.jpg
おだやかなお耳の形がかわいい‥
シャッター音でとがったり、ひねっちゃうことが多いので。


130212_212147
寝顔♪

130212_214901
目を覚ましました。

130212_214910
まずは、きれいにしなくっちゃあ~

130212_214946
かみかみ☆

せっせと~





130212_214956_2すごい速さで
写真がブレブレ!
何枚撮っても静止してません。

130212_215056
さぁて、と‥
一通り終わったかな~?
130212_212102

じゃっ、お休み☆

また、丸くなりましたとさ♪
春眠でしょうか~
寝足りなかったようです。

「シュガークッキーが凍えている」

ジョアン・フルーク「シュガークッキーが凍えている」ヴィレッジブックス

お菓子探偵ハンナ・スウェンセン第6弾。
今回はクリスマス・パーティの一日が舞台です。

レイク・エデンの町の住民たち自慢のレシピ本を作ろうという企画で、ハンナの編集も大詰め。
手分けして試作したものを持ち寄った試食パーティが、コミュニティ・ホールで開かれます。
ハンナの母ドロレスは、宝石のついたアンティークのケーキナイフを貸してくれたのですが、それが行方不明に!?
あせって探すハンナでしたが‥

会計士のマーティンの元妻と姑が、復縁を願って顔を出しているところへ、マーティンはなんと新妻を連れて登場。
ラスヴェガスで結婚したという相手ブランディは、レイク・エデンでは誰も見たこともないほどゴージャスな美女。
ところがその夜、殺人事件が!
外は猛吹雪。犯人はこの建物の中にいる!?

ハンナの二人の男友達は、いまだに恋人未満。
さりげなくいい人な歯科医さんノーマンのほうが有望そうだけど。
ハンサムな刑事マイクの美人助手が気になってイライラしていたハンナは、マイクの無神経な発言に、あるいたずらを仕掛けます。
ところが‥?
といったお楽しみも。
妹アンドリアは出産間近。
母ドロレスと急接近の初老のイギリス人を警戒して、姉妹は大注目しています。

今回は甘いものだけではなく、とっておき料理集のレシピが巻末にたっぷり。
その分、事件は割合あっさりしています。
アメリカの料理に興味があれば、すごく面白いですよ!

ピンクのダッフルコートのシティさん

130324_005545黒いワンピを着ているシティさんです。
ハニーワイルドさんのお洋服だけ買ったもの。

ピンクのダッフルコートを
羽織ってみましょう。
アゾンの製品です。
130324_005822
ピンクがかったベージュのハーフブーツで。
これは、はつゆきふわりさんのですね。

ピンクのダッフルは
シティさんの個性には
可愛すぎるかな?
でも何となく似合いそうで‥

130324_010258前をとめてみましょう。

座ってみました。
テーブルの上には‥

130324_010701アップ~☆
このダッフルコート、
前の部分もよく出来てますねえ~!

130324_010538食玩のホテルメニュー、
ロールキャベツとかです。
適当に出したのがこれだったんですけど~
コート着たまま?
カフェテラスでバイキング、みたいなシーンかもcoldsweats01

「境遇」

湊かなえ「境遇」双葉社

前にドラマ化されたのを見ています。
ドラマと同時発表だったかな?

高倉陽子は県議会議員と10年前に結婚し、5歳の一人息子がいます。
専業主婦でしたが、我が子のために描いていた絵本が、新人賞をとり、一躍、時の人となりました。
新聞記者をしている親友の晴美が、その記事を載せることになります。
陽子は晴美に謝ってくるのですが…

「あおぞらリボン」という本の内容は、陽子ではなく晴美のほうの思い出がポイントになっていたのです。
晴美は朝陽学園という児童養護施設に幼い頃に預けられましたが、母親が青いリボンを巻きつけてあったのです。
青いリボンはおかあさん…
だから寂しくないという思いで大事にしていた晴美は、18まで施設で育ったのです。

陽子が辛いときに、晴美がリボンを二つに切って分けて、励ましたこともありました。
陽子もまた別な施設に預けられた子で、養父母の元で幸せに育ったのですが、実の親のことは知らない。
朝陽学園の催しにボランティアで来たのがきっかけで、大切な友達になっていました。

晴美の複雑な心境。
陽子の夫の選挙を巡る疑惑。
事務所内の力関係。
陽子の息子裕太が誘拐され、犯人からは「真実を公表しろ」という要求が来ます。
真実とは、何を指すのか?
警察には連絡したくても出来ない陽子は、晴美の手助けを求めます。
実の両親のことを調べて、ある事件の加害者だったらしいと気づいた陽子は…

この作者にしては意地悪過ぎはしない方。
それなりに十分読めますけど、何となく…微妙に食い足りないような?
ドラマは俳優の実在感があって、良かったかな。
原作の方は…最後の1頁は不要に思いました。(この段階では騒ぎを起こすのは迷惑では…?)

「特捜部Q ―キジ殺し――」

ユッシ・エーズラ・オールスン「特捜部Q ―キジ殺し――」

特捜部Qシリーズ2作目。
デンマークの警察ミステリです。

未解決の事件を扱う特捜部Q。
所属するのは、カール・マーク警部補と助手のアサドの二人だけ。
中東系のアサドは実は有能ですが、警官ですらないので、時々とっぴな発想をします。
特捜部は、協調性に欠けるカールがある事件の後に、ていよく左遷された部署でしたが、前作で手柄を上げました。

今回からローセという若い女性が加わります。
警察学校では優秀な成績だったのに運転免許が取れず、秘書として警察に入ったという変わり種。
新人なのに態度は横柄で、カールを悩ませますが、これもそれなりに有能とわかってきます。

さて、今回の事件は20年前のもの。十代の兄妹が殴り殺され、既に犯人は自首して服役中。
調べていくと、単独ではなく、寄宿学校にいた数人のグループが似たような暴力事件を重ねていた疑いが浮かび上がります。
もともと立派な家柄の子ばかりで、父親と教師を憎んでいたらしい。

今は親の跡を継いだ身で、狩りをするために集まったりとセレブで退廃的な暮らしぶり。
社会的には成功して権力と繋がっているため、たちまち特捜部には捜査妨害の圧力がかかってきます。
ところがカールは反抗的な性格で、止められるとどうしてもやり遂げたくなるという。

寄宿舎の仲間で紅一点のキミーだけが行方知れず、実はホームレスになっていました。
キミーの存在感が、強烈。
隠れ処を持ち、40歳ほどになっても個性と美しさは残っているのですが。
父親と義母に冷たくされ、寄宿学校で悪い同級生に出会い、悲惨な連鎖が起きた…
今はかっての仲間を憎んでいるキミー。
真相を追う特捜部と、復讐を恐れてキミーを探す男達。
哀しみを秘めたキミーを思わず応援したくなるのですが…

暗い部分も力強くスリリングに、テンポ良く描き上げています。
カールの同僚で入院したきりのハーディとのやりとりに、現実の重みも。
ハーディが撃たれた事件では、カールも心の傷を負っています。
美人カウンセラーにもまともに話をしようとしないカールでしたが、ほんの少し進展するかも?
特捜部の大忙しぶりは、コメディ的。何をやらかすかわからない3人組、どこへ行く?
次作も楽しみです。

著者は1950年、コペンハーゲン生まれ。
北欧、ドイツで絶大な人気を誇る作家です。
これは2008年の作品。次の作品で「ガラスの鍵」賞を受賞。

サラダサンドとケーキ

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ここはどこでしょう~?
久しぶりのアフタヌーン・ティールームです。

130305_160448
ランチメニューです。
マッシュルーム・サラダサンド。

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わかります~?
パンが入っているサラダなんですよ。

130305_162111デザートをハーフで。
抹茶のティラミス。
春らしい色でしょう~。
頬っぺたが落っこちそう♪

「ふくわらい」

西加奈子「ふくわらい」朝日新聞出版

とても良かった!
力強くて、ユニーク。
特異なシーンがあるので、小さい子どもにはススメないけど。
最高傑作なんじゃないかなあ…

鳴木戸定は、紀行作家の父親に、マルキ・ド・サドをもじって名付けられました。
定はほとんど感情を表さない子どもでしたが、母の買ってくれた福笑いに新鮮な感動を覚え、夢中になります。
母にもばあやの悦子にも可愛がられましたが、母は5歳の時に亡くなってしまう。
父は旅行先に定を連れて歩き、葬送で死者を口に含む部族の習わしに参加。そのことを本にしたため、定は学校で気味悪がられることになってしまいました。

編集者になった定は、25歳。誰にでも丁寧な話し方をしますが、人となれ合うことを知らない、変わった女性になっていました。
今でも福笑いのことを考え、目の前の人の顔のパーツを動かしてみる癖が抜けない。
作家との打ち合わせの様子など、ありそうなシーンにもどことなく面白みが漂い、読み飛ばせない濃厚さです。
悪役プロレスラーの守口廃尊の連載を本にする相談をする間も、顔を見つめ続ける定。
この男の歪んだ顔は、定にとっては興味がつきないものだったのです。

水森康人という高名な作家には、ヨシという献身的な妻がいました。
後に、思わぬ事件が起きますが、その対応をやり遂げた定は、編集部で認められるようになります。

新宿駅で白い杖を振り回している男に出会い、声をかけます。
武智次郎といって、見るからにイタリア人の顔だが、ハーフで日本育ち。
一目惚れしたと言って何かと連絡をしてくるようになり、定は戸惑いますが。

同僚の小暮しずくは、美人過ぎる編集者としてテレビに出たこともあるほど。
定より一つ下で、最初は互いになじめなかったのですが、ふとしたきっかけで親しくなり、定の初めての友達となります。
次郎のことも相談するようになりました。

もともとユニークな女の子が異常ともいえる経験を経て、どこか固まったままだった。
小さな事がきっかけとなって動きだし、いつの間にか世界がすっかり変わっていく‥
ぴかぴかの魂と、何を隠すこともないぴかぴかの身体に光を浴びて。
心があたたまり、勇気が出ます。
2012年8月発行。

ピンクの袴のリセ

130323_182432着物姿に続きまして~
いよいよ袴を着るリセちゃんです☆

ほら~ジャストサイズ!
やったぁ☆

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後ろはこうなってます♪

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座りポーズで☆

襞をどうしたら良いのか、迷います。

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アップ♪

リボン結びとはちょっと違うんだけど、
袴の紐の重ね方も可愛いですよね♪

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「卒業式は晴れるかなあ‥?」
って思ってるような姿♪

「枯れ騒ぎ」

ジル・チャーチル「枯れ騒ぎ」創元推理文庫

ジェーン・ジェフリイのシリーズ12作目。

隣家の親友シェリーとの掛け合いが、いつもながら楽しい。
コージーのヒロインに友達はつきものだけど、親友とは言い難い場合もあるんですよね。
この作品のシェリーは、ジェーンにない能力はありますが、とても気が合うホントの親友。子育てを何かにつけて協力してやって来た戦友のような間柄。遠慮なくポンポン言い合うけど~信頼し合っています。

間違って届いた立派な花束を巡って、メモでやりとりする二人のシーンから。
花を届けに行くと、その家では事件が起きていました。
ジェーンの年下の恋人で刑事のメルもそこにいて、二人の登場に驚きます。
口げんかした途端に、足首を骨折してしまったジェーン。
松葉杖の扱いに奮闘することに。

その家の主はジュリー・ジャクソン博士で、園芸に興味を持ち出した二人が申し込んだ講座の講師。が、何者かに殴られて入院したのです。
代わりの講師のは、専門的すぎる内容でしたが、参加者の庭を順番に見て回り、具体的な知識を得ることになります。
これがまたどの人のも全然違う庭で、その個性が犯人捜しにも関わってくる。
アメリカのガーデニング事情が見えて、面白い。

シェリーとジェーンの庭は、とても皆に見せられるような状態ではありません。
シェリーが園芸店から一式レンタルして配置して貰うのを見て笑ったジェーンですが、すぐ真似をすることに。
(う、やって貰いたい…)

長男マイクが連れてきた女の子キプシーの突飛な格好に、ジェーンは唖然とします。
出来過ぎなぐらいの息子に、とんでもない恋人が?という問題も。
これは、いまどきな?解決を見ます。

ジェーンの娘のケイティの方は、友達とその両親とのパリ旅行から帰国。すっかり夢中になっていて、フランス料理を食べたがったりと一騒動☆
2000年の作品。

袴セットの着物のリセ

130323_175044卒業式シーズン~☆
前に買ったピンクの袴セットがありました。
ピュアニーモのMだから、リセはジャストサイズのはず!
ほ~らね☆

130323_175116まずは着物からです。
半襟も前の打ち合わせもスナップ留めなので、親切です。

ただ‥
半襟が細いのと、着物がややゆるめなので~
このスナップ位置だと半襟が沈んじゃう‥?

‥‥引っ張り出せば、だいじょうぶ!です☆

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帯をしました~!
色あわせが可愛いです。
帯は真後ろでスナップ留め。

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横から見たところ。
花柄の振り袖がかわいいですね~♪

帯のリボン部分は、スナップで取り外しできます。

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座ったところ。

共布の手提げを持つと、楽しそう~浴衣で花火大会みたい?

130323_181604足袋は底がついていて、後ろでマジックテープ留め!

細かいつくりで凝ってます~愛情感じますね。
ただ‥
ゆるいので、ぞうりを履くにはちょっと?大きいですけどね~coldsweats01
次は袴を着けたところです☆

「コンビニたそがれ堂 星に願いを」

村山早紀「コンビニたそがれ堂 星に願いを」ポプラ文庫ピュアフル

シリーズ3作目。
短編集で、1話ごとに独立しているので、この本から読んでも大丈夫です。

海辺にある風早町の駅前商店街の外れ。
赤い鳥居が並ぶあたり。
たそがれ時に、不思議なコンビニが現れる…
大事な探し物がある人は、そこで見つけられるという。

「星に願いを」
素敵なお弁当箱を飼いたくて探し歩く少女・愛。
ダッフルコートが大きすぎる小学6年生。
真夜中に、お隣のお兄ちゃんの家の庭で流星群を見る約束をしていました。
お隣はもう引っ越してしまうので、4歳年上のお兄ちゃんと一緒に過ごせるのもこれが最後。
お弁当を作って、告白しようと思ったのです。
でも、お料理は大苦戦!
不思議なコンビニで買ったお弁当箱と万年筆が見かねてガタガタ言い出します。それぞれに、つくも神がついていて…
お弁当作りに協力するために、思いがけない登場もあります。

「喫茶店コスモス」
宗一郎さんがある朝目覚めると、奥さんの鳩子さんは喫茶店を開ける準備もせず、口もききません。
毎年、一緒に海辺のコスモス畑を見に行っていたのに、今年は宗一郎さんがゴルフなどの予定を入れてしまい、時季を逃したのです。
一面に広がったコスモスの群れは、実は二人が若いときに何度も種をまいたもの。
ちょっと喧嘩してしまったのを反省しつつ、宗一郎さんが気づいたことは…
そして、たそがれ堂での買い物は、鳩子さんに届きます。

「本物の変身ベルト」
新入社員の良太は、8月の暑い日、失恋してしまいます。
急に何もかもが空しくなり、会社を休んでしまう。
アパートの人間関係はゆるいけど快適でしたが、一人暮らしなので、落ち込むときりがありません。
ネットでツイッターをやるのが楽しみだったのに、「失恋しました」と書き込んだきり。
パソコンの画面には、子どもの頃考えた正義の味方「ヒラタマン」の画像があります。
同じアパートの隣の部屋に住む女の子・ののちゃんにはヒラタマンの話をしてあげたこともありました。
風早三郎神社の大祭が行われるという日。
神社といっても小さいのですが、それには理由がありました。
事件を起こそうとしているネットの書き込みを見た良太は、駆けつけます。
そして…

ごく普通の会社員の良太が見本だからと貰った「本物の変身ベルト」
これがなかなか面白いお話でした。
特殊じゃない人だから、良かったのかな。
風早町の戦後の復興の話までが出てきて、宗一郎さんの思い出から繋がりますね。

宗一郎さんを出迎えてくれたシェパードには、もう…
泣きました。

どこまでも優しい雰囲気に包まれた作品です。
何気ない日常生活や可愛らしいモチーフの奥にある、響きあう心と心は熱いのです。
急いで読まないで。
ゆっくりしたペースで、読み終わったら目を閉じて、お茶を飲むように、味わってみて下さい。

「ペルシアの彼方へ」

ノア・ゴードン「ペルシアの彼方へ ―千年医師物語1」角川文庫

再読。
面白い!すばらしいです!
千年医師物語、三部作の一作目。
これが一番濃い。
珍しい中世のイギリスが舞台。
しかもこの職業というのが…医師の仕事の進歩と変遷を描いていくのです。
2作目、3作目は同じ家系の医師が主人公で、時代がずっと進みます。

貧しい一家のけなげな長男が主人公。
両親が亡くなって、子供達はばらばらになります。
長男のロブ・Jは、外科医兼理髪師の弟子に。
当時は外科医、内科医の下に、こういう存在が成り立ったのです。
医学というほどのものでなく、鋏をふるう職業として共通したとは。
しかも、旅回り。
医者などいないような町の広場に箱を置いて立ち、なんと手品など芸をして客の気をひいてから、仕事をとっていたんですね。
誰にでもそう呼ばれているからと、弟子のロブ・Jにも名前ではなく職業で「床屋さん(バーバー)」と呼ばせます。

ヴァイキングに襲われると、なすすべもなかったイギリスの民。
ついにデーン人の王クヌートを戴くことにもなった、そんな時代。
このクヌート王は意外に善政をしいて、人気だったとか。

いつか兄弟に再会することを夢見ながら、成長していくロブ・J。
当時のイギリスは決して先進国ではなく、医療は遅れていました。
はるか東方へ学びに出ることを決意するロブ。
キリスト教徒としてはとてもペルシアに入れないので、ユダヤ人のふりをすることにするとは。

東方へ向かうキャラバンで、スコットランドから羊の買い付けに来ているという農場主の父娘と出会う。
娘のメアリ・カレンと惹かれ合いますが…?!
情熱と努力の物語。異国情緒も溢れ、冒険旅行記としても迫力。
時代は荒っぽいけれど~
料理が意外に充実していて、床屋さんの手料理がまた美味しそう。

ロブ・Jは、はるばるペルシアの都イスファハンにたどり着き、一度は投獄されますが、アラー王の助けを受けることが出来ました。
進んだ医学を学びたい一心で、高名な医師イブン・シーナの教えを受けられる病院付属の医学校に入ります。
医学だけでなく哲学や法律、イスラムの戒律なども覚えなければならない厳しい課程でした。
ロブはユダヤ人エッサイ・ベン・ベンジャミンと名乗り、ユダヤ人街に暮らします。
勉学では苦心しますが治療では腕が立ち、すぐに助手として重宝されるように。

ペルシアのシャー(王)アラーは、陽気で傲慢な野心家。
優秀な医師を側に置くことを好み、ロブのことも度々呼び寄せ、共に乗馬や、シャーの遊戯(チェス)をします。
カリムとミルディンという医学研修生仲間の親友も出来ます。
シラズの都で黒死病が発生し、8人の医療派遣隊の中に彼ら3人もいました。
絶望的な旅の途中で逃げ出してしまう者もいましたが、3人は苦労を乗り越えて生還します。
誠実で行動的なロブは何とも、いい男ですね~。

ペルシアに来る途中で知り合ったメアリー・カレンが窮地にあると知ったロブは馬をとばして駆けつけ、イスファハンに連れ帰り、結婚。
長身で赤毛の個性的な女性メアリー。
異教徒と結婚したとユダヤ人街では背教者と非難を浴び、ロブは親友のミルディンにだけは真実を明かします。
ミルディンの妻ファラとメアリーは、言葉は通じないのに親友となるのでした。

イブン・シーナと助手は、実在の人物。
この名前の王はいたが詳しいことがわかっていないので、幾人かの事績を合わせたという。

作者はもと医学関係の記者で、ベストセラー作家。
農場に子ども夫婦と住み、ボランティアで救急医療技師も。

いつもの窓辺で

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いつもの窓辺です。
うちの猫・みゅんが寝ています。
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ホッペが白くて、小鳥みたいだな~
なんて思っていたら‥
ん?
頬じゃない?
121129_132241
いよーっと
足を高く上げました。
頬に見えていた白いのは、
この足でした。

121129_132348ふっ‥
身づくろいもしたし、さてどうしようかな~

のどかなひとときです♪

「終点のあの子」

柚木麻子「終点のあの子」文春文庫

痛くて切なくて、熱っぽくて恥ずかしくて、懐かしくて苦しくて、自意識過剰で可愛くて。
女子高校生の話です。

狭い世界での一生懸命。
タイプの違う女子高校生たちが、それぞれ自分の居場所を探して、もがく様子をリアルに。
典型的なタイプのようで、ちょっとずつ意外な面も持っているんですね。
さわやか、というとちょっと違うけど、基本は前向き。甘さもないではない雰囲気。
読後感も良いです。

世田谷にあるプロテスタント系の私立女子校。
最寄り駅はいつも何かの工事をしています。
希代子と森ちゃんは、中学から進学した内部生で、真面目なタイプ。
高校の入学式に、一人だけ制服を着ないで来た子がいました。
奥沢朱里というその子は、写真家の娘で帰国子女。
どのグループにも属さず、気分次第で色々な子と一緒にいました。
希代子は強く惹かれていくのですが…

やや取り残された森奈津子は、校則では禁じられているバイトを始めてみたり。
マイペースな朱里は、だんだんクラスから浮いていきます。
希代子の気持ちは、こじれていく…

恭子はクラスでも目立つ華やかな美人で、大学生の恋人がいると評判になっていました。
ところが、その彼が朱里を車に乗せたことから、別れてしまう。
退屈な夏休み。恭子は図書館で偶然、早智子と出会い、本の話をして、意外に楽しい時を過ごします。
漫画研究会に入っている早智子は、クラスでは全く別なグループなのですが。
早智子から見れば派手な存在の恭子ですが、恭子もお嬢様育ちというわけではないんですね。

おかしかったり、哀しかったり。
朱里の大学時代の話で締めくくり。
忘れたかった希代子のこと、その気持ちをふと思いやる…
ぶつかりながらも成長していく彼女たち。なかなかいいですよ~。

著者は1981年生まれ。
立教大学卒。
2010年5月発行のこの作品が初の単行本。

「薔薇の殺意」

ルース・レンデル「薔薇の殺意」角川文庫

手持ちの本の再読。3度目ぐらいかな。

ルース・レンデルの記念すべきデビュー作です。
ウェクスフォード警部シリーズ1作目。

キングズマーカムは、ロンドンまで1時間ほどの田舎町。
警察署の建物はモダンで新しく、まわりからやや浮いています。
部下のバーデン警部がキングズマーカムに赴任してきて、半年ほどの時期。
ウェクスフォード主任警部のことは、バーデンの目を通して描かれます。
ウェクスフォードは52歳で、外見はテレビなどの警察首脳役のイメージそのものとバーデンが評しています。

バーデンの近所に住むパースンズが、妻が帰宅しないと相談してきました。
質素に暮らしている平凡な主婦マーガレット・パースンズ。
夫婦の住む古い家には、冷蔵庫も洗濯機もないという。(貧しさもあるけど、それ以上に時代かなあ?!)
つつましい妻に限って、勝手に夜遊びに出ることなどないと訴える夫。
後に、牧草地で絞殺されているのが発見されます。

ゆっくりした捜査のテンポ。
地域もあり、時代もあるんでしょうねえ。
現場近くに落ちていた手がかりが、口紅とマッチというのも、古典的。
「北極の黒貂」というユニークな名前の口紅を売っていた店を探して回るバーデン。

口紅を買ったのは、金持ちの妻で派手なヘレン・ミサル。
妻のわざとらしい言い訳に、夫は顔色を変えます。
ミサル家には、弁護士のクォドラント夫妻が、ちょうど客で来ていたのだが。
やり手で嫌みなクォドラント弁護士とは、警部らは顔見知り。

パースンズ夫人の古い持ち物には、家に似つかわしくない高価な文学書と、「ミナへ」という宛名の熱のこもった長い手紙の束がありました。
地味で平凡な女性に、こんな熱烈な思いを寄せた恋人があったのだろうか…?
夫人の過去を探っていくウェクスフォードら。
ウェクスフォード警部らしい慧眼を、バーデンも読者と共に知っていくことに。

シンプルで読みやすい方だと思います。
デビュー作にしては非常に安定したタッチで、細かい部分にさすがの鋭さがありますね。

1950年代の話などが出てくるので、そんなに古いのかとびっくりして、発表年を確かめました。
1964年の作品。
作者は1930年生まれ。ということは今、81歳?
現在も作家活動中。
ウェクスフォード警部シリーズは、昨年までで23作。

黒コーデのシティさん

130216_221354momokoの「シティ・イン・ザ・シー」さんです。
うちでの名前は悠里さん。
ネクタイがポイントのワンピを着てもらいました。

ちょっと、あわててる?

「ジャケット脱ぐと、寒い~~」
ネクタイがポイントのおしゃれなワンピ☆
袖がないのでこの季節にはちょっとね。

130216_222633ワンピは、ハニーワイルドさんのお洋服だけ買ったもの。

ジャケットは、「早春のマリーナ」さんのです。
ジャケットを着せるには袖なしのほうがね。

130216_222547
「あ‥」

美味しそうなものが並んでる?

130216_222145
「ねえ、これ食べていい?」

130216_221939

何をするにも~
まずは、
ちゃんと食べないとね!☆

「ネオカル日和」

辻村深月「ネオカル日和」毎日新聞社

素直で折り目正しい文章にややビックリ(失礼)。
好きな物へのストレートな愛と、尊敬する人への熱い思いに、感心しました。
「本日は大安なり」と「オーダーメイド殺人クラブ」しか読んだことがなくて、この二つはちょっとイメージが違うので、辻村深月のイメージは出来上がっていなかったのです。
どっちかというと、後に読んだ方がイメージで。

ドラえもんが好きなんですねえ。
この世代以下なら当たり前?
すいません、年上で…
見たことがないわけじゃないけど、子どもの頃じゃないし、全部は見ていません。
そんなに面白いのか!?!~ちょっと損した気分です(苦笑)

「ネオカルチャー新発見」というテーマで、ドラえもん、能、みんなでニホンGO!(テレビ番組)、パワースポット、フジロック、ポケットモンスター、ガンダムなど。
取材対象に協力して貰っている場合が多いため、敬意がにじみ出ている丁寧な文章なのです。
中でも、大山のぶ代さん訪問記は本当に嬉しそうで、もらい泣きしそうな興奮を覚えました。

他に好きな本や映画、食べ物などの話も。
明るく、いきいきしていて、読みやすいです。
「モモ」に9歳で出会い、折に触れて読み直すとか。
ルパンとホームズのどっちが良いか、小学生の時に友達と話題になったとか。
大人が薦める本には反発を感じていたそうですが、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」を読んで感動し、古典の名作にはそれだけのことがあるのだと思うようになったとか。

小説まで入っていて、お得な感じ。
ほのぼのした雰囲気の短編です。「七胴落とし」が好き。

著者は1980年生まれ。
千葉大学教育学部卒。
2004年「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞し、デビュー。
2010年には「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」で直木賞候補に。

若いなあと思っていたら、この後出産なさったとか。
あらまあ、もう?!良いお母さんなんでしょうね、幸せになってね、とすっかり近所のおばちゃんのような気分に。

「はた迷惑なウェディング」

レスリー・メイヤー「はた迷惑なウェディング」創元推理文庫

ルーシー・ストーンのシリーズ。
4人の子持ちで、町の週刊新聞の記者。
前作まではパートでしたが、娘達のキャンプの費用を稼ぐため、フルタイムの記者になったばかり。
夫のビルは修復専門の大工で腕は良いのですが、最近ちょっと仕事が減ったのを気にしています。ルーシーが働くのが嬉しくはなく、家事がおろそかになるのが不満で、何度か喧嘩になりかけます。

親友のスーの娘シドラが、結婚することになりました。
シドラはニューヨークで番組のアシスタントプロデューサーをしているため忙しいので、手配をスーに任せると。
スーは、ルーシーの家の庭にビルが建てたあずまやで、小人数で感じの良い式を挙げさせ、ガーデンパーティーにしたいという。ヴィクトリア朝様式の凝った装飾でいっぱいの美しい白いあずまやなのです。
ルーシーは忙しいさなかに、結婚式の準備を手伝うため奮闘することに。

シドラが結婚するロンは、新興のIT産業の社長で若くして大富豪。
見た目はあまりぱっとしなくて、綺麗なシドラに合うのかと首を捻るルーシー。
シドラの前の恋人だったというジェフのほうが感じが良いのです。ジェフは大学院生で、港のロブスターの生態調査に来ていました。

漁船が多い港に、豪華な白い船が停泊して町の皆を驚かせます。
それはロンとその母テルマが乗ってきた高級ヨットでした。
テルマは息子の結婚をセレブにふさわしい豪華な物にしようと決めていて、何とシドラもそれでいいという。
娘は変わってしまった、とショックを受けるスー。
ニューヨークから来たシドラの友達も、黒い服を着てお洒落ですが、地元の友達とは大きな落差が…

独立記念日や結婚準備など、いつもながらアメリカ的なにぎやかさ。
作品の中でちゃんと年月がたつので、ルーシーにも変化があり、子ども達が成長していくのが楽しみの一つ。
初登場のシドラの結婚騒動、恋の行方は?
セレブの派手な要素でも面白く見せつつ、ハッピーエンドに。
2001年発表の作品。

鶏つくね重

大戸屋での晩御飯です☆
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炭火焼手ごねつくね重だったかな‥?
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新メニューに飛びつきました!
焼いた野菜も美味しそうでしょう~。

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卵をつけて食べるんですね♪
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お味噌汁はいつものとおり☆
美味しかったですよ~!

フィギュアスケート世界選手権女子結果

カナダ、オンタリオ州のロンドンでおこなわれた世界選手権。
女子フリーも終わりました。

1位、キム・ヨナ  韓国  218.31
「レ・ミゼラブル」の曲に乗り、渋い衣装で落ち着いた演技。
冒頭の3回転ルッツ-3回転トゥループがいつもながら高さがあり、軸がまっすぐで高得点。
他もノーミス。SPでは感動まではしなかったけど、これは叙情的な表現も上手くできていて、すげ~~。
4年ぶり2度目の優勝。

2位、カロリーナ・コストナー  イタリア    197.89
前回の優勝者。2月のヨーロッパ選手権では2年連続5度目の優勝。
黒い衣装で、ボレロ。
直前に鼻血が出るというハプニングがあり、ミスも出ましたが、3回転をしっかり跳んでいました。
ボレロを自分のものにしていて、すがすがしさがありました。
世界選手権は11回出場で表彰台5回目。
イタリア選手権は7回優勝、ほかは銀2回。

3位、浅田真央  日本    196.47
トリプルアクセルは両足着地かな?
跳んだとは認められたよう。フリーは自己ベスト更新!
連続にならなかったジャンプがあり、最初は緊張が見られたけど、だんだん盛り返して、晴れやかに。
白鳥の切なさと舞踏会を楽しむ踊りと。
大きさのある演技で、真央ちゃんらしい明るさが魅力。
着実に練習と試合を重ねてきた成果ですね。
今シーズンは5戦5勝でしたが、それはここでストップ。
でも世界選手権は、07年銀、08年、10年制覇についで~3年ぶり4度目のメダル。素晴らしい!(09年4位、11年と12年は6位)
GPFは05年金、06年銀、07年銀、08年金、3年間不参加、そして12年が金。
全日本は04年、05年2位。06年以来、10年2位を除き、6度優勝。

4位、村上佳菜子  日本    189.73
大人になりましたね~。
しなやかな演技で、とても良かった!
ジャンプも綺麗で、優雅な演技の中に自然にはまっていて。
自己最高だったけど、それでもメダルには手が届かないのが世界の厳しさ。
このメンバーの中でよくベストを出せました。
今シーズンは全日本2位、4大陸3位と健闘。
全日本は08年からこれまで7位、5位、3位、3位、2位。
GPFは10年に一度出ただけなのね~でもこのとき3位!
世界選手権は昨年SPがよかったのにフリーで崩れての5位でした。
11年に初めて参加して8位だったので、着実に上がってますね~。

5位、アシュリー・ワグナー  アメリカ    187.34
全米2連覇中。GPF2位。
オレンジの衣装で「サムソンとデリラ」
力強く、変化に富んで、貫禄のある演技。21歳だけど大人っぽい~。
3回転の連続はないんですね。
突然しりもちをつくシーンがあり、それもマイナスに。
世界選手権は3度目の参加、昨年4位。
GPシリーズは常連だけどファイナルは2度しか出てないんですね。10年に4位、12年に2位。このとき転んで打撲してますね。今シーズン絶好調だったのが、これでやや落ちたのかな。
全米はシニアで6度参加、3位も2度。

6位、グレイシー・ゴールド  アメリカ    184.25
青いドレスの17歳。
3回転ルッツ-3回転トゥループがあるんですね。
まだ完璧ではないけど、明るく華やか。
昨シーズンの世界ジュニアで2位、全米ジュニアで1位。今シーズンの全米2位、フリーだけでは1位。

7位、李子君(ジジュン・リ)  中国    183.85
中国選手権3連覇中の16歳。NHK杯4位。4大陸4位。
丸顔の可憐な少女で、ピンクの衣装が愛らしい。
特に最後の盛り上がりが良くて~スタンディングオベーション。

8位、ケイトリン・オズモンド カナダ
彗星のように現れた17歳のカナダ女王。カナダ選手権では200点越え。
165センチの長身(フィギュア選手としては)
お姉さん方は出場すらしてないとは。

9位、アデリナ・ソトニコワ  ロシア
紺の衣装で「バーレスク」 ロシア期待の16歳。
ジャンプは着地後の完成度が低いけど~個性に合った振り付けで生き生きと。
08、10、11年ロシア選手権優勝と国内で強い。
10年JGPF、11年世界ジュニア優勝とこのシーズンは完全優勝。その後はやや苦戦が続いたけど~
2月のヨーロッパ選手権で2位に。

10位、エリザベータ・トゥクタミシェワ  ロシア    174.24
ショート出遅れましたがフリーで119.52点を出してアップ。
ジュニア時代はソトニコワと追いつ追われつの関係。
GPFに2年連続で出場し、4位。
今シーズン、ロシア選手権で初優勝。
2月のヨーロッパ選手権でフリー1位、総合3位。

11位、マエ・ベレニス・メイテ  フランス
放映しなかった??

12位、鈴木明子  日本
最初の二つのジャンプでミス。
良いところもたくさんありましたが。
昨年はGPF2位、全日本2位、世界選手権で3位と良かったのね。
今シーズンは苦しみましたが~GPF3位、全日本4位。4大陸で復調して2位だったんだけど。
GPFは4年連続出場で、3位、4位、2位、4位。
バンクーバーは8位。
世界選手権は10年11位、12年3位、今回が12位と。
全日本はなんと2000年から出ていて、初出場4位。06年では10位。07年5位あたりから目立ってきたんですね。
09年2位、10年4位、11年2位、12年4位というわけですね。
今月中に28歳になるベテランです。

13位、アリーナ・レオノワ  ロシア
昨年は銀メダルだったのにねえ。
GPシリーズは常連、GPFは2回出ていて、09年6位、11年3位。
ロシア国内では09、10年が銀メダル、11年が銅メダル。

14位、ビクトリア・ヘルゲション  スウェーデン
北欧美人らしいプラチナブロンドに水色のドレスで「白い恐怖」
3回転が2回転になり、ジャンプが不調。

15位、ナタリア・ポポワ  ウクライナ
16位、エレナ・グレボワ  エストニア
17位、モニカ・シマンチコワ  スロバキア
18位、バレンティナ・マルケイ  イタリア

世界・男子フリー

フィギュアスケートの世界選手権。
男子フリーが終わりました。
結果は~

1位、パトリック・チャン  (カナダ)  267.78
手堅いですね。フリーは2位。

2位、デニス・テン  (カザフスタン)   266.48
フリーでは1位。
大躍進! カザフスタン史上初のメダルです。

3位、ハビエル・フェルナンデス  (スペイン)  249.06
ショート7位から挽回。
他でミスしても、4回転が綺麗。
ミスもありましたが、チャップリンの曲をユーモラスに哀調こめて。

4位、羽生結弦          244.99
9位からここまで上げました。
ジャンプを降りるたびにふらつく感じでいつもの羽生くんじゃない。
それでも回転はしていた!
インフルエンザで寝込み、膝も痛めていたとか。
顔色も悪いし、体調不良がありありでしたが、頑張りました!
必死の様子が切ない曲と彼の持ち味に合っていて、気迫の演技内容に。

5位、ケビン・レイノルズ  (カナダ)     239.98
ミスなしというわけには行かなかったけど、成長したなあ。

6位、高橋大輔            239.03
ショート4位から下がりました(四大陸よりは少しよかったけど)
転倒が痛かったですね。
力強く端正さも加えた王道の演技。
疲れすぎないようにする加減がこれでわかったかも?

7位、マックス・アーロン  (アメリカ)   238.36
アメリカはソチの枠が2つになりましたね。

8位、無良崇人            234.18
ショート11位から上げて。
フリー5位、総合8位は立派ですよ~!

9位、ブライアン・ジュベール  (フランス)  232.26
フランスもソチの枠は2つに。

10位、ミハル・ブレジナ  (チェコ)      229.00

11位、ペテル・リーバース  (ドイツ)  216.84

12位、フローラン・アモディオ  (フランス)  216.83
腰を痛めているそうで、つらそうな演技。

13位、アンドレイ・ロゴジン  (カナダ)

14位、ロス・マイナー  (アメリカ)

15位、宋楠  (中国)

16位、ミーシャ・ジー  (ウズベキスタン)

ベレーと白シャツのみんつくさん

130310_192332_22012みんなでつくるmomokoさんの記事、
3つ目です。

カーデを脱いでみました。
ウェストが低めで、
ボーイズぽいですね。

130310_192539_2たっぷりした赤毛に~
りりしい立ち方☆

カラフルなカーデがないと、
ちょっと印象が変わるかな。

130310_192854
白いシャツ、
しっかりした造りです。

裾がインだと制服ぽい?

130310_193435シャツの裾を
インからアウトにしてみました。

130310_193311
どうかな~
半ズボンの男の子みたい?

130310_193505
赤いベレーを赤毛に重ねるのも面白い☆

モノトーンの背景で撮ったら
また変わりそう‥

世界選手権SP

世界選手権やってます!
SPの結果をメモしておきます。
見た分について、加筆します~。

男子
1位、パトリック・チャン  98,37
今シーズン、コーチ陣を一新し、やや不調でしたが。
世界選手権にはあわせてくるのよね。力強い演技。

2位、デニス・テン  91.56
パーフェクトな演技で、白いシャツに燕尾服のスタイルがひときわ優雅に見えました!

3位、ケビン・レイノルズ  85.16
四大陸選手権優勝と好調な彼。
鼻が高いので~日本語で「鼻高々」って言ってたのが楽しい。

4位、高橋大輔  84.67
練習しすぎでやや疲れが。それでもこの位置をキープするのがさすが。
新プログラム、滑り込んで自分のものになっていました。

5位、ブライアン・ジュベール  84.17
6位、ミハル・ブレジナ
7位、ハビエル・フェルナンデス
8位、マックス・アーロン
9位、羽生結弦  75.94
10位、フローラン・アモディオ
11位、無良崇人 73.46
12位、宋楠
13位、ペテル・リーバース
14位、ロス・マイナー

女子
1位、キム・ヨナ  69.97
2年ぶりの復帰でノーミス。
ブルーグレーのキラキラする衣装が優雅。

2位、カロリーナ・コストナー  66.86
1年前の世界選手権に優勝(参戦は10回目)、今シーズン前半は休んでいました。
藤色の衣装で「フランケンシュタインに魅入られて」
長い手足を生かした振り付けで、流麗に歯切れ良く。
3回転の連続で転倒したけど、それを引きずることなく、良い演技でした。

3位、村上佳菜子  66.64
とても綺麗でうっとり。このプログラムの完成形を見ました。
薄ピンクの衣装でなよやかに。
ステップで世界を作ってから、後半に難しいジャンプを取り入れて、ノーミス。
終わったとたんにニカッと笑顔。
高得点に「先生、ヤバイよ」と言ってましたね。

4位、ケイトリン・オズモンド  64.73
17歳のカナダ女王。黒髪に丸い額の綺麗な子です。
ダイナミックな演技で、前に出てくるオーラがあります。
大きなミスはなかったですね~精密さにはまだ欠けるかな。

5位、アシュリー・ワグナー  63.98
力強く、くっきりした演技。
3回転の連続こそないけれど、複雑な構成を滑りきってノーミス。

6位、浅田真央  62.10
チャーミングなプログラム。
トリプルアクセルを成功させました。
後半の3回転がすっぽ抜け~集中力が途切れた?
その後もまとめていましたが、まさかの成績。ちょっと前を思い出しちゃう。
苦笑して戻り、佐藤コーチの奥さんのほうが笑顔で出迎えていたのが印象的。

7位、鈴木明子  61.17
ジャンプの着地が乱れ、この順位。
明子さんならではのカッコいいプログラム、終盤は音楽が体の内側から流れ出すよう。

8位、アデリナ・ソトニコワ  59.62
ジュニア時代は負け知らずだったけど~ちょっとしたミスが出るのね。
タンゴは印象つけやすいけど一番合っているわけではないかもねえ。
のびやかで、けっこうよかったですよ。

9位、グレイシー・ゴールド
笑顔が可愛い金髪の美少女、17歳。
全米ジュニアチャンピオン、でシニア初シーズン全米2位。
連続ジャンプがいまいち、スピンのぐらつきもちょっとあって、この順位。

10位、ビクトリア・ヘルゲション

11位、マエ・ベレニス・メイテ

12位、李子君

13位、アリーナ・レオノワ
ロシア選手権でも表彰台を逃すという苦戦中。

14位、エリザベータ・トゥクタミシェワ
黒い手袋でピアソラの曲を艶やかに。
スピンで思わぬ転倒、要素が一つ抜けてしまった。
しかも、まさかのダブルアクセルすっぽ抜け。
ソチでロシア3枠とれないってこともあるかも??
追記:開催国枠が1つあるので3人は出ることが出来るようです。

15位、アレナ・グレボワ

四大陸選手権・男子女子結果

世界選手権が始まっていますが~
四大陸選手権のことを何も書いていなかったので。簡単に結果をメモしておきます。
女子
1位、浅田真央   205.45
2位、鈴木明子    190.08
3位、村上佳菜子 181.03
4位、クリスティーナ・ガオ  (アメリカ)  176.28
5位、李子君
6位、グレイシー・ゴールド  (アメリカ)
7位、ケイトリン・オズモンド  (カナダ)
8位、アグネス・ザワツキー  (アメリカ)
9位、アメリー・ラコステ  (カナダ)
10位、張可欣
11位、ジュリアン・セガン  (カナダ)
12位、ブルックリー・ハン  (オーストラリア)

男子
1位、ケビン・レイノルズ  250.55  (カナダ)
2位、羽生結弦  246.38 SPは1位。

3位、 閻涵 ハンヤン (中国)
4位、マックス・アーロン  (アメリカ)
5位、リチャード・ドーンブッシュ  (アメリカ)
6位、宋楠
7位、高橋大輔  222.77 SPは4位。
8位、無良崇人  218.08
9位、ロス・マイナー  (アメリカ)
10位、アンドレイ・ロゴジン  (カナダ)
11位、ミーシャ・ジー  (ウズベキスタン)
12位、デニス・テン  (カザフスタン)

「その日まで」

吉永南央「その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ」文春文庫

お草さんのシリーズ2冊目。
連作短編で、次第に事件が絡み合っていきます。

北関東の紅雲町。
「小蔵屋」というコーヒーと和雑貨の店を出して10年になる杉浦草は、76歳で独身。若い頃に離婚し、地道に働き続けてきました。
若いが頼りになる店員の久実と一緒に、コーヒーの試飲もさせる店をやっています。
近くに安い雑貨店「つづら」が出来て、しかも露骨な営業妨害をしてくるようになりました。

アパートの前で捨てられた人形を見つけたお草さん。
その持ち主らしい子どもの荒れた様子に驚きます。
かって幼い我が子を失っているお草さんは、困っている子どもを放ってはおけない。
けれど、これは虐待というのではなく…
叔父の田村は30歳ぐらいの誠実そうな男で、理由を説明するのでした。
久実は田村に好意を抱いたようで、店にもよく来るようになった子タケルを皆で可愛がりますが‥?

福祉作業所のたんぽぽで作っているキャンドルを売ってくれないかと頼まれますが、特徴のない品なのに高すぎると筋を通す。
「つづら」では福祉に協力するために販売していると評判になり、しかも小蔵屋では断ったと広められる。
ところが「つづら」では、おまけとして配っていました。
別な販売方法を工夫する草。

展覧会に出かけたお草さんは、久しぶりの知人に出会う。
彫刻家の須之内ナオミは、まだ草が40歳の頃、呉服店の手伝いに通っていた頃の知り合いで、当時は高校生でした。
ナオミがアメリカに行く前にあった出来事について意見を聞かれ、当時の知り合いに電話してみた所…?

カレー屋を経営する香菜という女性と知り合い、不動産取り引きの問題を聞きます。
呉服のマルフジが高利貸しにも手を広げ、不動産屋と組んであくどい手を使った疑いが。
マルフジの社長とは、かって縁談が起きた間柄だった。
この件には、田村にも意外な関わりが‥?!

表紙イラストのほのぼのしたイメージを期待しすぎると違うかも。
日常の謎系ではありますが。
和装で髪を髷にまとめているので、おばあさんという感じだけど、そうでなければまだ、おばさんでというか初老で通るかも?
現役の働く女性で、健康だと、いまどき。
とはいえ、長く生きているとこんな経験もする、という印象はありますね。

40年も前なのにと自分でも思いつつ、幼い息子を失ったことを悲しむ草。
普段は淡々と暮らしていても、時にはその思いがあふれ出すように。
40年前に終わったことではなく、40年も続いた悲しみなのでしょう。
力のこもった書きぶりです。

あったかい空気

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うちの猫・みゅんです。

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どこにいるのかな?

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あのね‥

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灯油ファンヒーターの上でした!

130115_184708ここが一番あったかいんだよ。

良く知ってるよね☆

もちろんさ♪
長い冬の間の風物詩。
そろそろ見納めかな。

寒い日は何時間もここから動きませんでした。
トイレ大丈夫なの?と心配になるほど‥
最近は暖かくなってきたので、
昼間は動き回っているけど~
ちょっと寒くなると、夜はここ。
私の部屋だけヒーターをつけていると、
こっちもつけろと呼びに来ます。
倹約できない‥coldsweats01

「魔法があるなら」

アレックス・シアラー「魔法があるなら」PHP研究所

人気作家アレックス・シアラー1999年の作品。

長女のリビーは、しっかり者でちょっと心配性。
明るくて呑気なママは、時々ジプシーのように足がむずむずして、引っ越さずにはいられなくなる人でした。
小さな妹のアンジェリーンの面倒を見ながら、点々とする一家3人。
父親は石油の掘削の仕事に行ったきり、連絡もなくなったまま。

リビーの視点で、スコットレーズという高級デパートで過ごした日々が語られます。
お金に困ったママは、スコットレーズが閉店するときに隠れていて、夜の間そこで過ごすという策をとったのでした。
誰もいない巨大デパートの売り場。
おもちゃ売り場やチョコレート売り場で、女の子二人はうっとり。
ママは、試食品や賞味期限で捨てられる食べ物は食べて良いとか、それなりに規則をもうけ、汚れが落としやすい物だけを使ったりと、工夫します。

リビーは時々目を見張ったり、楽しみながらも、内心はこれがどういう事かよくわかっています。
ただ、ママの気持ち次第で他の所に住めるように思っているんだけど、それはそう簡単ではない。
ママは仕事もしているし、リビーも平日の昼間は学校へ行くんですけどね。
ママの危なっかしいやり方を批判しつつも「あんなに頑張る人はいないのに」と信頼を寄せてもいるリビー。
大はしゃぎの妹アンジェリーンは可愛いが、でもいつ何をしてしまうかわからない…

朝の見回りから隠れるために、トイレの一室にこもったり。
電気製品売り場で、すべてのテレビが同じ番組を放映するのを見たり。
時計売り場から、目覚まし時計を借りてきたり。
朝早くに掃除の人たちが来るのに気づいたママは、掃除のメンバーの一人として、仕事をしているふりをします。
互いに全員の顔は知らないので、それが通ったのです。

口ひげが立派なドアマンは、よく出入りする3人を不審に思い、何をたくらんでいるのかと睨み付けてきます。
同じデパートの中でよく見かけるスマートな男性に気づいたリビーは、もしかしてこの人もデパートに住んでいるのかと思うのですが…?
はらはらの日々のあと、何が起こったか。

後半は急展開。
救いのある結末で、夢があります。
この邦題はなぜ?かちょっと~謎だけど。

「マスカレード・ホテル」

東野圭吾「マスカレード・ホテル」集英社

大きなホテルが舞台の事件もの。
特別にユニークとかすごい大作とかいうのではないけど、好感度が高く、多くの人に読んで貰いたい作品ですね。
映画になりそう。

山岸尚美は、ホテルのフロントでクラークを務める優秀な女性。
捜査のため、ホテルの各所に警官を潜入させると聞いて、戸惑います。
掃除するぐらいならまだしも、直接客と接する仕事は、生半に出来ることではないのですから。
共に働くことになった刑事の新田浩介は、傲慢な態度で、客のルール違反を指摘してのけます。
フォローと指導に頭を痛める山岸と新田のやりとりが、面白い。
警官と丸わかりな態度のままでは、犯人がすぐ気づいてしまうと指摘する山岸。
お客様がルールだというホテルのやり方に驚愕する新田刑事でした。

しかも、客のふりをしてあちこちにいる警官がまた、目つきが悪い。
じつは、このホテルが連続殺人事件の次の現場になりそうなのです。
捜査一課の新田は、捜査の最前線にいられないことに苛立ちます。
ホテルマンに見える外見で英語力もある刑事はそういないので、代わりはいないのですが。
クラークの持ち場を離れようとしたり、山岸の気持ちを理解しなかったりと、小さな問題を起こしつつ、迫るXデー。
新田が所轄で組んでいた能勢は小太りの中年男ですが、腕は確か。連絡を取りつつ、しだいに新田の推理は事件の核心に迫っていきます。

披露宴を予定している女性にストーカーがいるらしく、披露宴のスケジュールを聞き出そうという電話がありました。
友人の名をかたった贈り物も贈られてきます。
はたして、このストーカーは何をするつもりか…
連続殺人事件の犯人と同一人物なのか?

事件はなかなか複雑だけどあり得ないほどではなく、その描写は簡潔なのですが、今時らしくネットが絡み、興味をそそられる描き方になっています。
ホテルには実に様々な人間が集まるので、その描写だけでも読めます。
ホテルマンの心意気が何よりもいいですね。
そして、刑事の心意気も。

仕事に熱中し時には反発しながら、信頼が生まれ、ほのかに心が寄り添っていく新田と山岸。
そして、問題の結婚披露宴当日…?!

あと少ししかページがないので展開はこうかな…と推測したら~まあ近い流れでした。犯行の動機はわからなかったけど。
2011年9月発行。

みんつく2012さんのスタイル

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みんなでつくるmomokoさん。

後姿です~活動的ですね☆

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赤いベレーをのっけてみました。
口が狭いのでかぶりにくいんだけど、
これじゃ変ねえ‥

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やっと、かぶりました!

かぶせるのがけっこう、
大変でした‥
ぐっと頭をつかんで、
ぎゅうぎゅうと(汗)


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このカラフルさがいいですねえ~♪

前を開けても素敵☆

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リボンタイがりりしい♪

タイは
後ろで細い紐の輪をくぐらせる留め方です。

「アール・グレイと消えた首飾り」

ローラ・チャイルズ「アール・グレイと消えた首飾り お茶と探偵3」ランダムハウス講談社文庫

お茶と探偵シリーズ3作目。
チャールストンでティーショップを経営するセオドシア・ブラウニングが探偵役。
紅茶の店を始めて3年近く。お茶の入浴剤など、いろいろな企画が好評で、にぎわうようになっています。

近所の友人デレインの姪が、由緒あるホテルで華やかな婚約披露をすることに。
ところがガラスの天井が落下して事態は暗転、先祖から伝わる貴重な婚約指輪まで消えてしまう。
現場にいたセオドシアは、デレインに頼まれて指輪を探し回るのですが…

近所で他にも宝石盗難が起きていると知り、ほうってはおけないと決意するセオ。
古い邸が保存されている歴史地区なので、骨董品など貴重な品を置いている家は多いのです。
話を聞いて回ると、脅迫状めいたカードが届きます。
罠を仕掛けることを考えるセオ。

愛犬アール・グレイが大活躍。
セオはダルブラドールと呼んでいる雑種で、気だてが良く、セラピー犬の資格も取っています。
入院している子どもを訪問する場面も出てきます。

友達以上恋人未満のBFジョリー・デイヴィスとは、ゆっくり進行中。
危険な捜査を彼に話すことは考えつかないセオが「心配させたくないから」と言うと、店の紅茶トレーダーで年上の友人でもあるドレイトンが「知らされなかった方がずっと心配するよ」と諭す場面も。

紅茶が好きなので、豆知識にも親しみが。
伯母の作ったガンボシチューや、パティシエのヘイリーが作ったレモンカードなど、伝統料理も。
ぐいぐい引きこむとか読み応えがあるというタイプではないけど、なごやかな様子なので~気分良く読み終えられます。
レシピつき。

「コロヨシ!!」

三崎亜記「コロヨシ!!」角川文庫

架空世界の日本で、高校生が「掃除」というスポーツに打ち込む話。
これは…SF?…異世界青春ものというか。
少年漫画のようで、面白いです。

藤代樹は高校2年生。
高校だけに限られている特殊なスポーツ「掃除」を部活で行っています。
箒のような「長物」で、羽根つきの羽根を小さくしたような「塵芥」を自在に操り、回収する競技。
技術だけでなく、芸術的な美しさも評価されます。

マイナーな部で、樹は部に入っていることを両親には隠していました。それには、わけがあった…
樹は、既に州大会新人戦で優勝した腕前。
実は子どもの頃に祖父に「長物」を貰い、一人で練習していた積み重ねがあったのです。祖父はその後、失踪してしまったのですが。
もうすぐ正式な大会に出て、優勝でもしたら、隠し通すことは出来なませんが、まだためらっていました。

幼なじみの梨奈は、有力者のお嬢様で、無敵の美少女。
何かと無理を言ってくるのですが、まったく太刀打ち出来ない樹。
「彼氏失格よ」などと言われて「彼氏じゃない」と抵抗はするのでしたが。

後輩の偲という可愛い少女に出会い、その優しい風情に救われる思いになります。
だが、偲は「掃除」の強力な選手で、しかも「居留地」の流儀らしい謎めいた技を持っていました。
「掃除」とは、もともと旧国技にも関連する実戦用の物だったらしい。
偲とは、やがて互いに教え合うことになりますが、ライバルでもありました。

「召喚部」で一人わけのわからないことをやっている友達も、「掃除」の腕前はなかなかのもの。
試合だけでなく、「異邦郭」という社交場での「添え舞い」を仮面を付けてバイトでやっていたりと、色々なシーンが展開。
超絶技巧がつぎつぎに繰り出されていくのですが、それが「掃除」っていう(笑)
樹たちが特訓したり、行き詰まったり、精神的な問題を乗り越えていく様子が、いきいきと描かれます。
スポーツ物の漫画で、全然知らない競技の場合、けっこうこんな感じかなと。
ほかに「肩車スポーツ部」とか、おかしな設定も楽しめます。

この世界の設定は斬新で、描写も流麗で面白いんですが、謎が多すぎるのが、感情移入するのにちょっと、難ですね。
少しずつはわかっていくのですが、そのテンポがやや遅い。
高校生が意味も事情もよくわからないまま、ひたすら練習しているっていうのも、あり得ない事じゃないけど。

さあ次の段階へ!
というところで、終わってます~。既に次作も出ているので、乞うご期待!?

みんつくさん登場

130309_232230
箱の中にいるのは新入りさんです。

130309_232318

さあ~誰でしょう?

130309_233239


みんなでつくるmomoko2012
さんです!

ブリティッシュボーイスタイルだそう。


130309_233525つややかな赤毛です。
公式写真だともっときつめの鮮やかな色に
見えましたが~
もう少し、甘めの色合い♪

みんつくさん、お迎えするの、初めてなんですよ~~!

130309_234531ハイソックスはモスグリーン。
ブーツを履いて~~
カーデを開いてみました。

みんつくさんていうのは、
「みんなでつくるmomoko」のこと。
いくつかのパーツの候補の中から
ファンの投票で選んで作られたmomokoさんなんです。

続きます‥

「真鍮の評決」

マイクル・コナリー「真鍮の評決 リンカーン弁護士」講談社文庫

リンカーン弁護士のシリーズ第2作。

ミッキー・ハラーは刑事弁護士。
法廷や刑務所を効率よく回るため、3台のリンカーンを乗り回しています。
正義の味方のつもりでいたくても、ほとんどの仕事は、常習犯罪者の刑を出来るだけ軽くする手続きというのが実情。

いささか自分の仕事に疑問を感じたり、病気治療の痛み止めで薬物中毒になってリハビリの時期を過ごしたりという経験を経て、少し雰囲気が変わっています。
1年もの療養期間を過ごし、ようやく仕事に復帰しようとした所。
相互に契約を結んでいた弁護士仲間ジェリー・ヴィンセントが殺されました。
ジェリーの仕事をいきなり引き継ぐことになったハラー。
信頼している秘書ローナと、ジェリーの事務所に乗り込むのですが。パソコンとファイルの一部が盗まれていました。

ジェリーはセレブの弁護を引き受けていて、裁判がもうすぐ始まるというタイミング。
映画プロデューサーで富豪のエリオットが、妻と浮気相手の二人を射殺したとされる事件。
25万ドルもの前金が振り込まれていました。
証拠はほとんど状況証拠ですが…

ロス市警強盗殺人課の刑事ハリー・ボッシュも登場。
殺人事件に対しては素人っぽいミッキー・ハラー。
後継の自分も撃たれかねないという状況で、強面の刑事ボッシュと互いに信じられずにやり合うのですが、やがて協力体制に。

離婚した妻のもとで育っている娘ヘイリーに会うのが楽しみなハラー。
「パパは悪い人のために働いているの?」と聞かれてしまう。
元妻マギーは検察官なのです。
裁判の傍聴に一度連れてきてくれるようにマギーに頼むと、渋い顔をされるが連れてきてくれる。
幼い娘には難しくてわからなくても、何かを感じて欲しかったのです。

軽いようでも、実は理知的な判断力をもっているミッキー・ハラー。
裁判のリアルで地道な描写がほとんどだった1作目でしたが。
今度は法廷が舞台のリーガル・サスペンスの楽しみはもちろん、より刺激的な~思いがけない展開で読ませます。
根っからの刑事ボッシュも客演ながらしっかり活躍。
ロサンジェルスの山の反対斜面に住んでいた二人には、実は思わぬ縁が…!
ハラーの厳格な父親がねえ…

2008年の作品。
この後、ボッシュものとハラーものが2冊ずつ出ているらしい。
安定したペース、翻訳も期待してます!

著者は1956年、フィラデルフィア生まれ。
引き抜かれてロサンゼルス・タイムズの記者になった経歴。
刑事ハリー・ボッシュのシリーズは当代最高のハードボイルドと評価されています。
ハードボイルドにしては?女性の描き方が個性あって上手いですよ。身近に有能で素敵な女性が沢山いるんでしょうね。

桜餅と道明寺

130303_2045473月の和菓子です~。
桜餅、
なんといっても
春らしくてよいですね。

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そして
道明寺も大好き~!

130303_204639桜餅を半分に切って、葉っぱをめくたっところ。
このお餅部分がさりげなく~絶妙なんですよ。
高幡不動駅1階の「高幡饅頭」店で。

130303_201106
オマケ:3日の晩御飯☆
散らし寿司に鮭フレークと海老、シラス入り卵焼き、山菜を乗せて。
おつゆはハマグリは省略、普通のナスの味噌汁です。
ささやかな雛祭りのお祝いです♪

「とにかくうちに帰ります」

津村記久子「とにかくうちに帰ります」新潮社

会社勤めの女性の身の回りで起きるリアルで、ちょっとおかしな出来事が面白く描かれています。
現在も会社勤務を続けているという芥川賞作家の作品。

短編集ですが、前半は同じ職場でのエピソード4編。
後半は表題作で、豪雨で電車が止まり、バスも満員で行ってしまうという状況になり、なんとか家に帰ろうとする人の話。

前半の「職場の作法」は、「ブラックボックス」「ハラスメント、ネグレクト」「ブラックホール」「小規模なパンデミック」。
事務の女性・鳥飼の視点で。

「ブラックボックス」
田上は子どものいる穏やかな女性。いつも静かに仕事をしていて、男性は仕事を頼む段になるまでその存在を思い出しもしない。だが実は、頼む態度が悪い場合は、ギリギリになるまで渡して貰えないのです。
事務の女性に気をつかわないでいる男性は、読んで反省した方が良いかも!

「ブラックホール」は、同僚の男性・間宮が人の物をすぐ借りて返さない話。
逆に人に持って行かれても怒らないというか気づかないので、本気で怒る人もいないのですが。
すぐ連絡しなければならない相手先がわからなくなり、間宮のデスクを捜し回ると…

「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」も、同じ会社仲間での話。
鳥飼はフィギュアスケートのテレビ録画を整理するために見ていて、アルゼンチンの選手フアン・カルロス・モリーナのことがふと気になりだす。
アルゼンチンのサイトをネットでチェックし、英語に訳して大体の所だけ情報を得たりする。
同僚で先輩の女性・浄之内に話を振ると、何と彼のことについて詳しい。
実は浄之内がファンになった選手は怪我や成績不振に苦しむというジンクスのような現象を感じていたので、内緒にしたかったのですが。

…こんな選手いたっけ?と思わず検索。いや、アルゼンチンでフィギュアスケートの男子選手はいないみたい。
世界大会上位なら知ってるはずだしね…とはいってもグランプリ・ファイナルに出られないぐらいというと、たくさんいる…
ブラジル生まれのフローラン・アモディオとか?でも早くからフランス来てるし。一人でピッタリのモデルもいないと思うけど、でも何となく…すっごく、妙にいそうな感じがあるのよ~(笑)

「とにかくうちに帰ります」
この題、良いですよね。
埋立州にある営業部事務所。
豪雨の日、1年後輩のオニキリに頼まれて、スクーター用の厚いレインコートを探し出してやるハラ。
ハラも早めに帰社することにしましたが、もう少し後のほうがむしろ良いんじゃないかと話している人の言葉を聞いて思い直し、会社に戻ります。
いざというとき用に用意してある食品を食べるのは、今だと思ったのです。
備品管理はハラの担当なので、高級防災食の美味しそうなのがあるのを知っていて、そのことで頭がいっぱいに。
ところが、備品室では、残っている二人が何と男女の関係に…
入るに入れず、帰途につきます。
コンビニでは、オニキリがお弁当を買い占めていました。
ハラもレインコートを2枚買い、重ねて着て、温かい飲み物が冷めないように何本も買って、一緒に歩き出します。
雨に打たれながら歩くうちに、うちに帰りたい気持ちは、たまらなく募っていく。

一方、明日は早くから息子に会えると楽しみにしていた男性サカキ。
離婚して妻の元にいる幼い息子に会う貴重な機会なので、どうしても今日中に帰らなくてはならない。
途中、バスに乗り遅れて一人でいる小学生の男の子ミツグに会い、同行することに。
寒さがつのって来たため、レインコートを貸し、満員のバスに頼み込んで男の子だけを乗せてあげます。
豪雨の中のふとした出会い、ちょっとした運の悪さや何気ない人助けが微苦笑を誘い、あたたかい読後感。

震災や豪雨で、帰宅困難は何度かありましたね。
作者自身、体験したのでしょう。
私もここまで大変じゃなかったけど、予想以上っていう経験はありました。
確かに、どうしても、うちに帰りたくなります!
切れ味が鋭くて、恋愛でも事件でもないのに、映画に出来そう。
海外の人に読ませても、面白いんじゃないかな。

魔女っ子服のリセ

130227_194907みうちゃんのお洋服を着ているリセちゃんです。
同じピュアニーモでも
SとMのサイズの違いがありますが~
服はほぼ着られますね。

130227_215525このブラウス、素敵です☆
上着を羽織って~

ブーツで、カッコイイ?

130304_184919
前をきちんと、
留めて見ましょうか。

魔法の杖、似合うかな?


130227_215727横から見ても~

颯爽としてる?

130227_215822
後姿は~

スカートのフリルが見えるデザインなのです♪
リセの背が高い分、
カッコイイ度が増して見える気がします☆

「感謝祭の勇敢な七面鳥」

レスリー・メイヤー「感謝祭の勇敢な七面鳥」創元推理文庫

主婦ルーシー・ストーンのシリーズ。
4人の子持ちでミステリ好き、新聞社の記者をパートでやっています。
作中で年月がたつシリーズなので、子ども達が成長し関係が変わっていくのも、読みどころ。

長男のトビーが大学に行って以来、ルーシーは心の中にぽっかり穴が開いた状態でした。
誰にも認めはしないけれど、最初の子で性格が似ているトビーは一番可愛い子なのです。
感謝祭の休暇に、トビーがルームメイトを一人連れて初めて帰って来るというので、張り切るルーシー。

感謝祭は、アメリカならではの行事。
11月の第四木曜日で連休になるそうです。(カナダは10月)
もとはアメリカに最初に移住したピルグリム・ファーザーズが、冬に飢えそうになった所を先住民に助けられ、翌年の収穫を祝って先住民を招き、神に感謝したというのが起源。
七面鳥に詰め物をしたローストが、定番のご馳走。

週刊新聞の記者として、行政委員会を取材したルーシーは、放し飼いの犬のカジョーが鶏を殺したという事件の対応に、憤りを感じます。
メティニカット族のカートが飼っているカジョーに対して、厳しすぎる意見が出たのは、人種偏見ではないかと思ったから。
鶏の持ち主のエリーは、カジョーが自慢そうに1羽持ってきてくれたと話したのですが。
エリーを訪ねると、実は有名な人形作家で、メティニカット族にちなんだ人形を作っていました。

メティニカット族は先住民としての指定を受けようとしていて、それがカジノ建設と関わっていました。
博物館と一緒に作るはずだったカジノの建設計画だったのが、博物館もない高層ビルと知って、話が違うのに怒るカート。
町は賛否両論で揺れる大騒ぎに。

親友のスーは、託児所の責任者。
ルーシーは時々、手伝っています。
牧場で育てられている七面鳥を見学に、託児所の子ども達を連れて行ったルーシーですが…?

やっと帰ってきたトビーがすっかり変わってしまったことに、がっかりするルーシー。
到着も遅れ、予定外に女の子を二人連れてきて、しかもその子達は菜食主義。毎日お昼まで寝ていて、町の出来事にも興味を示さない。
しかも、感謝祭の客はどんどん人数が増えていく。
頭に来つつも、必死で家事をこなすルーシー。
せっかくの七面鳥も失敗しそうになりますが~~
自分がトビーの年頃だった時の気分も、思い出すのでした。

犬のカジョーは、ルーシーが引き取ることに。
ユーモラスで、地に足がついていて、好感の持てるシリーズです。
初読2011年9月24日。
感想を書いてなかったので、再読しました。

「楽天のススメ」

原田宗典「楽天のススメ」小学館文庫

笑える本を探していて、見つけました。

ちょっと前の話題が多いので、時流にピッタリの鋭さはないけれど、よけいにほんわかした雰囲気。
もともと若い女性向けに書かれていることもあり、笑わせながらやんわりと教訓を秘めている内容。
「むむむの日々」より真面目かな?(「むむむの日々」を前に読んでいるんだけど、感想は書きそびれたらしくて、見つかりません。笑えたのは確かですcoldsweats01
とはいえ、気楽に読めます。

「清潔の落とし穴」は、台北を訪問したら適度に汚く肩の力が抜けていて、東京は無理をしているのではと感じたこと。
「なりたかったもの」は、小学生の時に外交官になりたいと書いた~その意外な理由とは…
「カッチョ悪い酒」はべろんべろんで倒れている若い女性を見た話。
自分も酒が弱いと言えなかった~若い頃の失敗談も。

友達とおのおのにキャッチフレーズをつけるという遊びをした所、「何でも自分に都合よく解釈する男」だったとか。
物事を良いように解釈する、これで幸せを呼び込むのが楽天的に生きる極意。

幼いわが子とのエピソードも色々、笑えます。
トイレに行くのを怖がってついてきてくれと言うの、可愛いね。
隣の個室での親子の会話も傑作。

「痩せればそれでいいか?」は女性には綺麗になったと言っても変な顔をされたりするが「痩せたんじゃない」と言うと、誰でも喜ぶ。
何が良かったのかしらと考えているのが手に取るようにわかって、可愛いと。
ただし、痩せるために陰で何かを犠牲にしたり、ものすごい努力をしているのはどうなのかと。
他にもエネルギーを注いだ方が良いことがあるのでは?というのは、深いですね。

92年から96年まで「Can Cam」に掲載されたエッセイ。
著者は1959年生まれ。
1984年、すばる文学賞受賞。
小説とは作風が違う~抱腹絶倒のエッセイで知られているそう。
小説はどれがいいのかなぁ‥‥あ、笑えないのか?

リセとみうのとっかえっこ

130227_190503ピュアニーモのMサイズのリセ(むかって右)と、
Sサイズのみうちゃんです☆

「ねえ、あたし達、洋服とっかえっこ出来るかな?」
「あ、やってみます?」

130227_192108リセのデフォのトップスとフリルスカート、
みうちゃんが着てみましたよ。
黒いトップスが大きめで浮きますね~。
しましまのタイツはまだ、自前です。
これも合いますよね。

リセちゃんは、みうのブラウスとチュールのペチコートで。
まだ裸足‥
130227_192706
ほとんど体型同じな二人。
でも身長は2センチ違うのかな?
タイツをちゃんと交換しました!

130227_193523靴も交換しましたよ。
どうでしょう~。
リセの脚が長く見えますね。

みうちゃんは小さいね~。

130227_193924「リセさん、脚長くていいなあ、
かっくい~」
「みうちゃん、可愛いわよ~
なんたって♪
小ちゃくて可愛いの、最強!」

「下院議員の死」

レイ・ハリスン「下院議員の死」創元推理文庫

市警察のブラッグ部長刑事とモートン巡査部長のシリーズ、2作目。
1890年頃のシティ。
シティというのはロンドンの中心部で歴史が古く、首都警察(いわゆるスコットランドヤード)とは別な組織になっているんですね。

ブラッグ部長刑事は、たたき上げの40男。
モートンはお屋敷の次男で大学出、見目もよく、スポーツ選手でもあり、なぜ警官を志したのかブラッグはまだ不思議がっています。
上流社会に通じているという特質以外は、お坊ちゃんらしい所もありますが、しだいに頼もしい相棒になりつつある様子。

今回は、警察長からの密命を帯びて、調査に当たる二人。
シティ選出の下院議員サー・ウォルター・グレヴィルが、自宅の階段から落ちて亡くなったのです。
検死官はよかれと思って、内々に事を運んでしまい、後に「あれは本当に事故死だったのだろうか」というカードが送られて来ます。
表沙汰になれば、辞職は免れない。
扱いに不備があったということで、ブラッグとモートンは、実際はどうだったのか詳しい事情を調べる事になります。
警察組織が複雑なので、直属の上司には嫌みを言われつつ。

グレヴィルは、豪勢な館に住んでいました。
未亡人ビアトリスはまだ30ほどの美人で、夫が下院議員になれたのも彼女のおかげというほど評判がいい女性。
当時、週末に泊まりがけで行うパーティが、政治家の重要な付き合いの場だったのです。
モートンは親の開いたパーティの席上で、他ならぬ時の首相ソールズベリー侯爵に、捜査の進展を聞かれます。

死亡前夜、邸には会合のために、数人の有力な男性が集まっていました。
まったく違う職業にも、それぞれ時代色が出ています。
その中の誰かが、舞い戻ったのか…?
意外な関係が、次第に明らかに…

キャサリンという新米女性記者も、登場。
シティ・プレスという地元紙に父親のコネで何とか入り、女性向けの小さいコラムを担当させて貰う。
警察の行動にも疑問を寄せて食いついてくる果敢な女性ですが…?

女性には参政権もなく、そのための運動が始まろうとしている頃。
薄い本なので、そんなに深く追求してはいませんが、読みやすいという点では安心です。
1984年の作品。

アマゾンの書影を出したら、著者名は日本人!翻訳者になっていました。
たまにあるけど‥あんまりじゃない?!?

「雪と珊瑚と」

梨木香歩「雪と珊瑚と」角川書店

離婚した若い女性が、周囲の人に助けられて、店を出す話。
具体的に書き込まれ、運もありますが必然性もあり~なかなかいい感じです。

山野珊瑚は、21歳。
同棲のような結婚。出産は、同じアパートの隣人で助産師養成学校に通っていた那美に、手伝って貰ったのです。
そして、離婚。生後7ヶ月の赤ちゃんの雪を抱え、途方に暮れていました。
まず預けなければ、働くことも出来ません。
さまよっていたら「赤ちゃん、お預かりします」という張り紙を見つけます。
古びた普通の民家に一人で住む中年の女性・藪内くらら。
くららの好意に救われ、背水の陣からの暮らしが、どうにか始まります。

高校を中退したときから勤めていたパン屋に戻ろうとすると、今は歓迎するけれど、実は来年店を閉めると言われます。
親切な店主夫妻なのですが、何か事情があるらしい。

くららは料理上手で、知恵と包容力があります。
尼僧として海外に行ったこともあるという変わった経歴は、少しずつゆっくりとわかってきます。
くららの甥の貴行は農業をやっていて、美味しい野菜を作っていました。
珊瑚は生い立ち故にあまり人に馴染まない方だったが、少しずつ、くららに料理を習っていきます。
くららさんの料理と気配りが何とも素敵なのです。

パン屋「たぬきばやし」で働きながら、仕事帰りで疲れた人に、身体にも心にも優しい料理を作りたいと思い立ちます。
店を出したらいいと助言され、驚愕しますが。起業のために借金する方法があるのですね。
店を出すとはどういう事か教えて貰うために、知り合いの店の手伝いに行くと、何もかも初心者なので、きびしく怒られてしまう。
しかし物件を見に行くと、少し駅からは遠いが、木立に囲まれた雰囲気のある古い家で、すっかり気に入ったのです。
パン屋のバイト仲間・由岐も、積極的に協力。
意外にとんとん拍子に、店の話は進んでいきます。

珊瑚自身は、やはりシングルマザーだった母にネグレクトされて、家に何の食べ物もないまま何日も放っておかれたという育ち。
給食で生き延びていました。
スクールカウンセラーの藤村に思い切ってそのことを訴え、毎朝トーストを食べてから教室に行くようになったのです。
高校に行けたのも彼女のおかげですが、母親は学費を払わないまま連絡が取れなくなったので、中退。
その後は連絡できなかった藤村に、ようやく連絡してみると…

赤ちゃんの雪が、とても可愛い。
子供は無条件にかわいいと思う方ではないんですが、この描写にはやられました。
夜泣きをされて苦しむ珊瑚には、ちょっと同情するけれど。
そういう時期は大変だよね。
わずか1時間、雪のいる部屋の扉を閉めてしまったことに深い罪の意識を抱く珊瑚。
こんな一途な人だから、周りも手助けしたくなる。

パン屋のバイト仲間だったが、珊瑚を嫌っていた美知恵。
後にわざわざ手紙に「あなたが嫌いです」と強い非難を書いてきます。
人に甘えていいのか迷っていた珊瑚は、全否定された思い。

こういう事が起きうるってことは、年の功でわかります。
異質なものがよく思われないことは時々あるけど、きついことをわざわざ言ってくる場合というのは~
言われた側の真実を見ていることは、まずない。言う側の性格やこだわり、コンディションのほうが大きいもの。
ネグレクトされた生い立ちの珊瑚に、ようやく訪れた幸運の方が多かった時期。
こんな人の様子をポーズと思うのがねえ…美知恵は心得違いをしていると思うけど。
おそらく店を見に来て、すごい労働量で苦心もしていることに気づいたら、少しは見方が変わるでしょう。少しは。
言われた側が深く考えた結果、何か成長することもありますよ。
一人で生きてきたのではないと、珊瑚が改めて実感したように。

若い無責任な元夫・泰司が顔を出したり、その両親が孫に会いたいとやって来たり。
行方がわかった母に、会いに行ったことも。
はっきりした結論を出さないまま、珊瑚がなんとなく希望を抱く心境になるのがいいですね。
そして、雪の生命力溢れる言葉。
無敵だなあ!

りっぱな雛人形

130228_185749出先のロビーにあった雛人形です。
とても大きくてゴージャス!

130228_185803とくにお姫様というか~
親王妃がきれいです。
豪華に美しくすることに重きを置いてるので~
時代考証というか?
本来の十二単とは違うと思いますけれど‥

130228_185817親王も品良く美しい~
お内裏様って、親王の披露宴の格好が元なんですよね。

130228_185826
三人官女さんも大きな唐衣で~
華麗ですね~。

130228_185845
こういうの、作りたい‥

130228_185856綿が入っているのかしら?
厚みがあるので、いよいよ立派ですね。
雛人形を検索したら、リカちゃん雛人形ってあるんですね!
最近のはまた色も可愛くて☆素敵‥

「スーパーヒーローの秘密」

シャンナ・スウェンドソン「スーパーヒーローの秘密 ((株)魔法製作所)」創元推理文庫

素敵、素敵!
待望のシリーズ5作目。
ニューヨークに戻っての~魔法合戦のお話。

アメリカでは売れ行きが伸び悩んで発行のめどがたたず、日本で書き下ろし発行されたという。
妹タイプの健全なヒロインと、才能豊かだがシャイな彼氏という設定が、アメリカ人には大人しすぎるのかも?

MSI社に復帰する日、ちょっとドキドキのケイティ。
マーケティング部長に昇進して、独立した部屋を与えられます。
専属秘書の若い女の子パーディタは、そそっかしいけど。

ライバル社のスペルワークスが、しだいに販路を伸ばしている様子。
元社員で、技術を持ち出したイドリスはとらわれの身でしたが、なかなか真相を白状しません。
街頭で魔法を悪用した妙な事件が起こり、現場に何度も駆けつけたオーウェンに思わぬ悪評が立ちます。
オーウェン自身がたくらんだことかも知れない!というのです。

ケイティは元社長のラムジーに違和感を覚えますが、愛想が良く押し出しの立派なラムジーをオーウェン含めて皆信頼している様子。
あまり気の合わなかったキムだけが、同感してくれました。
マーケティング部長としては、ライバル社に対抗するため、大がかりなカスタマーカンファレンスを企画。
その席上が狙われそうな予感をいだきつつ…
オーウェンはかって魔法界で反乱を起こしたモーガン夫婦の遺児で、その血を引いて今再び陰謀を企み、マーリンを狙っていると糾弾されてしまいます。

オーウェン自身、捨て子だったらしく出生は知らない。
里親のイートン夫妻にじかに聞こうとはしないオーウェンを見かねて、ケイティが訪ねていくのです。
じつは親権は魔法評議会にあり、距離を置いて厳しく育てるように命じられていて、あまり愛情を示せば、オーウェンを取り上げられかねなかったのだという。
意を決したグロリア・イートンの威厳におされて、どんどん道が開くのも面白い。

いつものルームメイトや社の仲間達も、にぎやかに参戦。
オーウェンのいろいろな様子と、二人の想いが深まっていく様子も。
満足な読み応えでした。
普通の女の子が意外な才能を生かして頑張るっていうのは、少女漫画的かも。
可愛いロマンス物としても楽しめますが、うぶな二人なので~そういう描写の多いロマンスとしては期待出来ませんけどね。

これでいちおう完結?
でも続きも出ているらしい…♪

「真夏の方程式」

東野圭吾「真夏の方程式」文藝春秋

探偵ガリレオのシリーズ。

玻璃ヶ浦という海辺の田舎町が舞台です。
小学5年の恭平は、両親が忙しい時期、伯母一家の営む緑岩荘に預けられることになりました。
往きの電車でたまたま一緒になった男・湯川学は、意外にも緑岩荘に泊まることに。

川畑成実は、恭平よりは20才近く上の従姉。
海底鉱物資源開発の説明会に、参加しようとしていました。
玻璃ヶ浦の沖合に、希少金属が埋まっているらしい。
玻璃のように美しい海底を持ち、観光で売ろうとしたが上手くいかなくて、もはや寂れかけた町では、歓迎ムードのほうが強いのです。
自然保護の立場の活動をしている成実は、仲間と共に反対派としての出席です。
湯川は専門家として出席していて、賛成でも反対でもない。

泊まり客の男性が行方不明となり、崖から転落しているのが発見されます。
事故で片付きそうになるが、少しずつ不審な点が…
その人物は元警官で、かって逮捕した後に気にかけていた様子だった人間が、その地の出身でした。
過去に何があったのか…?

恭平という男の子を「こんな偏屈な小学生を久しぶりに見た」と言い、何かと実験して見せたり、飽きずに相手をする湯川。
恭平がどこか、湯川の子どもの頃に似ているんじゃないのかな。
「容疑者Xの献身」の事件の後の、湯川の心境をうかがわせるシーンも。
面白く読めましたが、今ひとつ後味が良くないような…
罪と罰の問題が、無理もないと思わせるほど書き込まれていないせいか?
恭平君との関わりは微笑ましく、力強い最後のひと言も素敵です。

外は春一番

130301_1501441日は春一番が吹きました。
うちの猫・みゅんは落ち着かなくて~
お昼ごろ、珍しくニャアニャア鳴き続け!

130301_150103行ったり来たりして、
爪とぎをしたり、
窓のところへつれて行ったり、
ご飯をあげてもまだ何かして欲しそうだったり??

部屋の隅っこに入ってみたり~
うろうろ☆
春になったから落ち着かないのか‥
外の風が強いので、音が気になるのかしら?

130301_150129新しい箱を別な部屋から持ってきて並べてみたけど~
ちょっと匂いをかいだだけで興味を失いました。

ルルちゃんを連れてきて、気を引いてみました。
130301_150042
自転車に乗せたら、さっそく反応。

つついて落とし、わしっとつかんでていますcoldsweats01

130301_150116
ルルちゃん~気にはしているようですheart04

130301_150226でも、やっぱり、外が‥

枝や葉が動くので、出てみたいのか‥

もしかしたら、よその猫が通ったのかもしれません。
うちの近所は猫が少なくて、しかもほとんど室内飼い。
通りかかる猫は、たまに遠くから来た猫か、
ちょっと脱走しちゃった子なので~かなり珍しいんです。

春一番に心騒ぐみゅんでした♪

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