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「ベベ・ベネット、秘密諜報員になりきる」

ローズマリー・マーティン「ベベ・ベネット、秘密諜報員になりきる」創元推理文庫

1964年が舞台のキュートでおしゃれなミステリ。
三部作の完結編です。

ベベ・ベネットは南部生まれのお嬢さん育ち。
ニューヨークで秘書となり、上司のブラッドリー・ウィリアムズに恋します。
前作の終わりで上手くいきそうになりましたが、その後ブラッドリーは態度を豹変、ビジネスライクになります。
気を揉むベベでしたが…

ブラッドリーの大伯父が老舗の<メリーウェザーズ・トイショップ>を買収、今度の勤め先は、ここになりました。
人気のあるキャラクターのピエロに扮している男が実は嫌なヤツで、ベベにセクハラを仕掛けてきます。
この男が殺され、ベベに容疑が…!
ブラッドリーを気にしてついた小さな嘘が、容疑を濃くしてしまいます。

トイショップに勤める面々は変わり者揃いで、ベベが殺したと思いながら、英雄扱いという。
着ぐるみのテディベアや、扮装した海賊や王女様がいる可愛らしい店内なのですが。
旧知のフィネリ刑事は担当ではなく、今度の担当刑事はやたらに強引。
ブラッドリーは弁護士を用意して過保護気味な態度ですが、ベベは捜査の行方を放っておけない。
だって、まだ告白もしていないのに…!

親友でスチュワーデスのダーリーンにバイトとして会社に潜入して貰い、二人で調査を進めます。
ちょうど秘密諜報部員ジェームズ・ボンドが人気を集めている頃。
その真似をして、女の子二人が黒づくめで侵入するという。

ピエロの代役に呼んだ俳優のトムに、嫉妬するブラッドリー。
アル中でホームレスだったハリーが、やっとベベの忠告に従い、別人のようになって現れます。
それすら勘違いするブラッドリー。すでに恋に目がくらんでますね~。

逮捕されたベベを保釈しにパパが飛んできて、故郷に連れ帰ろうとします。
さて?
にぎやかな展開のラブコメタッチ、事件はけっこう大変ですが。
エピローグつき。

あとがきが坂木司。
シュガーボンボンと評しています。
ネタばれし過ぎなので、読む前には最初しか読んじゃダメですよ。

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