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「タラ・ダンカン」

ソフィー・オドゥアン・マミコニアン「タラ・ダンカン 若き魔術師たち」メディアファクトリー

女の子が主人公のファンタジー。2004年発行の本。
YA版では、2011年に、「タラ・ダンカン1」として発行されています。

タラ・ダンカンは12歳。
両親はなく、大きな屋敷で、祖母に育てられました。
自分に不思議な力があることに気づいていますが、幼なじみのファブリス以外には隠しているタラ。
厳しい祖母イザベラは、タラに愛情を示さない人。祖母なりに愛してくれていることは、わからないではなかったのですが。

実はイザベラは「別世界(オートルモンド)」の住人で、地球で優秀な魔法使いになれる人間を見つけるのを仕事にしていました。
だがタラのことは魔法使いにはしないと、タラの親と血の約束をしていたことがわかってきます。
オートルモンドとは、どこでも魔法が見られる惑星。
世話係の女性デリアは、タラを守るために屋敷に住み込んでいたのでした。
老犬マニトゥーが、実は魔法にかかったタラの曾祖父だということもわかります。

ファブリスの父親である伯爵は、じつは地球と別世界を行き来する門の番人でした。
タラの力を狙って味方に引き入れようと現れた奴らに襲われ、倒れてしまった祖母。
地球には、サングラーヴ族と名乗る危険な一統がいたのです。
サングラーヴとは、かって魔力を持たない人間を奴隷にした人物の名。

タラを守るために、別世界に預けることになります。
別世界から迎えに来たのは、シェム先生。
高等魔術評議会の会長でした。
ランコヴィ王国は、人間とドラゴンの王国。
シェム先生は実はドラゴンなので、時々巨大に変身します。
魔法使いの学校には、行方不明のファブリスが先に来ていました。
タラは初級魔術師として修行を始めます。
ほかにも友達が出来て、楽しい冒険が始まります。

ファミリエという存在が、動物の方から選んで共に行動するのですが、タラの場合は、野生のペガサスのギャランに選ばれます。
大きなファミリエの居場所は学校でも別にあるのですが、巨大なペガサスはタラについてきて、門のところで一悶着。
小さくする魔法でポニーぐらいのサイズにして、解決します。

オモワ帝国の宮廷での催しに参加したタラたちは、誘拐されてしまいます。
気がついたときにはサングラーヴの要塞でした。
サングラーヴ族は元は人間の魔法使いですが、ドラゴンと敵対し、悪魔と手を組んで、何かたくらんでいる様子。
悪魔というのは別な惑星群に住んでいる存在で、惑星群にいる間は太陽をエネルギー源としているが、そこを出たら他の生物を食べて生きていくという。
タラたちは脱出できるのか…?!

作者はパリ在住。
一族で15人目の作家だそう。
ドラゴンや悪魔の設定が変わっていて、それがどう展開していくのか?興味をそそられます。
2003年にこのシリーズを発表し始め、フランスではハリー・ポッターに次ぐ売り上げだそうです。

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