フォト

おすすめ本

« かぼちゃのモンブラン | トップページ | おにぎりでランチ »

「霧のむこうのふしぎな町」

柏葉幸子「霧のむこうのふしぎな町」講談社青い鳥文庫

いろいろな版で出ているロングセラー。
有名なシリーズの1作目です。
子どもの頃に読みたかったな~。

大人でも十分、読めますよ。
大人なら、さらっと気楽に。童心に帰って、わくわくと。
楽しい出会いにちょっとした驚きと冒険、経験値が上がる夏休み~心温まります。

小学6年生のリナは、父親に「長野へ行くなら霧の谷へ行けばいい」と勧められます。
駅についても迎えはなく、交番で聞いても今はもう住んでいる人もいないかも知れない、そこへ行く人は珍しいという。
それでも、行ってみると…

山の上に突然現れた不思議な町。
赤やクリーム色のかわいい洋風の家が並ぶ「めちゃくちゃ通り」は、魔法使いの子孫が暮らしている町でした。
ピコット屋敷にたどり着くと、そこは下宿屋。
ピピティ・ピコットという小さなおばあさんに、「はたらかざる者、食うべからず」ときびしく申し渡されるリナ。

屋敷に下宿している住人達は、発明家で気の良いイッちゃん。
掃除や洗濯をしているというキヌさん。
ビヤ樽のように太った名コックのジョン。
そして、ジェントルマンは、金色の毛と緑色の目をした大きな猫。

次々に町の家を訪ねて、そこの手伝いをして働くのは面白い経験でした。
まずは、本屋のナータさんのところ。
おむかいにはトーマスの店があり、口の悪いオウムのバカメがいます。
せともの屋のシッカさんのところでは、店の掃除をして、壺や皿を磨くことに。
その中には、魔法で姿を変えられていた虎も。
これが大人しい虎で、もとはサーカスにいて、タマという名前なのでした。

おもちゃ屋のマンデーさんのところにも。
ここにはサンデーという男の子もいて、タマと仲良くなるのです。
でも、サンデーはお面をつけたきり、はなそうとしない…?

白地に赤い水玉で、ピエロの頭が柄になっているお気に入りの傘。
といった小物も魅力的。
リナの父も子どもの頃に、来たことがあったのだ…
すっかり仲良くなった人たちと、別れの時が来ます。
楽しい思い出を胸に。

宮崎駿さんが影響を受けたというのもよくわかります。
著者は1953年岩手県生まれ。

« かぼちゃのモンブラン | トップページ | おにぎりでランチ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145558/55767182

この記事へのトラックバック一覧です: 「霧のむこうのふしぎな町」:

« かぼちゃのモンブラン | トップページ | おにぎりでランチ »

2018年8月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック